初心者の初心者による初心者のためのD&Dの会in東京

ビギナーのレポート@ジノ卓第一回

最終更新:

sssc

- view
メンバー限定 登録/ログイン

A卓「魔術師エリクシの迷宮」PLレポート

DM「キミ達はダンジョンの前にいる!」から始まるダンジョン物です。
前に書いておいたレポを間違って消してしまったり、当日飲み会で飲んだこともあり記憶があやふやです(笑)
間違ってるところがあったら突っ込んで下さいね。

()内は心の声とか説明とか野次とかその他もろもろです。

プレイヤー&キャラクター紹介


ハンドル キャラ名 種族 クラス 性別 年齢
216 ニイロ ハーフリング ウィザード 25
ダルトン ハーフリング ドルイド 23
hjPL グラール ハーフオーク バーバリアン
ビギナー マルコ 人間 クレリック
植埜 グリム 人間 バード
オオクボ オライオス 人間 ローグ 24
+ダルトンの相棒の狼(名前を失念)


<<キャラクターの感想>>
  • ダルトンは意外にもAC19で硬かったです
  • 前衛が少し足りないかなぁ?と思ってましたが実際少し辛い部分がありましたね

導入

詳しい内容はDMレポートに書いてあるので簡単に。

トーチポートから100kmほど離れた町、カルカス。
事件は貴族らしき男性が慌てて酒場に入って来たことから始まった。
彼は金の鳥かごを大事そうに抱え、奥様を助けてくれと冒険者に頼んだのだ。
運の良いことに、ウィザードのニイロが呪文学に詳しく、金の鳥かごがコマンドワード式のマジックアイテムだということが判明し、そのコマンドワードを唱えると奥様は無事に解放された。
奥様は我々に感謝し、褒め称えると共に4人の娘達を助けてくれと依頼してきたのである。
娘一人につき1000gp!これだけでも破格の値段である。しかも形見の魔法のダガーやアイテムまで貸してくれるという大盤振る舞い。
断るわけもなく、急いでオークを追いかけたのであった。

初日

忍び足と小石とローグ

金の鳥かごに囚われた娘達を奪回すべく、洞窟に侵入するPT一同。オライオスが先行し、他がついていくというオーソドックスなスタイルで進んでいく。
しかし、いくら腕利きのローグであろうとも失敗はあるもの。
10ftか15ft程移動したころであっただろうか?オライオスが小石を蹴飛ばしてしまったのだ…。
洞窟に響き渡る小石の音。コツーン…カラコロロン…。
洞窟に進入して1分も立たないうちにピンチである。
オーク達に気づかれていないか、オライオスが用心深く前方を視認すると、曲がり角から顔を出したオークを発見。
オライオスは奇襲が無理だと諦め、「皆!オークがいるぞ!」と叫んだのであった。

最初の遭遇戦

すぐに戦闘準備に入り、見張りのオーク達4体を倒そうと思うものの、前衛の数が少ない我々は戦線を維持するのが難しいことがすぐに判明。
しかし、4体のオークのうち一人は金の鳥かごを持っていたのですこし強引に戦うことになった。
少しでも戦局を有利にするために、バードのグリムが入り口に増援がいるとはったりをかます。

グリム「おーい!皆こっちだ!」

するとこれが逆効果に…。
別の曲がり角からオークの増援が4体も出てきたのだからびっくり。
合計8体のオークが我々に襲い掛かり、パーティ全滅か?と冷や汗をかきつつ、ここでグラールのグレイブ+《迎え撃ち》が大活躍!
グラールの敏捷は14、つまり元々の機会攻撃分の1回+敏捷ボーナス分の2回を加えて1ラウンドに3回も機会攻撃ができるのです!
とはいえ、まだLv1のバーバリアン、ACは決して高くないので後ろから必死に回復しながらの戦闘だったのでした。
とはそんなこんなで、誰も死ぬことなく、最初の遭遇戦は終わったのだった。

戦闘終了後、オライオスはこれ以上増援がいないか聞き耳をしたところ、洞窟の奥の方から人間の戦士が何者かに叩き潰されるような音を聞こえてきた。
オーク8体との戦闘で疲弊していた我々は、これ以上の進軍は無理と判断し、捕虜にしたオークから情報を聞き出すと共に、オーク達の持っていた金の鳥かごを奥様に渡すために街に戻ったのであった。


オークを尋問してわかったこと。

  • オークの族長は、片目のゾバルグ
  • アイウーズ帝国の海軍だったが、負けて流れ着いた
  • 部隊はオーク20名(残り12名)
  • HFOが3人入ってきたが、T字路で二手に分かれていた
  • 一人は洞窟の奥で天井に隠れていた大サルにつかまれて死んだ
  • オーク達はここに来てまだ日が浅い
  • ゾバルグは奥に行った
  • ゾバルグは傷を治してくれる
  • ゾバルグは動物をつれている

