都立高校の推薦入試対策(高校受験・高校入試 > 面接)

 

 都立高校の推薦入試で勝つ!

   人気校は10倍にもなる超激戦の都立高校推薦入試を徹底攻略


■平均倍率3.3倍 大部分の生徒が落ちる都立の推薦入試

都立高校入試は大きく分けて推薦入試と一般入試の二種類があります。一般入試が学力試験と内申点により合否が決まるのに対して、推薦入試は調査書と面接で合否が決まります。推薦入試は内申点の比重が大きく、内申点の基準が市販の高校入試ガイドに掲載されている点よりも低いと、合格の確率は極めて低いと考えなければなりません。

平均倍率は3.3倍程度で、3人に1人以上が不合格となります。人気校では5倍から最大で10倍もの高倍率です。推薦入試を受けるにあたって最も大切なことは、落ちて当たり前、受かったらラッキー程度の気持ちでいるべきだということです。推薦入試は「宝くじ」です。宝くじで外れたからといって、落ち込む必要はまったくありません。一般入試で合格すればいいのです。

  

■難関校を中心に小論文を課す学校がある

難関校を中心に、小論文や作文を推薦入試で課す学校も少なくありません。難関校の小論文や作文は、高度な思考力、記述力が要求されます。例えば、都立西高校の作文問題では、「海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、けっしてすぐれた探検家ではない。」 という哲学者ベーコンの言葉に対して、あなたが感じたり思ったりすることを六百字以内で述べなさい、というものでした。この内容を50分以内に書くのには、高度な力が要求されます。他にも、都立国立高校では黄金比を作らせる問題を出したり、学校によって中身は多種多様です。

  

■内申点が基準未満なら受験しないのが得策 落ちたショックを引きずる子も

小論文や作文を課している学校であっても、やはり推薦入試は内申点が最も重要です。内申点が基準未満なら、どんなに面接や小論文を頑張っても、合格することはできません。例えば、日比谷高校や都立西高校、都立国立高校のような都立トップ校は、素内申45の受験生ですら多くが落ちます。ましてや、素内申44以下の生徒はほとんど合格しません。都立トップ校志望者で素内申43以下の受験生は、推薦入試は受けずに、その分の時間を一般入試に向けた勉強に割いたほうが得策でしょう。また、女の子に多いのが、推薦入試に落ちたショックを一般入試にまで引きずってしまう子です。明らかに合格できないと分かっていても、受験すると「もしかしたら合格できるかも」という淡い期待をしてしまいがちです。そうした期待を少しでもしてしまうと、不合格と分かった後のショックは大きくなります。推薦入試を安易に受けるべきでないもうひとつの理由でもあります。

 

■スポーツ推薦や文化推薦は実技重視が多い

一般の推薦入試のほかに、都立高校には「文化・スポーツ等特別推薦」という推薦があります。野球部、サッカー部、吹奏楽部といった部活動推薦が中心で、実技試験を課す学校が多いようです。強豪校のスポーツ推薦や文化推薦は、非常に倍率の高い争いとなります。例えば、東久留米総合高校のサッカー推薦、片倉高校の吹奏楽推薦などは激戦です。自分の特技を活かして高校に入りたい受験生は、検討してみるといいでしょう。

 

■自己PRカードの無料添削を受付中! (2011年度入試限定)

都立高校の推薦入試では、「自己PRカード」を書いて提出しなければなりません。自己PRカードは、面接の質問材料にもなるなど、推薦入試にとても大切なものです。2011年度の都立高校受験生を限定に、自己PRカードの無料添削を実施しています。無料ですから、簡単な添削にすぎませんが、「自分の書いた自己PRカードに不安がある」などという人は、ぜひ添削依頼の申し込みをしてみてください。志望高校で聞かれた面接質問と共に返信をいたします。

 → 無料添削依頼フォームに飛ぶ

※注意事項…1.完成した形で提出してください 2.合格を保証するものではありません

 

■都立高校推薦入試対策のおすすめ書籍

以下の「高校受験面接ブック」がおすすめです。面接の基本パターン、よく聞かれる面接の質問例とその答え方や、

都立推薦入試で重要な自己PR書の書き方が詳しく掲載されています。

 

首都圏版 推薦入試/一般入試高校受験面接ブック

 

 

 

 

 

 

よく聞かれる!都立高校入試の面接質問一覧

以下に紹介するのは、都立高校の推薦入試における面接で頻繁に尋ねられる質問内容です。

質問は無限にありますから、全てを事前練習することは不可能ですが、頻繁に聞かれる質問は、

あらかじめ答えをある程度考えておいたほうが良いでしょう。

 

1.本校を志望した理由を教えてください。 (超頻出)

2.将来の夢を教えてください。 (超頻出)

3.あなたの出身中学校を紹介してください。

4.担任の先生はどのような方ですか。

5.自宅から本校までどのように来ましたか。

6.希望する大学や学部があれば教えてください。 (進学校に多い)

7.本校のイメージを教えてください。

8.文化祭には行きましたか。

9.説明会には行きましたか。

10.本校のほかに悩んだ高校はありますか。

11.得意科目を教えてください。 (超頻出)

12.苦手科目を教えてください。 (超頻出)

13.修学旅行はどこへ行きましたか。

14.○○部(あなたの所属していた部活)に所属して何を得ましたか。

15.本校に入学して入りたい部活動はありますか。 (超頻出)

16.あなたの長所を教えてください。

17.あなたの短所を教えてください。

18.最近読んだ本とその感想を教えてください。

19.最近興味を持ったニュースを教えてください。

 

※番外編 難問・奇問

1. 時間とお金と自由があったら、あなたはどこで何をしたいですか。

2.もし明日、地球が滅びるとしたら、あなたは最後の時間に何をしますか。

 難関校ほど、答えるのが難しい質問が出されます。 

 

最終更新:2011年01月16日 01:21