+ | 2009年度 |
2009年度受賞作品
大賞 推薦者-さーりゃん
「ハイパーオリンピックインアトランタ」(PS1)
栄えある第1回目の大賞に見事輝いたのは
ハイパーオリンピックシリーズより パイパーオリンピックインアトランタとなった。 この作品は100メートル競走、やり投、ハンマー投、 走高跳、110メートルハードル、走幅跳の6種目で記録を競い 優勝を目指すゲームである。
このゲームの特徴としてまずあげるのはその操作性だろう。
驚くべきことにこのゲームで使うボタンは □または○のRUNボタンと△または×のJUMPボタンの2種類のみである。 6種目と多彩な種目があるがどの種目も基本的には RUNボタン連打とJUMPボタンをタイミングよく押すだけの 殆ど同じシンプルなシステムとなっており、やりこんだあかつきには 指が腱鞘炎を起こすこと必至であるため注意が必要だろう。 しかしただボタンを連打すればよいだけではなく、 JUMPボタンによるタイミングが非常にシビアでもある。 これにより我々は何度もコンティニューを余儀なくされたが、 タダの連打ゲーでは無いと大きな評価を生んだ。
その他にもPS1を生かした美麗な3Dグラフィックスが
このゲームをよく盛り上げている。 さらにストーリーは無いに等しく、またどの国の選手を選んでも 性能に全く変わりは無いなど、細かい配慮も忘れていない。 我々は今後、このゲームがたとえ50円で売られていたとしても 決して買わないだろう。
もし不運にもこのゲームを手にしてしまったら
カラス除けかフリスビーにでも使った方が堅実だろう。 決してPSにディスクをセットしプレイしてはならない。
ノミネート作品 推薦者-亀
「キングスフィールド2」(PS1)
亀「クソゲーじゃねーから!神ゲーだから!」
開始直後に前進し、水死したゲームである。 何を言ってるかわからねーかもしれねぇが(ry
結局メモリーカードが無ければセーブできずに
いくら進んでも再開すると最初からだったのが敗因だったのかもしれない。 |
+ | 2010年度 春の陣 |
2010年度春受賞作品
大賞 推薦者-蓄電
「剣豪ZERO」(Xbox360)
不作だった第2受賞作品は剣豪シリーズより
Xbox360で剣豪ZEROとなった。
360だから大丈夫!だがそんな甘えは通用しない。
次世代ゲーム機にもクソゲーの魔の手は忍び寄っていたのである。 Amazonのレビューではその数何と驚きの★1個半!!
剣豪ZEROとはプレイヤーが歴史上の有名剣豪となり、
それぞれの宿命を追い求め、物語を進めて行く。 また歴史上剣を交えない人物同士の戦闘など、 "もしも"のストーリー展開がこのゲームをさらに盛り上げる。
まずこのゲームはとても不親切である。
ストーリーモードではそれぞれの剣豪ごとにストーリーがあり、 ステージをクリアするごとに操作キャラを強化していけるのだが、 途中、チュートリアルや操作説明などは一切ナシ。 会話が始まりすぐ敵との戦闘になる。
説明書は基本動作や簡単すぎる説明しか書かれておらず、
ギリギリ説明書と呼べるかどうかレベル。 そのページ数はなんと驚きの17ページ!ペラペラである。 しかも説明書に載っているにもかかわらず連続攻撃や 溜め攻撃などのいわゆる派生攻撃は最初から使えず、 ステージをクリアし自らカスタマイズしなければならない。 (その説明すら載っていない)
これらの親切っぷりから我々は自分でゲームを
開拓するという新たな楽しみを発見できた。 また雑魚として登場する敵が異様に多いにもかかわらず だんだん強くなり、1ステージ目の中ボスですら操作キャラと 同じくらいのHPになる。(難しいだと1.5倍くらい)
雑魚を斬って行く爽快感は無いに等しく、
1人の雑魚に構っていると、別の敵から容赦ない攻撃が飛んでくる。 剣術とか関係ない、もはや数の暴力である。 そのため雑魚を一人にするべくひたすらフィールドを走り周ること必至だ。 またボス戦ではHPは引き継がれ、ワンコンボで斬殺されることもしばしば。
