【田舎のトルコ巡り】
第7話)トルコ料理の誘惑

《トルコ旅行記|エルズレム|トラブゾン|イスタンブール》

トルコ料理は世界3大料理のひとつといわれている。見知らぬ土地で未知なる味を堪能するのは何よりも楽しいことだ。でトルコグルメ情報なのだ。

◆ケバブ

シシケバブをはじめとする、トルコを代表するケバブ料理。でっかい串焼きのことだ。薄切りにした肉を重ねて、回転させて焼くドネルケバブ屋が街のあちこちにあって、おいしいそうなにおいが漂ってくる。

単純な串焼き料理だけど、おいしい店を選ぶにはコツがあるという。それは、炭火で焼いていること。最近は電気だかガスだかのドネルも多いらしいが、まだまだ田舎の方は炭火が主力でうれしい限りであったぞ。

ケバブレストラン
ケバブ焼きに挑戦?

ケバブ料理でもうまかったのが、ヨーグルトケバブである。アツアツのケバブにトマトベースのピリ辛ソースがかかり、それに冷たいヨーグルトが添えてある。アツアツとひんやり、濃厚な肉&トマトとすっきりのヨーグルト。この相反する組み合わせが絶妙なのだよ~ん。


◆ピデ

トルコ風ピザパイのことをピデという。イタリアのピザは丸いけど、ピデは舟形に整えて供されるのだ。乳製品が豊富なトルコはチーズもおいしい。ちょっと癖があるけどおいしいチーズがあつあつトローリ。さわやかな香草の香りともに食すとご機嫌なのだ。

ピデ
ピデ


◆幻のドンドルマ

トルコ名物の伸び~るアイス、ドンドルマ。トルコに着いたらぜひ試してみようと思っていたが、、、

ドンドルマ屋(でも伸び~るアイスではなかった)
ドンドルマ屋を見つけたが、、、

イスタンブールの街中を歩いているとすぐにDOMDORMAの看板を見かけた僕。すかさずオーダーしたのだが、、、出てきたものを見て愕然。

「普通のソフトクリームじゃーん」

がっかりである。

そういえばトルコのマクドでドンドルマを売っているとの情報を思い出したので行ってみる。が、メニュー表に映っている写真を見てがっかり。なんか日本のファーストフードで売ってる普通のアイスと同じに見えるのだ。これが本当にあの伸び~るドンドルマなのか?結局不安に思った僕は何も買わずにマクドを後にしてしまった。

その後DOMDORMAの看板を見かけるたびに足を停めたのだが、どう見ても普通のアイスクリームのように見える。

これこそあの伸び~るドンドルマと思ったらイタリア風ジェラートだったり。DOMDORMAとは単にアイスクリームという意味なのかもしれない。ああ幻の伸び~るドンドルマ! どこにあるのだ~!!


◆トルコ菓子

トルコはお菓子野屋がいっぱいある。そのなかでもケーキをシロップ漬にしたような生菓子が豊富だ。くるみやピスタチオなどのナッツの粉をふんだんに練りこんだ生地は味わい深く、チャイによくあう。

ただし、これは小さなやつが1つか2つまでだと大変おいしいのだが、、、

僕が、「これ1つください」 と頼むと、お店の人は「え"~っ!! たった1つだけ」と驚きの表情を決まって見せる。まあ、まわりのトルコ人たちの皿には山のようにお菓子が盛られてるからな~。かくしていつも4~5個は頼むはめになってしまうのだ。

ダイエット中の人には禁断の国であるよ、トルコは。

お菓子売り
お菓子売りのおじさん

(続く)


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最終更新:2012年12月02日 18:34