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2007/05/29 肝に銘じよう

ttp://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070320/ent070320001.htm
からの引用らしい(現在は観覧不可)
こないだ出たこういう記事
ゲームについては、ぼくは異論がある。アニメや漫画は感動をもたらすけれど、ゲームは、お金だけ持っていって、子供の時間奪ってますね。その人生にプラスアルファがない。宮崎さんとか他のアニメ見て、人生変わったという人はいると思います。心ふるえるほどの感動とか、ゲームは若干難しい。ビジネスとしてはいいかもしれないが、恨みをもたれる。かつてのエコノミックアニマルのコンテンツ番みたいにね。敬意も払ってくれない
素晴らしい言葉だ。この言葉をオレたちはぜひ肝に銘じよう。
オレ等が人生を削るようにして作っているものは、こんなクズみたいな野郎に舐められているのだ。その現実を噛みしめよう。こいつら皆殺しだ。
何年かかってもいい、こんなクズ野郎に絶対に舐められることのないモノを作ろう。敬意とか人生のプラスアルファとか知ったことじゃないが、オナニーや銭儲けだけでは終わらない、ガキから小銭を巻き上げるだけの中身のある、本当にいいモノを作ろう

2007/05/29 そういえば

ZARDの松岡さんが昨日に自殺されてましたね。お悔やみ申し上げます。
農林族として数々の名曲を世に送り出したわけはないだろう!てめえ!ぶち殺すぞ!

2007/05/31 どこに行くんだR-TYPE

今度のR-TYPEはPSPで横画面ヘックスシミュレーションだそうな。こないだのR-TYPEファイナルもいい加減微妙なゲームだったが、いったいアイレムに何があったんだろう。

海物語で儲かりすぎたから節税対策なんだろうか。それとも開発者はそういうのが好きで好きでたまらないマニアなのか。「コスミックウォーズ」とか「GUNばれ!ゲーム天国」とか「ファミコン版源平討魔伝」とかの。
R-TYPEの根本的な魅力は、どう考えたって「よくできたシューティング」であることだし、その部分を改変して、キャラや世界観で客を呼べるほどの一般性もないと思うんだが。
なによりいい気がしないのは、制作者の姿勢に、オリジナルに対しての理解もリスペクトもあまり感じられないことだ。他人のふんどしで相撲を取るのはそもそも恥だし、どうしてもそういうことがやりたいなら、扱いはきちんとして、倍にも立派にしてから持ち主に返さないと恥の上塗りというものだろう自分も何度か同じようなことをしでかしてしまったので、自戒の意味を込めて言うのだけど。
実はこれまでのR-TYPEを超えるようなもの凄い傑作で、遊びもせずに批判してるこのオレをギャフンと言わせてくれるといいんだけどな。絵はなんかきれいだし。まあ、オレはオレのできることをやるよ。

2007/05/31 3Dにおけるゲーム性

3Dにおけるゲーム性というのが、だいたい
●鉄砲持って走り回る
●刀をぶんぶん振り回す
●実質的に2Dとして扱っている
…あたりに固まってしまうのは、3Dでは画面内の状況全体をうまく把握できないという問題に尽きると思う。

要は、2Dでは表現上の制約上もあって「図」だったものが「絵」になってしまったので、迫力が出たはいいけど、パッと見よくわからなくなってしまったのだ。
たとえば、「ファイナルファイト」や「ゴールデンアックス」の醍醐味だった「複数の敵を相手にした近接戦闘」というのが3Dではなかなかゲームにならない。「間合い」「軸合わせ」みたいな、わかりやすいルールの明示ができないからだ。これでムリにファイナルファイトをやると、攻撃は当たらないわ、よけられないわで、まずプレイヤーは怒る。そうなると結局、走り回って刀をぶんぶん振り回すしかなくなるのだが、ご存じの通り、これはそのうち飽きる。迫力は勝るけど、ゲームのやりとりは2Dよりかえって退化しているからだ。
ゲームを3Dで作ると言うことは、煎じつめるとカメラをどう扱うか、それをインターフェイスとどう絡めるかという話になる。これは、酔っぱらいのおっちゃんが一目見てルールが理解できた「ポン」に比べると、要求スキルが初手からものすごく高い。誰でも遊べるモノを、となると最初に挙げた三種類くらいしかムリだというのが正直なところだろう。
これ以上複雑にしたら客は逃げるばかりだし、このままでも先はない。3Dを豪華に見せるたびに金ばかりかかる。こういう爆弾を抱えたような状況でゲームを作り続けるというのは、結構ヤバい。「サンダーバード」で成功したのに、「キャプテンスカーレット」でドツボにはまったジェリー・アンダーソン的というか。「ウルトラ」に対する「MJ」というか。なるほどそりゃ脳トレに流れるだろう。
ゲームというのは、できるだけルールが単純でわかりやすく、しかも奥が深い方がいいという鉄則がある
表現においての3Dというのは確かに強みだけど。ゲームと3Dは基本的に相性が悪いと言うことは憶えておいて損はない。