そんなどこまでもプレイヤーに面白みを与えないこのゲームだが、
唯一オフライン対戦のみ無駄に深い読み合いが白熱させた。 しかしキャラにより攻撃の発生が早かったり、リーチが長い、短い、 対戦でも即死攻撃が可能とバランスは疑問の余地が残る。
きわめつけにはロードが終了しないバグが頻発し、
唯一の楽しみの対戦モードがオフライン専用。 オンラインはなんと育てたAI同士を 戦わせプレイヤーは見るだけという始末。 実績解除のためとオフライン対戦をする仲間がおり、 300円くらいで売っていらのなら買っても良いかもしれないがお勧めはできない。 (我々が数時間検証した内で獲得できた実績は0であった)
ノミネート作品1 推薦者-亀
「モビルスーツガンダム」(PS1)
定価180円でさらに30%OFFで購入したゲーム。
パッケージ裏にはゲーム内のスクリーンショットなど一切なく、 購入時点でクソゲー臭がぷんぷんしていたが 実際プレイすると何の説明も無しに 戦場にガンダム単機で駆り出され戦闘が開始する。
操作はFPSに近いがなんと自身は移動出来ず、
360度、もの凄い速度で前進、後退しながら 飛び回るザクたちをビームライフル1丁で撃墜しなければならない。 当てにくいのはもちろん、いやにザクが硬く多い。 さらに移動できないので敵の攻撃を回避することは困難を極める。 撃たれる前に撃つしかないのだ。 偉い人は言った「あたらなければどうということはない」
またアナログスティックに非対応なためあらかじめアナログを切って
おかなければ操作を全く受け付けない。
「機動戦士ガンダム0079」と間違えて購入してしまったがため
大賞にはいたらなかったと噂されている。
このゲームは我々に「ニュータイプは伊達じゃない!」
ということを伝えたかったのかもしれない。
ノミネート作品2 推薦者-さーりゃん
「X-FIRE」(PS2)
SUSHI-BOMBERのクソゲーハンターさーりゃんが発見したTPSゲーム。
安さとクロスファイアと言う某オンラインFPSと 同じ名前という理由から候補にあがった。
定価200円という安さがいかにもクソゲー臭を漂わせていたが、
実際にプレイしてみるとそれほどゲームとしてはクソではなくむしろ普通であった。
普通すぎるが故に笑いの瞬発力に欠けたのが敗因か。
唯一のクソゲー性としてPS2作品なのに グラフィックがなぜかニンテンドー64並であったことくらいか。 そのせいでヒロインがつるつるの蝋人形のように見える。
ノミネート作品3 推薦者-SUSHI-BOMBER一同
「Tales of Reverse」(PC)
PC版RPGツクールで作製されたゲームでジャンルは「君と吐き散らかすRPG」
(バン○イナ○コの君と生まれ変わる某RPGとはまったくの無関係である) 本作品はジャンル通りゲロをテーマにしたまさにクソゲーで、 作品の特徴はやはりゲロである。
戦闘はターン制のサイドビュー方式を採用しドット絵のキャラクター
敵味方問わず全員が攻撃をするたびにゲロを吐き散らす。 さらに攻撃を受けるたびにも吐き散らかす。
また今作独自のシステムとしてゲロゲージなるものがある。
このゲージは攻撃や敵の攻撃を受けると微量上昇し、 最大まで溜まるとゲージを全て消費して秘奥技を放てる。 この秘奥技はどれも攻撃力が高く、派手なグラフィックのゲロ攻撃で、 より一層ゲームに爽快感が生まれること必至だ。 このゲージは宿屋に泊まったり、回復アイテム(食べ物)を使ったり、 戦闘後に作れる料理を食べたりすることによりに素早くゲージを溜めることができる。
ゲージの呼び方としてG(ゲロ)ゲージとGG(ゲロゲロ)ゲージの2通りがあるが、
公式解答としてどちらでも良いとのこと。 これだけのクソゲーだが敗因はやはりこのゲームが作製されていないということである。 |
+ | 2010年度 夏の陣 |
2010年度夏受賞作品
大賞 推薦者-なし
No title
ついに前回の春の陣に続き不作だった2010年度夏の陣。
