ソードワールド2.0で遊んでみよう！
なんだかよっし～がS=W2.0で遊んだことがないらしいので、やってみようということになった。
え？時間がない？どういうことよそれ。明日は熊コン45です？そーですね。
早く仕事を終わらせれば遊べるじゃないの。頑張りなさい。
ということでやってみました。キャラメイクにも一時間半近くかかっているのは…愛嬌だろ、多分。
「旅の途中で困っている人がいたら助けてあげましょう」プレイ日：2009.09.12
NPC紹介
メノリ…息子をさらわれて泣いている赤毛美人。26歳くらい。
マシュー…生贄にさらわれてしまった6歳の男の子。赤毛。
あらすじ紹介
何回か冒険を共にこなした四人は、仕事と冒険を求めて、今度はアリーナという街を目指して旅路の途中だった。街道を行くと、目の前に農村らしき建物群が見えてくる。
ヲニオン「ほ～ら、あれがアリーナだよ。3000人くらいが住むここらへんで一番大きい街だよ（笑）」
GM「…。他の人はセージで知力チェック。ない人は素の目（2D6そのままのこと）で」
ラーマ「わ～、すご～い！あれがアリーナかぁ（笑）」←つまり失敗
いきなり何をしてくれているんだか。出目の悪かったラーマはすっかり信じ込んでいます。さて、もうそろそろ村の敷地内だろうと言う所で、村娘風の赤毛の美人が茂みから飛び出してきます。どうやら腕に怪我をしているみたいですね。
美人／GM「ああっ！貴方達は冒険者ですか？助けてください！息子が…息子が！」
全員「…（苦笑）」
美人／GM「息子がさらわれてしまったんです！ああっこのままじゃ魔族の生贄にされてしまいます！！」
ラーマ「まあ、落ち着いて…サニティ＆キュア・ウーンズ」
赤毛美人メノリの話では、6歳の息子マシューが、大型の魔族と人間サイズの魔族にさらわれてしまったという。向かった方角はアリーナへの街道を少し東にそれた先にある森だそうだ。つい先ほどの出来事で、今救出に向かえば助かるかもしれないであろう状況だ。
冒険者達はというと…戸惑っていた。何しろ、助けてくれとは言うものの、報酬が約束できないというからだ。以下、やり取りの一部。
メノリ／GM「お金は…少ししかありません。差し上げられるものといえば、野菜とか、冬に売るための薪とかしか…」
冒険者達「…（苦笑）」
ヲニオン「この村に、水場はありますか？」
メノリ／GM「？はい、井戸がありますし、旅人が水を補給できるようになっています」
ヲニオン「じゃあ、もう行こうか」
トリー「そうですね。アリーナに行かなくちゃ」
メノリ／GM「ええええ、そんな！ああ、マシュー！どうしてこんな事に！！（泣き崩れる）」
そんなやり取りの後…
マシュ「えっと、この村に宿はありますか？」
メノリ／GM「いくらでもお泊めします！ですからマシューを助けてください！」
こうして、冒険者達はマシュー君救出に乗り出したのだった。
GM「メノリさんは皆さんの方を心配そうに見送ってくれますよ」
森にたどり着いた一行は、レンジャー技能がないため（キャラメイク時に進言はしたんですが）、平目で森を調べつつ、先へ先へと進んでいきます。一応アリーナへの街道に近い方を選びながらの進行になりました。途中、ラーマが地上から2メートルの高さの枝がへし折れていることなどを発見しつつ、やがて洞窟にたどり着きました。ラーマをはじめとして、皆で足跡追跡を試す。
ラーマ「足跡追跡～コロコロ」←注：戦士
GM「大きい足跡と人間サイズの足跡がありますね」
洞窟は人間が一人なら余裕では入れるような幅で、高さはかなりありました。森の中ですが陽が入り込んでおり、2～3メートルは見ることが出来ます。通路はまだ先が続いていそうですが、見ることは出来ません。
（ヲニオン「さっき足跡追跡で騒いじゃったから聞き耳…はないなぁ」）
マシュ「私には暗視があるので、見えませんか？」
GM「はい、マシュにはもう少し先まで見えます。しかし、まっすぐなわけではないのでそんなに先までは見えませんね」
マシュ「みんな、行こうか？（笑）」