2007/06/01 悟り

最近朝起きたりメシを食ってたりのたびに、なんだかいろいろ悟りを開いちゃってもう大変。そういうお年頃なのかしら。

こういうものをこそ、まさに生悟りというんだろうけど、そもそも悟りに生もドライもなかろう。少なくとも禅寺に座禅で渇とかやってても悟りなんかあるわけないこともなんとなく悟った。ヤバい。オレ仏陀かもしんない(もうダメだ)

2007/06/02 ニコニコ動画のセガガガ関連

まさかこんな形で見られると思わなかったのでちょっとビックリ
内容の確認のためにDC起動しなくて済むので正直助かる。

ラストのオマケなので、当時はほとんど見てもらえなかったR-720もようやく陽の目を見たようで何より。モゲタンとお姉さんは最後の一話が抜けてるな。まあ見て興味を持った人はアマゾンで購入してオレの黒いアフィリエイト計画を成就させてくれ。攻略本もあるよ。

2007/06/03 買い物

ヨドバシでテラステーションの2テラと、PS2のメタルスラッグコンプリートを買った

というかテラステーションのポイントでメタスラ買ったのだが。HS-DH2.0TGL/R5、2テラで99800の21%ポイント還元!えれえ安いが大丈夫なのか。これでねんがんのアイスソードじゃないデータの一元化を画策中。
メタルスラッグの方は、これまで手を出してなかった6をいきなり無限クレジットでクリアして死ぬ。なんかトレマーズ4みたいな煮詰まり具合になってるなあ。後半面の作業感がキツい。6本入りで助かった。
つーか4以降は普通いらんよな。このゲーム、アーケードで100円かっぱぐのが目的だからウリのドット芸を見てると死にまくるのだが、そこらへんを一切面倒見ないシステムのままでストレスが溜まる。もう残機制とか武器ロストとかいらないと思うんだが
ともあれ、1~3のためだけにでも買う価値はあるよ。パッケが高荷義之先生だし。

2007/06/06 萌とマスターチーフ

外人には萌が理解できない。
瞳が顔面建坪率70%を超える美少女キャラクターにビビビと来るというのが想像もつかず、何がいいんだかまったくわからないそうだ。
一方でマスターチーフという人がいる。米制ゲーム「ヘイロー」の主人公で、全身緑のバイク便ドライバーみたいな人だ。日本人にとっては、どう見ても「イー」とか叫びながら五人ほどまとめてライダーに蹴り殺されるようなザコキャラにしか見えないのだが、外人は奴が好きで好きでたまらないらしい。あれこそ最高のキャラクターというものであり、ビビビと来るのであり、萌えというモノがもしもこの世にあるのなら、それはこういうものなのかもしれないとすらいう。
絶対に違うと思うが反論する気力もない。やっぱ肉食ってるやつらは違う。

2007/06/07 さらにニコニ動画

アトムハートまでアップされてる!誰だか知らないがありがとう。
こういう風に役立つとは予想外だった

2007/06/09 ミニマリズム

以前から思うのだが、ファミ通やアスキーの連載マンガはすごい。

雑誌におけるマンガの意義を、あそこまでギリギリに極め尽くした例はほとんど絶無なのではないか。一種のミニマリズムというか、スーパーの刺身の上に乗ってるタンポポみたいというか。まあ、マンガ以外もほぼそんな内容なんだけどな