これらの情報と、オライオスの聞いた音の情報を元にパーティで相談したところ、

  • デカい敵が前方にいるのではないか?
  • オークは洞窟に来て、日が浅い。大猿の生態に詳しいとは思えない。
  • 挟撃されるのが一番怖い
  • ゾバルグはドルイドっぽい

ということで大猿を処理することに決定。

(ここで昼休みに入り、奥様から貰った1000gpの使い道などを相談しつつカレーを食べの外へ)

二日目

大猿とドルイドとカビるんるん

オークの装備を売り払うことで400gp、末娘救出分の1000gpの報酬を受け取ったパーティは、キュアライトウーンズのワンドと、マジックミサイルのワンドを購入。
(回復と安定した(必中)ダメージが大事との判断)

大猿対策としては、ダルトンがチャームアニマルをかけて、成功すれば前衛として使う。失敗すれば正攻法で処理するという作戦に。
大猿に対して雷石を使い、聴覚をつぶすと所詮はケダモノ、パニックを起こして近くにいたグラールに組み付いてきたのでした。
グラールは振りほどきを試みますが、体格の差&筋力の差によって振りほどきはほぼ不可能。
その間に2回程ダルトンがチャームアニマルをかけるものの失敗。マルコも取っておきのコーズフィアーを使うが失敗。

エイプの番になり、組み付き判定により爪・爪・噛み付き。
すべて命中したわけではないのに、グラールが瀕死に…。

必死にマルコが回復しつつ、皆でタコ殴りしてなんとか事なきを得たものの、組み付き攻撃ってものは恐ろしいと実感した次第で。
大猿を倒し、安心して部屋を覗くとブラウンモールド(熱を吸収して育つカビ、冷気ダメージを与える)に囲まれたHFOの死体が見つかったのでした。
カギ付ロープで引き寄せてからカビを処理すると、アンディという貴族のHFOということが判明。
マルコが弔いの祈りを捧げると、アンディの亡霊が「ありがとう!姫を頼む!俺の鎧と盾を使え!」とのこと。
死体から装備を取り外してみると
  • フルプレート+1
  • タワープレート+1
というなんとも豪勢な装備ということが判明。
しかし、残念なことに重装備の前衛のいない我々のパーティは、クレリックのマルコが装備するしかないのでした…。
(前衛がつけてれば相当硬かったのになぁ…)

ダンジョンの入り口にアンディの仮の墓を作り、一旦街に戻って回復する我々であった。

三日目

忍び足と小石とバーバリアン

残り100点でLvUP!
オークの尋問によれば、族長は左の通路を進んだはずですが、右の通路奥にスタージの群れを発見。…これを全滅させればレベルアップ。

「どうしよう?」
「殺す?でもスタージってステータスダメージくるよ?」
「でもあと少しでLvUPだし、ボスクラスの前にあげておきたいじゃん?」

とかそんなこんなでスタージも倒しておくことに。

(ここでB卓の皆さんがやってきて、「スタージ?Lv1で出すモンスターじゃないでしょ!」とか騒いだり(笑))

スタージの部屋を偵察したところ、スタージが8体いることが判明。
少し数が多いので、皆で作戦会議。
  • 攻撃範囲の広いグラールが前方一人で機会攻撃を狙う
  • グラールに張り付いたスタージは皆で打ち落とす
  • ヤバくなったら逃げる
と、決まったところでグラールが前方に忍び足で移動。

が、我々のパーティは忍び足との相性が悪いのか、小石を蹴飛ばしてしまうグラール。
洞窟に響き渡る小石の音。コt(以下略)
冒険者の存在に気づくスタージ。
ちょっとヤバいんじゃないかと思いつつも、戦闘開始!

スタージは40’飛行ですが、降下して80’16マスも移動して攻撃ができるのです。
予定していた前線までグラールが届いてない状況であった為、スタージが後方にどんどんやってきて、混戦状態に。

たちまち、ダルトンとニイロの頭部に、スタージががっちりと爪を食い込ませ、血を吸う準備に入るスタージ達。

必死に皆スタージを打ち落とそうとしますが、グリムの射撃も、混戦で外れてしまう始末
こんな時に頼りになるのが「必中」のマジックミサイル。
さらにオライオスの放った矢がクリティカルし、組み付いたスタージ達を打ち落とすことに成功!

