『Forest of Doom』 Play Report 第一回(D) - 初心者の初心者による初心者のためのＤ＆Ｄの会in東京

『Forest of Doom』Play Report written by でみ

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先日、初の初心者会におよばれしてゆーじＤＭのd20FFの運命の森を遊んできました。

用意したキャラは1lvのノーム幻術士。種族本の「天性の悪戯者」も習得して呪文回数は一日４回とちょっと多め。
私の経験だとd20FFシリーズは戦闘多いから、これくらいの方が向いてるでしょう。

PC作成

初心者会は１０時開始。まずはＤＭの自己紹介から始まります。
…あのー、うちの卓はＤＭいないんですが？(笑）
ゆーじさんは仕事が忙しくて爆睡したらしく、１３時まで遅刻しました(密告）

• 久々に顔面から血の気が引く音を聞きました。

まぁ、元々午前中はＰＣ作成の予定だったので特に実害はなかったのですが。
できたキャラはこんな感じでした。

• 一撃離脱持ちファイター。
• 精密射撃持ちローグ。
• ハーフエルフレンジャー。
• 欺きと旅のクレリック
• ノームの幻術士

パーティバランスも考えた良いチームだなー。

チュートリアル

セッションは、まずルールの確認を兼ねた簡単な戦闘から始まりました。

１ＬＶパーティにたいしてゴブリンが数匹登場。
あぁ、なるほど。余裕で倒せる敵を出してルールの確認をするのか。丁寧だなー。
あれ、でも、初期配置が２倍移動でも届かない位置のような？

ＤＭ｢では距離をつめてきたＰＣの内、クレリックに向かってクロスボウで集中攻撃。
　　　２０で当たりで１６が当たるならクリティカル。
　　　その後、移動アクションで下がって距離を保ちます｣

• クロスボウを撃ったんじゃなくて、ジャベリンを投げたんですよ。

クレリック｢クリティカルはしない。あと１で当たって倒れる所だった｣

ＤＭ｢また、左翼からはゴブリン達の伏兵が登場。ローグを狙います｣
ここで待機行動を実演しましょう。ローグの反対側に仲間のゴブリンが来たら挟撃状態で攻撃します。

･･･なんて訓練されたゴブリン達なんだ(笑）ゆーじさん、殺る気だな（ぉ
チュートリアルとナメてましたが慌てて頑張りました(笑）

• 野外遭遇で伏兵は常道でしょう。最初に戦端が開かれた反対側から後背を突くのです。

導入

運命の森のシナリオは、瀕死のドワーフを拾う所から話が始まります。

ドワーフ｢ドワーフの王国の正統な継承者を証明する斧を取られてしまった。
　　　　　儂の代わりに取り戻してはくれないか？｣

ゲームブックらしいベタな導入だけどこれは引き受けざるをえまい。
一応、ノームらしいロールプレイしておくか。

ノーム｢べ、別にドワーフなんかに興味ないけど、その斧は面白そうね！｣
(実際のセッション風景とは異なります(笑))

ヤズトロモと会う

とりあえず手掛かりもないので、この森の管理をしている魔法使いを訪ねることに。
まずはドワーフから預かった地図を開いて見る。

• でっかく円が書いてあって「森」と書かれてる。
• 「魔法使いの塔の名前」が端に書いてあるが場所も道も書いてない。

早い話、森のどっかに魔法使いがいる、と。　役にたたーん！(笑）
なんとなくあのドワーフが斧を取り返せない理由が分かったよ。

そんなこんなで魔法使いに会う。
問答無用でポーションを売られそうになるのを断って、ドワーフのために助力を頼むと意外にすんなり協力してくれる。
おかしいなー、絶対無体な事言うと思ったんだが(笑）

魔法使い曰く、斧を盗んだイーグルライダーは森の上空でカラスに襲われて転落。
その後、斧は別々のゴブリン族がに分割して持ち去ったとか。
むー、二度手間になるが両方取り返さないと駄目だなー。

その他、このレンジャーの家があることも聞いたけど、まずは現場に行ってみることに。

グワーム(カラス)と遭遇

道の途中、「金貨くれ」となくカラスにあった。曰く。

• 魔法使いの塔に盗みに入ったらカラスにされた。
• 金貨３０枚貯めないと人に戻れない。
• うちには残された嫁と子供たちが･･･。
• 田舎には年老いた母が帰りを待っていて･･･。

どんどんウソ臭くなる話にひとしきり笑う(笑）

カラス｢という訳で金貨くれー｣
クレリック｢はい。どうぞ(１枚渡す)｣
カラス｢もう一枚金貨くれー。
クレリック｢はい。どうぞ(１枚渡す)｣
カラス｢更に金貨くれー。
クレリック｢はい。どうぞ(１枚渡す)｣
カラス｢更に金貨くれー。
クレリック｢はい。どうぞ(１枚渡す)｣
カラス＆一同｢・・・え？(笑）｣