2007/06/10 ゲームが舐められるのは

ゲームが舐められるのは、インタラクティブという特性上、内容がプレイヤーの幇間的なものに終始しがちという問題がある。要は甘ったるく、薄っぺらいのだ

あたりまえだが、自分の努力に対するリターンがないと、プレイヤーは怒る。社会を告発する映画というのはあるけど、社会を告発するゲームというのはありえない。
ゲームの描いているのは、実はあくまでプレイヤーに対するリターンであって、世界やその状況なんてのは、単なるその風味付けだからだ。これは、どっかのお偉いさんのバカ息子を主役に据えて、無理やり撮ってる映画みたいなものだ。手取り足取り、ご機嫌を取って「演じていただく」のだ。バカ息子を満足させることはできるかもしれないが、作品をマトモに仕上げることは至難のワザだ。
だけど、忘れちゃいけないのは、別にバカ息子に罪はないということだ。
プレイヤーというのは確かに無知で怠惰で傲慢で甘ったれで、どうしようもないヤツだけど、彼らにしたって、乏しい小遣いの中から決して安くはない(ゴメンな)ゲーム代をひねり出し、大事な自分の時間と引き替えに遊ぶゲームのその中に、安っぽい作り物でない感動や、学校では教えてくれないある種の真実や、人生を変えられるような衝撃を求めているはずなのだ。
ぼくらがいつのまにか、手段と目的を取り違えて、勝手に幇間になってしまったのだ。ゲームを通じて伝えたい何かのためにこそ、プレイヤーのご機嫌を取っていたはずなのに、楽にプレイヤーのご機嫌を取ることが目的になってしまったのだ。こんなものは舐められて当然だ
白黒時代の黒澤映画が何よりカッコいいのは、まず娯楽として最高のレベルにあることだ。そして決してそこに堕していないことだ。客は娯楽性以外、会社は収益性以外のことをまったく求めてないから、後の部分はただの作り手の意地だ。
その意地を見せてこそ、はじめて世間に舐められずに済むのだ。

2007/06/22 大日本人とゲド戦記

どちらも見てないし、今後も見る予定もないけど、はっきりクズだろう。

だが、こんなクズで十分、というか、今求められているのは、むしろこうしたクズなのだということをよく教えてくれる。そこに気づいた奴は偉い。
映画だと思えば腹が立つが、カニカマがカニを堕落させたと怒る奴はいないだろうし。

2007/07/20 マイベスト

よく「あの映画の、あのマンガの、あんな感じでやってくれ!」という言い方をする。
こればっかりだと模倣しか生まれない、そこで相手に「ああ、あれね」とピンと来てもらえることがモノ作ってると大事だ。基礎教養というか。

表現したいものの「マイベスト」を脳にストックしておくクセがつく。マイベスト斬撃エフェクト「斬鉄剣の透過光」とか。マイベスト派手な攻撃「達人のサンダーレーザー」とか。
あんまり役に立たないのもある
マイベストしらばっくれ「聖闘士星矢のドルバル教主」とか。イベストたくらみ「東周英雄伝の楚の恵王」とか。(両方とも実際見てみたまえ、すげえぞ)いつかあんなふうに、激しくしらばっくれたり、たくらんだりするキャラクターを登場させてみたいものだ。
いや知らんけどどっかに。

2007/08/04 TAMAYOラヴ

最近

河本圭代

が気になってたまらぬ。

ゲームミュージックの名手だ、昔から好きだったアレスの翼、大魔界村、さらにレイフォース、レイストームも実はTAMAYOの仕業と最近知って仰天。アレスの翼のネームエントリーには腰が抜けたのだよ。
レイフォースすげえよな、今聞いても泣ける。あれはシューティングへの挽歌だろう。最近なにやってるんだTAMAYO、さっさと引っ越しとかやってる場合じゃないだろう
あれはMIYOKOだっけ。

