都立戸山高校

東京都立戸山高等学校


概要

  府立四中を前身とする名門校です。深井鑑一郎校長の尽力以来、都立屈指の進学校としての地位を確立しています。「理数の戸山」といわれるほど、理数教育に力を入れていて、文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されています。理数系の課外講座は東京で最も充実しており、1年生で「探求基礎」という科目で科学的手法の基礎を学び、2年以降には隣の早稲田大学などと提携した実験や、ハワイの天文台訪問、磯の生物観察など、机上の学習を超えた勉強をすることができます。完成したばかりの新校舎は最新設備を持っており、東京で最も充実した実験設備を持つ高校として有名です。進学指導重点校の指定以来、大学受験にも非常に熱心に取り組んでおり、夏期講習では100講座をはるかに超える受験対策講座を開き、ほとんどの生徒が予備校代わりに利用しています。教員は公募制により合格した者のみを配置しており、著名教諭も多く在籍しています。予備校へ通わなくても、最難関大へ現役合格できる環境が整っているようです。私服通学校であり、自主自立の校風のもと、部活動や行事、生徒会活動も非常に盛んです。行事では、3年生が映画を制作することで有名な戸山祭や、新宿高校との球技試合である新宿戦などが知られています。東京大学への合格者が大きく伸びており、2015年は進学指導重点校以後最多の、東大に11名が合格しました。


偏差値  71  

ミニ情報 校舎が綺麗 駅から近い 予備校いらず 面倒見が良い 部活盛ん 行事盛ん 冷暖房完備 理系に強い

お得な情報戸山高校が第一志望の受験生におすすめの併願校、都立田園調布高校の魅力 第二志望も都立高校で経済的負担を減らそう!


■厳選!戸山高校受験対策 お勧め問題集・参考書

 ※戸山高校は都立準トップ校であり、日比谷や西といった都立トップ校と入試難易度が近いため、特別な応用・発展   

  問題対策が必要です。上記の紹介応用問題集をおすすめします。


<都立専門家の視点 2015~2016年学校事情と将来の展望>

2015年 東大11名合格で完全復活した名門高 

 都立ではトップ校(日比谷・西・国立)に次ぐ進学校。一時期は低迷して東大3~4名にまで減ったが、高校1年次から難関大学合格に向けた夏期講習を充実させるなどの学校改革が成功。2015年は、ついに重点校以後で最多の11名もの東大合格者数を輩出。国公立医学部にも強く、都立トップ校に負けない合格者を出している。学校側も医学部受験には自信を持っていて、医学部合格講座も実施している。高校受験から受かるノウハウを持っている数少ない学校だ。

私大は早稲田大学志向がかなり強い。これは、近隣に早稲田大学理工学部キャンパスがあり、早稲田大学との提携が非常に盛んであることが要因。指定校推薦も早稲田大だけで8名も枠がある。最近では、早慶附属を蹴って戸山入学も増えている。入学者学力は年々伸びており、さらなる躍進は確実だ。


外部リンク

戸山高校公式サイト

 

 

 

最終更新:2015年05月26日 02:53