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『Khare-Cityport of Traps』 Play Report 第一回(DM)

最終更新：2008年08月12日 01:37

sssc

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『Khare-Cityport of Traps』Play Report written by DM

〇メンバー紹介
　※詳細は『Sorcery！』参加PC名鑑参照。
スランとエリスはパーティ。
シャムタンティ丘陵を抜ける際に他パーティメンバーは死亡。

ゴーリキはトレパニの族長、プロセウスの息子。
妹のアレオンの生命を救ったアスバル一行に恩を返すため合流。

アスバル、ドロスはテレクの御業でカーレ南門前に転送。
他パーティメンバー(+馬車)とはぐれる。転送ミスの予感ｗ

〇カーレ南門前
各々カーレ南門を目指す先で、門が閉まろうとする。
急いでカーレ南門に向かうも、移動20ftのドロスが運勢判定に失敗、転倒ｗ
アスバルが咄嗟に手を伸ばし門の中に引き入れようとするが、その手が門扉に挟まれてしまう！

スラン｢アスバルの腕にグリースを使います｣
ぬめぬめした油の皮膜で、ダメージを負うことなく腕を引き入れることができたアスバル。

衛兵隊長が親切だったので、街の法律を教えてくれる。
1.身を護るための殺人…無罪
2.カーレ貴族への誹謗中傷…死刑
3.ラムレ湖での釣り…死刑
4.街の外壁を乗り越えようとした…獄舎に3週間押し込めたうえ、両手の切断
5.窃盗(初犯)…獄舎に3週間押し込めたうえ、両手の切断
6.窃盗(再犯)…死刑
7.商人ギルド発行の商業免許を持たずに商業行為を行う…その場で切り捨て
8.北門から街を出ようとした…死刑
9.南門から街に入った場合、12時間獄舎で過ごさねばならない。

貨幣の価値をいまいち理解していないゴーリキ、幾許かの金貨と共に武器を渡そうとする。
その金貨をいきなり奪い、逃走を図るスラン。
どうも12時間後に武器が返却されないと考えたらしく、一騒ぎ起こしてその間に他メンバーを街中に入れようとしたらしい。
しかし、他メンバーの<真意看破>が振るわず、アスバルに取り押さえられてしまう。
色々揉めた挙句、捕縛され3週間の投獄と両手の切断の判決を言い渡されるスラン。無論装備品は全て没収。

〇南門獄舎
大人しく獄舎に入った4人と、ボッコボコにされて放り込まれたスランは、一人の老人と出会う。
シャムタンティ丘陵のシャンカー鉱山のオーガに腕を切り落とされた、ファリクという名のソーサラーだという。
北門を通り抜けたいと告げた一行に、有益な助言を与えてくれる。
曰く、

北門はバトゥ=バク平原からの襲撃を防ぐため常に硬く閉ざされている。
門扉には魔法がかけられており、特定の呪文を唱えない限り開かないようになっている。
呪文の全文を知っているのはカーレの第一貴人ガリン･アルデレイのみ。
他には4人の有力者が、4行からなる呪文の1行ずつを知っている。
4人が誰かは知らないが、そのうち一人は学者だと聞いている。
ヴィクターレという男が街のフィクサーとして活躍している。

とのこと。

スラン以外の4人+ファリク老人は、翌朝払暁近くの時間に釈放。武器を返却される。
即座に返却された武装を改め、欠品が無いことを確認する一行。

〇鞭叩きの厨房
アスバルが、15gpでファリク老人にこの街のガイドを依頼。
まずはこの街一番の食事所、｢フレイヤズ･キッチン｣に行くことに。
しかし、夜明けからさほど時間が経っていないため、入り口には準備中の札がかかっている。
構わず扉を激しく叩くゴーリキに、たまらず覗き窓から顔を出すフレイヤの下働き。

imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (フレイヤ.jpg)

　↑こんな。

そのお顔の異様さに、他の皆に｢見てみろよ、タコ頭だぜm9(＾Д＾)ﾌﾟｷﾞｬｰ｣と言い出すゴーリキ。
かわるがわる覗き込んでくるパーティメンバーに怒り、扉を開けて一向に襲い掛かる下働き。
　ENEMY:フレイヤの下働き(CR1)
しかし、2HDの異形なんぞアスバルに一撫でされて気絶。
それに驚いたのが奥にいたフレイヤのコック(10HD,CR3)とシェフ(15HD,CR5)。
すわ押し込み強盗かと、一向に応戦。触手による複数回攻撃と毒で一行を追い詰めるも、殺されそうになり降参。
シェフのオススメシチュー(達成値30)で一行のおもてなしをして一命を取り留める。
ちなみに、この戦闘で20→20→命中でドロス瞬殺。リーブラの加護で復活したりしてました。