2007/08/25 大本営発表

最近のファミ通がますますすごい。

きっと彼らなりの志を持って、ゲーム業界を景気づけたいんだろうなあと思う。きっといろんなしがらみがあるんだろうなあ、と思うと気の毒でならない。
作り手を大切にする、というのは大事な姿勢だが、言葉を変えれば、買い手は大切にしない、ということだ。客商売で客をナメたらどうなるか、ツケはそのうち必ず払わされると思うのだけど、客だってどうせロクなもんじゃないし、客を持ち上げてどうなったかは、「ゲーム批評」の末路とかで明らかだ。もう確信犯的にやってるのだろう。
あと三年くらいして、いよいよ業界が斜陽化してたら「ゲームを買わないのは非国民」とかやってくれるんじゃあるまいか。期待したい。

2007/10/01 適当な主張

昔から「やばい!サツだ!ずらかれ!」とか「へっへっへっ、こいつは最高のヤクだぜ」とか、実生活で使ってみたいのだがとんとご縁がない。

福田内閣が福祉に力を入れると言うことであれば、一般家庭にもっと警察のスパイを紛れ込ませ、もっと麻薬を流通させるべきではなかろうか。早急な対応が望まれる。

2007/10/09 その本のことは、知ってはいました。

正直に言うと、書店で探し出して買おうと思って手には取ったのですが、ぱらぱらとめくってみてやめました。●根さんがうっかり儲かって、オレより幸せになったりしたら妬ましいからです。ちくしょう、うまくやりやがって。

ところで、世の中にゲームについて書かれた本は数多くありますが、どれもこれも、どうもピンときません。唯一、●村さんが書かれているものは、よくわかります。単純な話、●村さんの書くものだけが政治的に正しいからです。
今、ゲーム業界の内側から外に向けて、いろいろなことを発言していかなければならないタイミングだと思ってはいました。ただ、それはあくまでも業界の政治的判断に基づいた、適切な内容でなければなりません。日本のゲーム業界の未来はあくまで明るく、勝利は目前です。
もちろんPS3も断じて失敗などしておらず、あれはあくまで戦略的転進と言うべきなのです。悪質なデマゴーグで大衆を惑わせようとする者などは、敵性分子であり、ゲーム非国民と誹られるべきです。
皆さんも、こんな汚らわしい本は即座にうち捨て、ゲームを愛する者にとって唯一ピンとくる●村先生の著作を精読するべきであると思います。
 ●根さん=多根清史氏…ゲーム雑誌「Continue」のデスク。
 ●村さん=浜村弘一氏…エンターブレインの社長でゲーム雑誌「ファミ通」の元編集長

元ネタ(2007/10/19)

2007-10-09 09:00 その本は、買いもしませんでした 電撃PlayStation編集長 倉西誠一
プレステ3はなぜ失敗したのか?
GameTSUTAYA Blog(10月1日)

その本のことは、知ってはいました。正直に言うと、書店で探し出して買おうと思って手には取ったのですが、ぱらぱらとめくってみてやめました。これは電撃PlayStationの編集長の読む本ではないなと、これは根拠もなく、直感したのでやめました。ちなみに、僕個人としても、その本を読む義理も必要も感じませんでした。
本当はこんな記事をブログにアップするのもどうかと思ったのですが、まぁ、どうでも。世の中に、ゲームについて書かれた本は数多くありますが、どうも、どれもこれもピンときません。攻略本を別として、読み物は圧倒的になんかこう、実感がわきません。唯一、浜村弘一さんが書かれているものは、よくわかります。単純な話、同じような職業的な経験を持っている後進として、理解できるということです。
こういうことを言うとあれなんですが、ゲームについて書くことは、この業界にいない人にはなかなか難しいことだと思います。失礼のないように、でも申し上げますが、生まれた時からゲームに触れていたとか、そういう年代でもない限り、通常の出版業界で言うところのフリーランスのライターさんにも、なかなか書けない題材だと思います。もう10年くらい、題材としてはあきらめてみませんか? と、思わず提案したくなります。

ただ、今、ゲーム業界の内側から外に向けて、いろいろなことを発言していかなければならないタイミングだと思ってはいました。そしてそんなことを思っていたところで、最近、浜村さんが2冊の本を上梓されました。ばたばたしていて時間がなく、まだ読んでいませんが、近いうちに読ませていただこうと思っています。ゲーム「業界」に興味のある方はぜひ、どうぞ。
あ、僕が出そうとしている本はあれですよ、「モンスターハンターポータブル2nd」についてだけ書いている本ですからw 楽しい(のか?)読み物です、はい。

