【初めてのアフリカ-セネガルの旅】
第3話)ついに着いたぞダカール。でも、、、

《セネガル旅行記|ダカール|チエス|エールアフリック》

エールアフリックのゲロ袋
エールアフリックのゲロ袋

1月1日、深夜2:00アビシャン発ダカール行のRK875便はようやく準備が整った。パリからアビシャンまでへは立派なエアバス機だったのだが、このRK875便の機体はスゴイおんぼろだ! なんたって座席のシートのビニールに穴が空いていて、中のスポンジがところどころ見える。こちらは、本当に空飛ぶローカルバスという感じだ。

気流が乱れていたのか、機体がぼろいのか、この飛行機はよく揺れた。浮力がなくなった瞬間を数度感じたのはの気のせいだったのだろうか。となりのアフリカ人も「ヒィー」とか叫んでたけどな。

夜間だ暗い早朝4:00、我がRK875便はようやくダカール国際空港に到着した。予定では30日の22:00に着く予定だから約30時間の遅れだ! 東京からは延べでおよそ70時間かかった。(後であらためて計算してみて自分でもびっくりした!)

バおばちゃんは空港から知り合いが車で迎えに来ていた。そして街中まで送ってくれるという。ありがたい話しだ。アフリカの空港に真夜中に取り残されたらどうしようと実は不安だったのだ。

目当ての宿は満室であったので、バおばちゃんに近くの安い宿を紹介してくれとお願いした。ちょっとバおばちゃんは困った顔をしたが、しょうがないという感じで一件の宿に連れていってくれ、その HOTEL●●●で何やら交渉までしてくれた。そして

 バおばちゃん:「あんた、ホテルで何かあったらココに電話しなさい。あたしのケータイだよ」
 僕     :「うん、メルシー」
 バおばちゃん:「じゃ気をつけてね、じゃあね。」

バおばちゃん、いい人だったなぁ。

さぁてチェックインするかとフロントに行くと

なんだこのホテルは!!!

朝の6:00だというのに、妙に人の出入りが激しい。しかも決まって男女カップルで、女性のほうはいかにもその道のプロって感じがプンプン。「あんた、ホテルで何かあったらココに電話しなさい。」とは、そういうことだったのか!

フロントで手続きをする間にも、ネーチャンがこっちを見て「サヴァ?(元気)」と誘いかける。しかし長旅で疲れた僕にはもはや宿を変える気力など到底ない。昼まで泥のように眠った。

さて、これから僕はどうなってしまうのだろうか?

一見まともなHOTEL●●●なのだが、、、
昼間は一見まともに見えるHOTEL●●●なのだが、、、

(続く)


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最終更新:2016年08月27日 16:21