〇南門獄舎･再び
目を覚ましたスラン、擬似呪文能力で番兵の注意を引いた隙に脱走。
フレイヤズ･キッチンの外で行儀良く待っていたゴーリキの相棒ポチ(ライディング･ドック)の活躍で一向に合流を果たす。
投獄されていたはずのスランの登場に驚いたファリク老、街のガイドを辞退し、そそくさと街に消えようとする。
が、アスバルが何故か約束の報酬に5gp上乗せさした金額を差し出し、色々丸く収まったのでした。
妙に手馴れたLGキャラだなぁ(笑)
で、呪文を知る4人の手がかりが欲しければ、最近大通りに出没するアンデッドを退治すれば周囲の住民が教えてくれるのでは、とのフレイヤ(シェフ)の言葉に従い、大通りに向かう一行。

〇鎖師
フレイヤズ･キッチンから外に出ると、真向かいに鎖師という表札がかかった店が。
フレイヤ(シェフ)によると、トレパニ出身のハーフオークが経営している店とのこと。
それを聞いたゴーリキ、またもや扉を叩き始める。
不機嫌そうに出てきた店主は、名をロディンと言い、族長の息子の訪問に下手に出る。
ゴーリキ｢俺は立場が下の人間には、それなりに強く出るぞ｣
まるで893の若頭と古参のような会話で判明した事は以下の通り。

昔、なかなかの権勢を誇った貴人が視力を失って今は乞食に身をやつしているらしい。
市長のそばには常に黒いフードで身を隠した護衛が付いている。　
かつてカーレの第一勢力はアサシン･ギルドだった。
ラムレ湖で捕れるラムレ魚(超美味)を独占した商人ギルドがアサシンギルドを買収した。
それに最後まで反対した、先代の第一貴人は背中に11本のダガーを生やしてラムレ湖に浮かぶこととなった。

別れ際、鎖師ロディンが手ずから鍛えた金鎖(金のチェーンネックレス)とヒ〇ポンとラベルの貼られたポーションをゴーリキに渡す。
ロディン｢これさえ飲めば疲れも吹き飛んで怖いもん無しでさぁ！｣
ゴーリキ｢うむ！(きゅっ…ぽんっ。ゴク…ゴク…ゴク…)｣
他メンバー+DM(飲むの早ッ！！)
…まぁ、ただのキュア･ライト･ウーンズのポーションなんですけどね。

〇生き骸
大通りに出るとて、街の入り口と東から喧騒が遠く聞こえて来る。
どうやら、スランの脱獄に気付かれ、東では街の商業活動が始まった模様。
そんな活気づくカーレの街の大通りの隅に、一人の男がうつぶせに倒れているのを発見。
フレイヤからアンデッドが出ると忠告を受けていた一行は、注意深く近寄って観察をすることに。
スランの<視認>が走り、対象がアンデッドだと判明。仲間にそのことを伝える。
当然アンデッドもそれを耳にするので、起き上がって一行に襲い掛かります。
オリジナルのリヴィング･コープスは弱くて仕方ないのでガストに変更しました。能力は面白いんですけどねぇ…。
それでも、CR3が一体では一人も麻痺させられずに瞬殺されたわけですが。

〇大通りの周辺家屋
一行とガストの戦闘を固唾を呑んで見守っていた周辺住民が出てきて、口々にお礼を述べる。
ここ数日で、彼らの子供が11人もガストに喰われていたのだ。
せめてもの気持ちと、皆でかき集めた2gp3spを差し出すも、それを断るアスバル。
ドワーフ｢おお…カーレに相応しくない、なんと高潔なお方…！｣

アスバル｢フ…。この悪徳の街に天使が降りてきた。ただそれだけのことですよ…｣

アスバルの天使発言にドン引きする周辺住民とパーティーメンバー。天使て(笑)
そんなイベントをこなしつつ、周辺住民から聞き出せたことは…。

｢学者の円遊路｣という道沿いに、ロルタグという名の長老が住んでいる。
盲目の乞食については知らないが、スラング神の神殿にいる神官なら何か知っているかも。
カーレにはクアガの神殿とガラモーセ(カーレの土着神)の神殿がある。
街の北側にはレッド･アイという目から光線を発する恐ろしい人型生物が住んでいる。