2008/01/19 私はあなたがたに

私はあなたがたに、新しい星を見せよう。
地上の泥濘や黄金ではなく、
また天にあってすでに死んだ星や、その偶像でもなく、
虚無と偽りのその向こうに、なおも輝くものを見せよう。
あなたがたには、我々には、高く仰ぎ見るものが必要だから。

たぶん大体合ってる意訳(2008/01/19)

メガドラSTGのVC化計画、打ち切られそうってマジかよ。まだまだ予算を懐に入れたりないっつーの。と言ってもこのままじゃヤベェな。何とか企画を続行させる案を…。
ん?そういえば、去年ブロークン何とかがちょっとした騒動になってたな。サンダーフォース信者共が大量に釣られたらしいが…。
…待てよ?同人であんだけ盛り上がるって事は、セガから正式にサンダーフォースの続編発売って事になったら、もっと釣れるんじゃね?いやいや、サンダーフォースだけでなく、他の死に掛けタイトルも餌にすれば…。名前の使用許諾だけ受けて後は適当に開発を済ませれば、高い版権量払ってVC化するよりもかなり安上がり……。シューター共は死に掛けタイトルの続編出したってだけで喜ぶだろうから、開発費抜いて散々な出来になっても叩かれにくいに違いない……。上手く事が運べば高利益で会社からも高評価、しかも俺はシューティングを復権させた救世主として祭り上げられる………。
ケケケ、これだ。素晴らし過ぎる計画じゃねぇか!待ってろよお前ら。もうすぐVCなんて偶像でない、新しい星を見せてやるよ。俺様の手による新作という輝かしい星をな。

2008/02/08 偽りの旗のもとに

クズとバカの泥沼の中に(それすら崇高な)
オレは修羅だ。
やるのだ。
逃避でも欺瞞でもやるのだ。
やれなかった奴の分は、やるのだ。

たぶん大体合ってる意訳(2008/02/08)

俺様のシューティング復権プロジェクト、考えれば考える程に素晴らしい企画だな。クズでバカなシューター共が俺を神と崇める様が目に浮かぶぜ。
それもこれも、BROKEN THUNDERでヘマをやらかしたFNAGが身を挺してヒントになってくれたおかげだな。ま、安心しろFNAG。お前らのやれなかった分も俺がしっかりとやり遂げてやるよケケケケ。やってやるぜケケケケ。

2008/03/01 金曜ロードショー「パニッシャー」

あまりのデキに「オレの二時間を返せ!」とか騒ぎになってるようだが、おまえら甘すぎる。
オレはE3の時、ロサンゼルスのユニバーサルスタジオで、わざわざ見ちまったぞ!
映画館爆破しようかと思った。

2008/03/15 魂斗羅デュアルスピリッツ

よくできてる。てめえら買え

真やネオでピンとこなかったヤツも安心していい。ちゃんと魂斗羅だ。

一発死にで難しいけど、魂斗羅って昔からこんなもんだし。海外開発っぽいけど、描き込まれた「わかってる」ドット絵も好印象。DSならではのムリヤリな二画面演出もバカっぽくて「魂斗羅感」満点
サウンドも一生懸命雰囲気を取り入れてる、でもちょっと腰が引けてるかな。欲を言えばグラディウスジェネレーションの1、2面みたいな新解釈のコナミ節が聞きたかったところ。(まあ十分なレベルなので、贅沢な願いだけど。サントラは当然押さえろよな)オマケでNES版の魂斗羅、スーパー魂斗羅も遊べるらしいよ。
ところで…オレにだけでいいから、30人モードのコマンドを教えてくれ。コンシューマ魂斗羅ったらやっぱあれだろう。イージーの10人では足りん
あの、弾幕を避けずに屍の山を乗り越えていくテキトープレイがいいんだよ。中国共産党軍みたいな物量作戦でゲームバランスが破壊されてく感じがたまらんのだよ。あと、コンティニューがBGM鳴り終わらないと選べないのはなぜかしら?
ともあれ2D最高!