組み付かれたり、引き剥がしたりを繰り返し、マジックミサイルを連射しながらなんとかスタージを退治でしたのでした。
スタージを退治したついでに、スタージがいた部屋を見てみると、天井からシャンデリアがぶら下がっている。
下から見ると、シャンデリアの上にスタージの巣があり、その中にキラキラしたものがあると聞いては黙っていられません。

オライオスがシャンデリアを調べに部屋に入ると同時にDMの嬉しい一言が(笑)
「はい!そこで落とし穴発動」
上を見ていたら、床に穴が開き、オライオスは真っ暗な落とし穴に落ちていったのでした。。
とは言っても流石はローグ、軽い身のこなしで〈跳躍〉を使い、ダメージを受けずに着地。
落とし穴の中には、スタージに血を吸われ軽くなり、落とし穴に落下して死んだ貴族HFOのボブの死体があったのでした。

「良くぞ落とし穴から生き残った!もはや思い残すことはない。お前に姫と、この『まっぷたつの剣』を託す。さらば…」
もらったのは、ファルシオン+1、キーンでした。
(キーンとはクリティカル幅を増やす効果があります)

更に落とし穴の中を調べると、隣の部屋に通じた通路を発見。
その通路を進むと針で埋まった落とし穴の底を発見し、別の落とし穴への通路だったということが判明したのであった。

格子戸と出目20

2レベル分の経験地を得た我々は、一度街に戻りレベルアップすることに。
ついでにキーンファルシオンを換金しようとするものの、街で買い取る人間がいなかったので結局グラールがサブウィポンとして使うことになったのであった。

Lv2になり、ゾバルグが進んでいった方向に進むと鉄格子を発見した。
この鉄格子、脱出術の難易度20で通過可能であり、鉄格子の無効に回転式のスイッチらしきものが見える。
一瞬、通り抜ければいいかと考えたものの、位置的には昨日見た針で埋まった落とし穴の場所であることがわかっていたので、
別のスイッチを捜し、無傷で通過。

(いやぁ…この出目20は引っかかると全滅しちゃうと思うなぁ…。)

下克上

先行調査をするオライオス。〈聞き耳〉の結果、なにか巨大な生物が、巨人語で寝言を言いつつ、大いびきをかいているのに気づく。
しかもオークの話し声まで聞こえるという。

「耳が聞こえないオーガってのも厄介ですねえ、族長」
「まあ、うまく利用してやるさ」

オーク達発見!

そっと〈隠れ身〉で気づかれずに覗き込むオライオス。
番犬いるのに気づかれないんだもんなぁ…。

敵は、オーガ+狼+ゾバルグ+相棒のバジャー+オーク4体。
オーク達だけならまだしも、オークがいることに頭を悩ますパーティであった。

「おい、やべえよ」
「奇襲してスリープ打ち込もう」
「いや、セーヴされたら逆にピンチだ」

色々議論の末、グリムがディスガイズセルフ(前に死んだオークに化け)+はったりで、オーク達を分断することに。
もともとはオークが数体ついてこれば御の字かなぁ?とか話していたところ、運のいいことに族長のゾバルグとバジャーがついてくることに(笑)
鉄格子の罠ってのはそんに大事なものだったのだろうか?


そして、ある程度、オーガの部屋から引き離した所で奇襲することに。

グリム(見た目オーク)「キサマの時代は終わりだ!お前を倒して俺が族長になる!」
ゾバルグ「前から怪しいと思っていたが裏切ったな!」

そんなこんなで戦闘開始。
奇襲ラウンドが3ラウンドあったので、オライオス、マルコ、グラール、ダルトンが族長を包囲しつつ、ニイロが冷静にグリース。
ゾバルグ転倒。
起き上がろうとしたところを機会攻撃の嵐。
「ば、ばかなー!」

本当に何もしないうちに、片目のゾバルグ撃沈。
相棒のバジャーもグラールに切り裂かれて死亡。

異変に気づいたオーク達はオーガを起こして戦闘を始めようとする。

「デカブツ!起きろ!戦いの時間だ」とオーガを蹴っ飛ばすオーク。
「あー?聞こえんなー?」はったり失敗。

オークが出てくると少し厳しいのでオライオスが説得にかかる。

「お前をだましたゾバルグは死んだ!お前は自由だ!」

でも、やっぱり、耳の聞こえないオーガには届かないのでした。
その後、出てきたオーク達とオーガもグリースで転倒。
オーガも怒ったのか、転倒したままジャイアントクラブの一撃をグラールに当て、大部分のHPを削るものの、瞬く間に全滅。

(グリース強いよ。本当にすごいね。)

残った一人のオークは、族長を倒してグリム(変装)族長の争いに勝ったのだと勘違いし

「新しい族長として迎えまっせ!」

などと言い出す始末。

オークに変装できている間に奥の館の情報を手に入れる。
  • 入り口の名簿は本当の名前を書かないと困ったことになる
  • 左手にある寝室のベッドで寝ると性別が逆転する
  • ソバルグはドラゴン(エリクシ)と契約している

(ここらで時間が押してくる。ちょっと急ぎ足。)
記事メニュー
目安箱バナー