という内容。

〇豚泥棒
道中、豚泥棒を2人ぶち殺し、身ぐるみ剥ぎました。

〇水煙管小屋の黒エルフたち
一行がロルタグという学者の家に向かう途中、三人の黒エルフが気だるく水煙管を吸っている小屋の前を通りがかる。
水煙管を一緒にどうかと誘う黒エルフに、ゴーリキがふらふらと小屋の中へ。
セーヴを落としてDexを3、Intを5失うゴーリキ。平穏な安寧感に包まれるらしい(笑)
水煙管を吸い、動こうとしないゴーリキの様子に苛立ったのか、スランが小屋の中に入りゴブーリキから煙管を取り上げるスラン。
その行動に色めき立つ黒エルフ。水煙管を一緒に吸うなら許してやるとの申し出を拒否したスランに襲い掛かる。
ここでエリスがカーム･エモーションを使って2人を落ち着かせるものの、落ち着いた相手にドロスが攻撃したせいで術が切れてしまう。
結局3人の黒エルフをSATUGAIし、37gpと黒檀の仮面を獲得。

〇ドワーフの雑貨屋
黒エルフの小屋の向かいに立つガウドリン･ロングビアードが経営する雑貨屋に入り、今まで入手した雑貨を売却する一行。
ここで分ったことは、

カーレの物価は2倍。売却価格は1/4ということ。
魔法のアイテムをいくつか扱っている。
- キュア･ライト･ウーンズ(100gp)x2
- キュア･モデレット･ウーンズ(450gp)
- ガントレッツ･オブ･オーガ･パワー(6,000gp)
- リング･オブ･プロテクション+1(3,000gp)

〇ストリート･ファイト
一人のピクシー(♀)を取り合う二人のピクシー(♂)の殴り合いを観戦。
最後はクロスカウンターを決めて同時に倒れ、友情を確かめ合ったのでした。

〇かまきり男
なおもロルタグの家を目指す一行の目は、わらぶき小屋の前に立てられた大型の石像の首元に注がれる。
そこには金のネックレスがかかっていたのだ！
不用意に近づいたドロスに襲い掛かるマンティス･マン。彼はこうして金のネックレスに釣られた人間を捕食しているのだ。
…なんだけど、やはりオリジナル･マンティス･マンでは弱過ぎるので外見を非常に丁寧に仕上げられたアース･エレメンタル(大型)ということに。
この戦闘中に、アスバルが<変身制御>に失敗しワー･ベアの姿を晒してしまい通報されるという出来事も発生。
また、ドロスが死亡してゴーリキの加護で復活しつつようやく倒すことには成功するが、同時に衛兵隊が到着。
ここでもエリスが機転を利かせ、オブスキュアリング･ミストで全員を衛兵の目から隠しつつ移動。
途中フォッグ･クラウドを囮に残して無事脱出なるか…と思ったが、エレメンタルが着けていた金のネックレスが諦めきれず、手を伸ばしたドロスが霧から出てしまう。
途端に周りを囲まれ、任意同行を求められるドロス。軽装鎧の人間vs重装鎧のドワーフでは、一旦補足されたら逃げれませんよね…。
この出来事での唯一の救いは、アスバル=ワーベアだとバレていないことかな。

〇エクストライベント
任意同行され、武装解除されたドロス、件のワーベアは仲間かと問われてYesと答えてしまう。
…実はドロスはドワーヴン･ディフェンダー志望のため、セッション直前にLGに変えていたのだった。
それを聞いた衛兵隊長は、武装を全て返却+500gpの準備金を与えるので、仲間のワー･ベアを詰め所まで連れてくるように取引を持ちかける。
無事連れてきた場合、ドロスは特別衛兵隊員の地位を与えられてこの街で衛兵に行動を掣肘されなくなること、もし断ればこの任意同行は永遠に終わらないことを告げる。
しかし、仲間を売るわけにはいかないと拒否を続けるドロス。
そんな彼を救うため、ゴーリキがクロークやメイン･ウェポン(+1ドワーヴン･ウォー･パイク)を売却。
また、以前アスバル達が入手した+1グット･アウトサイダー･ベイン･ウォーアックスも売却してポーションなどを購入。
詰め所にスランが進入し、ドロスを認めた瞬間リーブラの加護を使用してドロスと共に詰め所の外にテレポート･アウト。

アスバル(の中の人)｢武装を失った前衛を救うためにかけるリソースとしては多すぎるんジャマイカ｣
まったくもって同感です(笑)

〇宿泊
個室を持った宿に50gpで宿泊。
カーレでは何よりも貴重な安心した睡眠を獲得したのでした。

〇長老ロルタグの家
ようやっと(笑)ロルタグの家に辿りついた一行。
ゴーリキがロルタグのペット(大型のブリスル･ビースト)を<動物の共感>で手懐けることに成功。飼い主からの信頼も得る。
北門を抜けたいと申し出た一行に与えられたリドルを、スランが見事正答を導き出す。
ロルタグ｢お美事にございます｣

長老にして学者のロルタグから得た情報は以下の通り。