2008/03/21 恐竜はなぜ鳥に進化したのか。

いろいろあってついにPS3を購入した、40Gの黒。
とりあえず「ラチェット&クランク」とか「アンチャーテッド」とか「デビルメイクライ4」とかの体験版をダウンロードして、今さらながら瞠目する。なんという豪華フルコース、満艦飾、大艦巨砲主義。絵といい音といい、実にすげえ。ここまでやるかという感じ。
だが、これはおそらく進化の袋小路だ。どう考えてもこの路線を続けたらほとんどの国内ゲームメーカーは、早晩採算が合わなくなるだろう。これだけ肥大化したゲームを支えるだけの市場は、おそらくもう日本にはないから。日本では、一部の例外を除いてゲームはどんどん売れなくなってきている。海外ではまだマシな状況だが、外人はもう日本製のゲームをそれほど欲しがらない。
今読みかけの「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」という本をちょっと思い出した。

大気中の酸素濃度の変化が、生物に大絶滅や進化をもたらすという骨子だが、これは今のゲーム業界にも、いろんな意味で当てはめられるのでないか。
ゲームは、つまるところ「流行りモノ」だ。だが流行は永遠には続かない。いつかは終わる。ことに国内ではそのようだ。それによって日本のゲーム産業を恐竜のように肥大化させ、豊かな多様性をもたらしていた市場が、つまり酸素がなくなってきたのだ。
任天堂のWiiや脳トレ系DSゲームが売れているのを見て、まだまだゲームも安泰と思う人も多いだろうが、あれは鳥なのだ。きわめて希薄な酸素(ユーザー需要)という厳しい環境に適応するため、新しく進化した別種の商品であって、我々とは違う種族なのだ。
任天堂のゲームだけが売れて、他が売れないのは、そういうわけだ。これからますますそうなるだろう。その根本的な部分を理解しない限り、我々はそのうち恐竜のように滅ぶしかないのかもしれない。自分は鳥になりたいとは思わないし、むしろあえて最後まで恐竜でありたいと思うが

2008/04/06 未来少年コナン

30年記念DVDが狂ったようにお買い得だったので&PS3のDVDアプコンを試したかったので、20年ぶりくらいに通しで見る。大切なものは逆に軽々しく見返さない主義なのでな。
やっぱすげえなこの気迫と志。オレ何やってるんだろう。次に見るのは20年後とかだろうか。その時までにはもうちょっと何かモノになってるといいんだが

2008/04/26 島耕作とのらくろ

とうとう島耕作が社長になったそうな。これが戦後における立身出世譚の代表例、つーか「のらくろ」だろう。

違いは、軍部に睨まれ結局大尉で終わった「のらくろ」に比べ、島耕作は世間を味方に最後までうまく立ち回ったことだ。
バブルの勢いでアメリカのエンタテインメントに手を出し、その後は中国やインドに進出、サムソンの魔の手から救い出したシャープと松下を合併させた原発推進派。この経歴、普通の会社だと五回くらいクビが飛んでると思うが。すべてコネと下半身関係で切り抜けてきた手腕はさすがとしかいいようがない。これと「釣りバカ」の浜ちゃんが、現代ニッポン中年サラリーマンの理想像らしい。
犬コロまんがの「のらくろ」の方に、遙かに人間的な深みを見るのはどういうわけだろう。

2008/05/05 ドリフトとビブラート

マリオカートwiiを買った。何がいいって付属ハンドルのガジェット感だろう。誰の心の中にもある「自動車ごっこ」の体現で、見てると笑える脱力モノのシンプルな構造といい、意外な質感の高さといい、あれだけで買う価値はある。
だがマニュアルドリフトがわからん。自爆しまくる。ボタンでアサインされたせいか、かえって混乱する。親切にオートドリフトも搭載されてるんだけど、それじゃ世界の強豪を相手に勝負できないッ!勝負になってないけど気にしないッ!ハンドル回しながらアイテム使いながらドリフトってムリ。この曲芸的操作感はバイオリンのビブラートといい勝負だろう。
世界中のクソガキがこんな超絶技巧を使いこなしているのが信じられん。憎い、悔しい、みんな死ね。「まさし」とか「さとる」とか、テメエらみんな小学生だろう。いつまで起きてるんだ。勉強しろ。親と学校にチクってやる

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最終更新:2013年04月21日 17:06