東京都立墨田川高等学校
概要
1921年創立の府立七中を前身とする伝統校です。進学指導重視型単位制高校として、大学受験への面倒見の良い学校として知られています。1年生から特進クラスが設置されるほか、英語数学と国語は1~2学年で少人数の習熟度別授業編成です。3年になると「基礎」「演習」「発展」に分かれた選択科目の中から、現在の学力や希望進路などに応じて選択します。選択科目には大学受験のための演習講座も多く、夏期には数多くの補習講習を実施していて、「予備校いらずの高校」として有名です。3年次の選択科目は、同一の科目でも複数の教員の中から選ぶことができる制度となっており、自分に合った好きな先生の授業を取ることが可能です。また、学力不振者のための補習のみならず、学力トップ層10人向けの特別講習も開始して、「下位層をつくらない」「上位層をさらに伸ばす」教育を実践しています。土曜日授業の実施や、7時間目に入試対策演習も実施しています。ドイツ語やフランス語も履修可能。部活動では、水泳部が東京を代表する強豪校として有名で、2010年はインターハイに出場。2種目で全国優勝を成し遂げ、全国屈指の水泳部強豪校として名声を高めています。ほかにボート同好会や吹奏楽部も盛んです。
偏差値 58 特進クラス 62 (都立高校最新偏差値ランキング)
ミニ情報 予備校いらず 面倒見が良い 特進クラス 水泳部が強い 吹奏楽部が強い
入試対策
・都立入試対策おすすめ英語問題集 ・都立入試対策おすすめ英単語帳・英熟語帳
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<都立専門家の視点 学校事情と将来の展望>
「予備校いらず」の代表格的存在 面倒見の良さは特筆 大学進学実績も向上のお買い得校
かなりのお買い得校である。その理由は、立地や自校作成問題を実施していることから、あまり倍率が高くなっていないからである。大学受験に熱心な都立校は多くあるが、その中でも特に大学進学に力を入れていて、入学後に学力が伸びる学校だ。MARCHクラスの合格実績や中堅の国公立大合格者の増加が著しい。進学指導重視型単位制であり、先生の数が他校より多いうえ、公募制により優秀な教員を選抜して配置している。英語、数学、国語での少人数による習熟度別授業など、きめ細かい教育に定評がある。部活動や行事も盛ん。特に水泳部はすごい結果を残している。テレビ番組にも多数出演。本気で水泳部で頑張りたいという生徒にはおすすめだ。墨田川高校といったら体育祭の応援合戦が有名。その盛り上がりは地元では有名だ。
墨田川高校には「特進クラス」が1年次から2クラス設置される。特進クラスは放課後の英語と数学の特別講座が必修となり、通常授業内容も進学指導重点校負けないハイレベルな内容となる。宿題なども多く大変だが、難関大学現役合格を本気で目指すならこれ以上ない最高の環境となるはずだ。墨田川高校の特進クラスに入るには、一般入試の合格発表直後にある選抜試験に合格する必要がある。この選抜試験の合格圏内の偏差値が62くらいとなる。偏差値60以上の高校受験生も、墨田川高校の特進クラスを志望校にぜひ検討してみるといいだろう。なお、万が一特進クラスが不合格であっても、一般クラスで成績上位を維持すれば、2年次から特進クラスに入ることができる。また、一般クラスも大学入試を意識したレベルの高い内容であるから、上位大学進学に十分対応する授業となる。
墨田川高校外部リンク
・新宿高校,国分寺高校,墨田川高校 進学重視型単位制の進学実績が伸びる