あまりにも素直なクレリックに驚く我々。
うーむ、単に金貨渡すだけでは、これ以上フラグは立たなそうだな（観察中
その間にレンジャーが、こそっとカラスの背後に回ってがばっと捕まえる(笑）

そのまま説得して「危ない時は逃げて良い。探索が成功したら金貨３０枚」という条件で同行させることになる。
別に戦力にはならないけど、面白そうな奴だから良し(笑）

先行偵察

その後、怪しげな直径３ｍの虫の穴、如何にもトロールが住んでそうな穴などを発見するが、
ローグ＆レンジャーの先行偵察部隊のおかげで悉く回避する(笑）
どうせ酷い敵しかいないだろうと偵察出来るＰＣにしたのが正解だったね。
先行偵察はロマンだ。

• 折角見つけたんだから奇襲とかしましょうよぉー。つまんないですよー。

運命のスォーム戦

先行偵察の結果、目的地の手前に川があり、そこには蜂の群れがいる事が分かる。
いやいや、1Lv相手にスォームかよ！(笑）
まぁ、でもでちまった物は仕方ない。

• 1Lvパーティー相手にCR4のスウォームはヒドイですよねｗ

知識判定の結果、斬などが無効なのと”わずらわせる”は分かったし、たぶん毒もってるので、ガチで相手をするのは結構辛い。
どうせ先もまだ長いからリソースを温存するためにも何とかやり過ごしたい。
つっても、どうせ他の方法で川を渡ろうとしても碌でも無い仕掛けがあるだろう。

うーん。まぁ幻術でおびき出してその間に駆け抜けるか。
意志セーブも高くないだろうし、巣もあるから遠くまで追ってもこないだろう。
いきなり意志セーブ通されたら仕方ないから、ガチで殴るって事で。
あぁ、スォームにやられてどうしようもなかったら河に飛び込むと逃げられると思う。
河の中も禄な物いないだろうけど。

• いい読みです

作戦実行。しかし…

各自、鎧を脱ぐなどして移動力を確保し（どうせ”わずらわせる”にはＡＣ関係ないし）、殴打武器を構えて準備ＯＫ。

ノームの幻術は期待どおりの結果を発揮し、スォームをきっちりおびき出せた。
おっしゃー、今だ！　この間に駆け抜けろ！

と、走ったのですが。

ＤＭ｢あ、橋に乗りました？言い忘れていたけど橋は明らかにボロボロで今にも崩れそうです。
　　　じゃあ、落ちるかどうか運判定どうぞ。走ったので目標難易度は高めです｣

なんですとー！(笑）　そんな大事な事言い忘れんな！(笑）

ゆーじＤＭの見事なトラップが炸裂した上に、そのラウンドにスォーム達は意志セーブを成功させて戻ってくる。
前方の崩れ橋、後方のスォームだな。絶対絶命じゃん(笑）

• 罠じゃないですよ。スウォームと橋が別項目になっていたので見落としただけです。

･･･とりあえず、ローグ行ってみて？　運判定を失敗しても反応セーブがあるっぽい事は分かったから、

ローグ｢なんか１とか出して反応セーブ失敗しそうだなー｣
ＡＬＬ｢口にすると本当になるから、言うなー！(笑）｣
ローグ｢１｣
どぼーん(笑）

ＤＭ｢じゃあ、<水泳>判定どうぞ。成功したら行動終了です。で1d6振ってください。
　　　４？　じゃあ待機していた４匹のピラニアに襲われました(笑）｣

まてや、こら。1LVで水中戦闘かよ！(笑）　スォームと水中戦闘の２段トラップを1lv相手に仕掛けんな！(笑）
めでたく噛まれたローグは瀕死になります。

ファイター｢橋の手前で囮になるから、先に行ってなんとかしてください｣

その行為の勇敢さには感服するけど、何とかと言われても、わずらわされてるから標準アクション無いんだよなー。
でも、行くしかないか。
まずレンジャーが、運判定に成功し華麗に突破してみせる。
うーん、やだなぁ。さっき運判定に無駄に使ってるし
･･･って、やっぱり失敗だ。　どぼーん(笑）

めでたく河の中に追加１名。やっぱりピラニアに噛まれて瀕死(笑）
1lv相手に水中で1d4ダメージの攻撃を４回も５回もすんな！死ぬわ！(笑）

○
その後、生き残り組が必死に助けようとしてくれる物の、水中でのピラニア戦闘の壁は大きく、１ラウンドでは回収で来ませんでした。
（ピラニアはＨＰマイナスでも普通に噛んでくるしね）

５人中２名死亡。　というか、むしろ残った３人も生きて帰れないよなー(笑）
という所で初回のセッション終了。

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