ヲニオン「行きましょうか。あ、自分はナイトメアであることを隠しているので、見えるフリをしています（エルフには暗視があるが、エルフのナイトメアには暗視がない）」
トリー「待ってください、私には見えませんので明かりをつけますわ」
ラーマ「見えませーん（笑）」
明りをつけて進んでいく。すると、10ｍほど行った先は突き当たりになっており、両開きで木製の大きな扉がある。扉の大きさは通路の幅と高さとほぼ同じである。
ヲニオン「罠を調べます。コロコロ」
罠を調べると、扉の前に落とし穴があることが分かった。落とし穴の大きさは、横幅は通路とほぼ同じ、縦は扉に接した距離から3メートルほど。落とし穴のどの辺も通路から5センチメートルの余裕がある。落とし穴は巧妙に隠してあったが、中央から縦に二つに割れて落とし穴内部に蓋が納まるようになっていた。ただし、この蓋はスカウトなら外すことができそうだ。
蓋を外し、中を確認すると、落とし穴は3メートルの深さがあり、金属製のスパイクが落とし穴の床を覆っている。
冒険者達「（相談中）」
トリー「壁を探って落とし穴の開閉スイッチを探します」
GM「（なるほど）穴に落ちますよ？」
トリー「やっぱり隊列は重要ですよね、近づきません（笑）」←注：コンジャラー
ラーマ「このスパイクを武器でなんとか出来ませんか？」
GM「打撃武器があれば」
ラーマ「…フォース！（笑）」
GM「（発想は良かったんだが）無理ですね」
ヲニオン「やっぱり体当たりしかないのかー（ため息）」
申し訳ないですが今回はそんな罠です。しかし、ここで大幅に時間を使うことになり、GMは冷や冷やでした。まさかこんなに悩むとは…。罠がいつでも解除できるとは限らないのですよ。
ちなみに、扉の向こう側に落とし穴の蓋を固定する装置があり、敵は全て向こうにいるため落とし穴の罠は発動可能な状態です。敵の総数も分かりませんが、時にはあえて危険を冒すことも必要なのです。
そうして、リーダーであるマシュが落とし穴を跳んで、扉に体当たりしてぶち破るという作戦になりました。次にスカウトのヲニオン、ラーマ、トリーの順です。
マシュ「跳びます～。コロコロ」
GM「はい。木製の扉は体当たりで開き、マシュは向こう側の床にぺったんとたどり着きます」
そこは半径10メートルの円形の部屋で、扉の反対側に奥に続く通路が見えます。
GM「マシュ、スカウトで判定を。（…失敗、と）」
部屋の中には人影は見えず、何の音も聞こえないようです。
ヲニオン「じゃあ、次ぎ跳びまーす…むぎゅっ」
GM「むぎゅ？」
ヲニオン「マシュの上に着地しまーす」
マシュ「えっ？」
GM「は？（何を言い出すんだ）…まず跳び越えられたか敏捷で判定、そのあとマシュの上に乗るためにバランスが取れるか敏捷で判定」
ヲニオン「コロコロ～跳び越えた。コロコロ～あ、1ゾロ！」
GM「じゃあ、穴に落ちた（笑）」
天罰覿面（笑）ダメージを受けてもらいます。
GM「ヲニオン、スカウトで判定を。（こちらの達成値は…コロコロ）」
ヲニオン「（コロコロ）成功」
GM「では、奥に向かって右側の壁に巧妙に隠されたへこみがあり、そこに人間サイズの誰かが1人隠れていることに気が付きました」
ヲニオン「気がつかなかったフリをします。その上で、こう…ヤツに背中を向けて、ヤツ見られないように手でマシュに合図を送ります」
GM「了解。マシュに合図を送ることが出来ます」
マシュ「教えられた方に、自然に見えるように近づきます」
トリー「その間に早く跳び越えます」
（GM「実は隠れていても、あまり意味は無い（笑）ここで仕掛けましょう」）
ここで戦闘開始を宣言。
＜先制判定＞でPL側の勝利。距離を詰められます。
隠れていたのはスカウト・ソーサラーだったので、4人に、真語魔法スリープを＜魔法拡大／数＞でかけました。結果はマシュ以外全員成功。そして、奥の通路から出てきたのはオーガとゴブリンが一体ずつ…。行動は終わり。
次の冒険者ターン。マシュを起こし、まずはスカウトを倒そうとする。
最終更新：2009年09月26日 01:27
