ジャンクの修理

ベース始めたいけど初心者用すら買う金ねえという方、工作技術はあるけど金はねえという方、最早工作スレ化したベーススレ住民のために
続くってか、誰か続けて


ジャンクを探そう!

まずは、ジャンクを探そう、探す場所はリサイクルショップやフリーマーケットなど色々ある。
価格帯はなんと大抵が1万以下、とはいえこっから直すのにお金がかかるかるからホイホイ買っちゃだめだ


ジャンクを見極めよう!

運良く10万円のベースが1万円で売ってた!でも、まだ買っちゃだめだぞ、自分で直せる範囲のジャンクか見極めよう
ジャンクの種類は大抵以下の感じ

アッセンブリ
直すのは簡単、パーツ買ってきて交換するのみでおkだ、ただ問題があるパーツがPUだと交換パーツも高くなるので注意

パーツ
ペグやブリッジのジャンク、これも直すのは簡単で交換するのみ、ただしアッセンブリに比べてパーツが全体的に高いので注意

ネック
捻じれてたりしたら直すのは大変、専門工具がない家で直すのは絶望的、許せる範囲ならば弦高を上げて使うくらいしかない
ロッドの限界の場合は直さずに使えるが、今後ネックが反った時に即ご臨終
たまに知識のないリサイクルショップではロッド調整もせず反りがあるだけでジャンク扱いしているのもある、それは超お買い得だ!
デタッチャブルならネックだけ買って付け替えるって手もあるけどね

フィニッシュ
ジャンクなんかの中には塗装ハゲ、シールなんかがベッタベッタに貼ってあったりするんだ。
音出すのには問題はないけど見た目が悪い、あと塗装は湿気から木材を保護してる意味もあるので余りに剥げてると宜しくないぞ、そんなときは自分好みに外装が変えちゃおう。
リフィニッシュはマジで体力勝負、疲れる、泣ける、失敗すると死にたくなる、リフィニッシュしようと買ったはずなのにレリック加工だと自分に言い聞かせてたなんてザラにあるぞ。
でもなぜかベーススレ民は大好きな加工だ!!!


ジャンクを直そう(アッセンブリ編)

まずはどこが壊れているのかを探そう、音が出ない場合は内部を露出させてバイパスしてどこに問題があるか探していくのが簡単だ
異常にノイズが酷い場合は大抵がアースの問題、これはテスターで断線やハンダ外れを探そう
ノブが効かない場合、ポットかコンデンサ(トーンの場合)の問題、交換しちゃおう
次にパーツ購入、楽器屋で買うのも良いけどせっかく安く手に入れたのに、パーツを楽器屋で買ったんじゃお金がかかって本末転倒だ
じゃあどこで買うかと言うと専門店、下のリンクは自作エフェクターにあった便利なリンクをそのままコピペしただけだけど、多分パッシブの場合使われているのはPU、配線材、ポット、コンデンサ、スイッチくらいのものだからどこでも売ってるはずだ
ここで、必要なものを買い揃えよう
どれ買えばいいか分からないって人は元のパーツを良く見てみよう、情報が書いてある

コンデンサだったら333とか473とか3ケタの数字が書いてあるはずだ、それがコンデンサの容量
読み方は最初の二桁×10の最後の数字の乗数pF
例えば333だったら33×10の3乗pFだから33000pF=0.033μFのコンデンサを買えばおkだ、ほかにJとかKとかMも書いてあるけど誤差表示だから気にしなくておk
ポットだったら250kAやB500みたいに数字+ローマ字が書いてあるはずだ、その場合数字が抵抗数、ローマ字がカーブを表す
読み方は250kAの場合「250kΩでAカーブの可変抵抗」と言う意味だ、M(メガ)とかk(キロ)をちゃんと見逃さないようにな!
買ったら、あとは付け替えるだけ
慣れてきたらこの時に配線材を交換してみたり、ポットやコンデンサの容量を変えてみるのもアリだ。


ジャンクを直そう(リフィニッシュ編)

ジャンクなんかの中には塗装ハゲ、シールなんかがベッタベッタに貼ってあったりするんだ。そんなときは自分好みに外装が変えちゃおう。

用意するもの
  • 根性
  • 忍耐力

用意するといい物
  • サンダー(塗装剥ぎ用。ベルトサンダー、ディスクグラインダー等)
  • 仕上げサンダー(振動タイプとポリッシャみたいなのがあるけど好みで)
  • ボードヤスリ(カッタウェイや横面用)
  • ホットガン(ポリ塗装の場合。ドライヤーでも代用出来るよ!)
  • スクレーパ(ホットガンと併用してポリ剥ぎに)
  • 布ヤスリ#40~240番くらい(紙ヤスリに比べ高価だけどR面に強い)


【塗装剥がし編】
まずは既存の塗装を剥ごう。ボルトオンならネックは取っておいてね!え?スルーネック?知らん

サンダー等で削り剥がす場合
とにかく削ってハゲ。木目が見えてきたら慎重にね。
あとケガに注意。紅葉おろしなんて誰も見たくないよ・・・

ホットガンを使って剥がす場合(ポリ塗装限定)
剥がしたい箇所にホットガンを当ててスクレーパで剥がす。
このとき体によろしくない臭いがしてくるので必ず換気か屋外でやること
あと気にならないようなら熱湯をぶっかけるという手も


【仕上げ編】
塗装がハゲたら(ポリ塗装ならシーラー含めて)仕上げサンダー等でキレイに削る。とにかく地味
仕上がりは自分好みに。妥協するのもよし。鏡面仕上げにするのもよし。
個人でポリ塗装する猛者はこの上からシーラー塗るから妥協してもいいと思うよ
なおオイルフィニッシュはここで出来栄えが左右するからね


【塗装編】
ラッカー塗装の場合
塗料を噴きながら塗りたい所に対して平行に移動させる。5~10回重ね塗りするとキレイに仕上がると思うよ
より詳しい方法はこちらから

オイル仕上げの場合
ワトコオイルやオスモカラーなど使って塗る
刷毛で木目に沿って塗り広げ、15~30分後に余分なオイルをウエス等で拭き取る
より良い仕上げにするためには、濡れた状態のまま280~400程度の耐水ペーパーで研磨して、乾燥後ワックスで仕上げる
ステインなどで着色したい場合はオイルを塗る前に塗っておく。うんこ色になっても知らんけど

ポリ塗装の場合
シーラーを塗って凹凸を無くしてポリエステル塗料を塗る
より詳しい方法はこちら

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最終更新:2012年07月03日 09:39
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