不作続きの中、クソゲーアワード選考委員会のメンバー達は健闘したが なんと今回は全ての作品が予選落ちという凄まじい結果となった。 クソゲーアワード史上初の出来事である。 今回メンバー達が推薦した作品たちはどれもかなりのクソゲーだが いずれも「インパクトやネタ性に欠ける」というのが最大の要因であった。 我々としては非常に残念なことであるが、 大賞作品を発見できなかったことをバネにするとともに これからのクソゲーのあり方を見つめなおすきっかけになればと考えている。 SUSHI-BOMBERクソゲーアワード審査委員会会長 涅槃
ノミネート作品1 推薦者-USK
「魁!!クロマティ高校」(PS2)
キャラゲーはクソゲーの定説を覆すかと期待して購入した一品。
ゲームとしてはテンポの遅いボードゲームで キャラゲーだけにクロマティのことを知らないとあまり楽しめない。 プレイヤーは8人の野球部員を集めて個性勝負をしたりお金を溜めたりする。 そしてクソゲーかどうかと言えば普通につまらないゲームだった。 悪い点として、せっかくのクロマティなのにギャグ要素が薄く ゲームとしても面白くない、盛り上がりに欠けるゲームであった。
ノミネート作品2 推薦者-涅槃
「決めろ!!ヒーロー学園~英雄に真実(こたえ)なし~」(PS)
プレイヤーは私立ヒーロー学園の新たな進路指導教員となるところから始まり、
個性豊かな(なぜか作中でこの表現をやけに押してくる)5人の キャラクターを指導し、 指導の内容や多くの選択肢から5人のキャラクターをそれぞれ 「善」や「悪」の道へと導いてゆくゲームである。
プレイ前からそのパッケージとタイトル、
そしてその独特なキャラデザからかなりのツワモノで大賞確実かと思われたが 結局単調な育成シミュレーションで開始早々あまりの作業ゲー過ぎたのが敗因。
しかしメインイベントは意外にも豪華フルボイス仕様である!
が背景はかなり適当でそのクオリティの低さがうかがえる。 ロード画面は毎回ランダムでキャラクターの立ち絵が表示されるのだが 90年代のキャラをPCの壁紙にしたようなシュールな絵である。 そのシュールさ故か一部の審査員からかなりの笑いを取れたが、 それだけでは大賞には至らず。 我々に見た目と価格だけではクソゲーは計り知れないことを 改めて教えてくれた作品であった。 隼人「なんだよ そんな言い方ってないだろ!」
ノミネート作品3 推薦者-さーりゃん
「金田一少年の事件簿2~地獄遊園殺人事件~」(PS)
さとうふみやの代表作、金田一少年の事件簿のゲーム。
キャラゲー=クソゲーの法則というのがあり、このゲームもまたそびえたつクソであった。 金田一少年の事件簿はアニメ化されているが、声優陣がアニメとゲームとで違い(明智警視だけ同じ)、アニメを見たことがある人にとっては違和感がある作品であろう。
オープニングは長いアニメから始まる。アニメの出来はそこそこだ。しかし我々の目的はゲームである。開始数分で涅槃氏は「ゲームを買って来たのにアニメを見ていた。な…何を言ってるのかわからねーと思うが…」と動揺を隠せない様子だった。
長いオープニングが終わるとノベルゲーム方式でゲームが始まった。 このゲームは遊園地を舞台としているが、小手調べと言わんばかりに遊園地につく前に殺人現場に出くわし、推理をするハメになった。 クソ相手だと油断し、適当に解答していたらどうやら間違えてしまっていたようだ。しかしここでの推理は間違っていてもよかったようで物語は普通に進行した。大丈夫なのだろうかこのゲームは・・・。
デモンストレーションが終わりいよいよ遊園地に到着。
各登場キャラとあいさつをすまし、遊園地を見てまわることになった。 この時、このゲーム最大の盛り上がりを見せることになるとは誰も思いもしなかった。 画面が変わり、FPS視点の粗いポリゴンの画面が映った。 十字キーを押すとゆっくりと前進。思わず私は顔に手を当て「やられた!」と思ってしまった。 そう、去年の悪夢。キングスフィールド2の再来であった。 このゲームの探偵パートでは移動はキングスフィールド2のように移動しなければならないようだ。しかもマップは広大。これはかなり骨が折れる作業になるであろう。 ここまでメンバーはこのゲームがどんな実力なのかはかりかねていたが、 皆はここでクソであると認識したようだ。 他のメンバーはここでお腹いっぱいだった様子。だが私は引かなかった。
操作を確認するため色んなボタンを押してみた。どうやらLRボタンで前を向いたままサイドに移動できるようだ。
振り向く速度が異様に遅いので、この移動を多用していたところUSK氏の笑いのツボにハマってしまったらしく、爆笑していた。
さて、いまさらだが、このゲームの大まかなやることは遊園地内で起こる殺人事件、それと同時に並行して1時間ごとに爆発する爆弾事件の2つを相手にしなければならない。
爆弾はいくつかあるらしいのだが、最後の爆弾だけ規模が大きく、遊園地まるまる吹き飛ばす威力らしい。途中の爆弾は阻止できない模様。 正直殺人事件だけでいいと思のだが、おそらく時間制限を設けたかったのだろう。
肝心のシナリオはというと、これは実際にプレイして確かめてみてほしい。
決してレビューを書くのが面倒になったわけではない。ただ最後までプレイしてないだけだ。 ただ言わせてもらうとこれをやるぐらいなら逆転裁判をやった方が確実に面白いということだ。
最後にこのゲームの評価だが、皆の心をつかむようなインパクトはあった。だがしかし、つかんで離さないような持続性のあるものではなかったところが、このゲームの残念なところではないだろうか。
ノミネート作品4 推薦者-蓄電
「フローティングランナー7つの水晶の物語」(PS)
今の時代さほど珍しくも無い3Dアクションゲーム。
しかしこの作品が出たのはナント1996年1月で、初代PSが発売したのが1994年12月。 どれだけ初期の作品かがお分かり頂けるだろう。 技術というのは一般的に時を経てより良いものへと進化を遂げてゆく。 しかしこれだけ初期の作品、しかも90年代中期の3Dポリゴンとなるとまだ黎明期といった印象を受ける。
さて細かくチェックしていこう。
まず目を引くのはそのゲーム画面だ。 特筆すべきは見下ろし型アクションにしては見づらいカメラワーク。 このせいでこのゲームの難易度がかなり高くなっているといっても過言ではないだろう。当然だがカメラの視点移動は出来ない。 もはや当たり前かもしれないが、グラフィックに関しては絶望的だ。 そのゲーム画面はSSの初代バーチャファイターを思い出させてくれる。
そして敵の耐久度である。
このゲームの敵への攻撃方法は、銃を撃つか踏みつけるかの2択である。 普通ステージ1では敵の耐久度も低く設定されているはずなのだが、銃で撃っても中々倒せない。 あまつさえ踏みつけた方が簡単に倒せる始末。これでは銃攻撃が浮かばれない。 しかも2人のキャラクターをゲーム開始時に選べるのだが、キャラクターの差異は無い。
最後に操作性だ。
なんとこの手のアクションゲームでバイオハザード方式を強要させられる。 要するに、↑前進、↓後退、←左旋回、→右旋回 である。 前述のカメラと合わさり、このゲームの難易度が破滅的に上昇している。 フラストレーションが溜まること請け合いだ。
その他にも、
など、完全不親切設計とはまさにこのことであると言わんばかりの仕様である。
そして最後に悔やまれるのはこのゲームのメーカーがエクシングという点だ。
なんとこの会社、カラオケで有名なJOYSOUNDを手がける一流企業なのだ。 あの会社なのにこのゲーム。これを黒歴史と言わずにになんと言えるだろうか。
このような負の遺産は、出来れば我々の胸にしまい、二度と世に出ぬようにしたいものである。
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+ | 20XX年度 |
2010年度夏受賞作品
大賞 推薦者-推薦者名
タイトル名
説明文
ノミネート作品1 推薦者-推薦者名
「タイトル名」(ハード名) 説明文 |