SRXサーガ


ここは歴代SRXタイムのシナリオのあらすじを保管しておく為の項目です。
尚、一部加筆修正が加えられています。

+ 第1章
 SRXサーガ第1章 発端編(第1部SRXタイム)


ここは平行世界と呼ばれる次元銀河の無数に存在する一つの世界・・・

突如、現れたグランゾン率いるテロ組織『デスティニー』によって地球の平和は脅かされ、
数々の新兵器を使用してテロを繰り返すデスティニーに対し、地球連合政府もその対応に手を焼いていた。

そこで連合政府は対テロ対策組織『ATX』を結成。連合軍内でその道のプロと呼ばれていた
SRXやウイングゼロ等を中心に、数々の優秀な兵をATXに参加させデスティニーへ対抗していたのであった。

ATXの順調な活躍によってデスティニーも押され気味であったが、
デスティニーの位の高い幹部等の指揮によって戦況は五分五分に近い状態になり、
追い討ちをかける様にSRXが戦闘中に行方不明、ウイングゼロの負傷による一時的な戦線離脱などに
ATXも一気にピンチに劣ってしまうのであった。

しかしSRXの代理としてATXの指揮官に着任したベーオウルフ、
旅をしていた所を味方につけたジャオームにゴッドガンダムやソウルゲイン、
説得によりデスティニーからATXへ寝返ったギルガザムネやエウリードにジ・O、
更には『剣豪三兄弟』の末弟にあたり、デスティニー幹部である実の兄二人を持つダイゼンガー等が
新たにATXに加入した上、ウイングゼロも故郷サンクキングダムに伝わったと言う
謎の聖剣『エターナル・ゼロ』を引っ下げて戦線復帰して対デスティニーへの戦力は一気に整う。

そんな折、アストラナガンと名乗る謎の機体がATXの前に出現。
これと交戦するも全く歯が立たず、ATXは完敗を喫してしまう・・・。

更にアストラナガンは去り際にこう残す。『真の戦いはこれからだ・・・』、と。


その後もデスティニー総大将グランゾンが直々に現れATXと交戦、
苦戦するもサイバスターとしての真の力を取り戻したジャオームのお陰やエウリードの犠牲等もあり一時的に退ける。

一方、ATX本部ではベーオウルフ宛に『デスティニー創設者・ナイチンゲール』と名乗る人物から極秘裏に通信が届く。
そのナイチンゲールと名乗る人物から語られた内容は実に驚くべき物であった

その内容とはデスティニーは元々地球へ干渉してくる異星人勢力『宇宙監査軍』に対抗する為に作った秘密組織であり、
更にその異星人勢力は現在進行形で地球に攻め込もうとしており、ナイチンゲール率いるデスティニー宇宙軍が
必死で食い止めている最中である事、そして、その隙を狙ってグランゾンが控えとして待機させていた
デスティニー地上軍戦力を掌握してしまった事、最後にナイチンゲールは自分達が宇宙監査軍を食い止めている間に、
我々に代わってグランゾンを討ってくれとベーオウルフに託した。

それと同時にATXはデスティニー地上軍の総本山がキリマンジャロにある事を特定。
戦力を整えた後、キリマンジャロに対して総攻撃を打って出た。

これによりATXとグランゾン率いるデスティニーとの最終決戦の火蓋が切って落とされたのであった。

キリマンジャロでの戦いは予想以上の大激戦とかし、指揮官のベーオウルフが戦闘途中で負傷すると言う
予想外の事態にまで見舞われたものの、ATXメンバーの死力を尽くした戦いぶりに何とか
デスティニー幹部のスレードゲルミル、アシュセイバーや
デスティニーが古代に現存していたと言う有機生命体『ガルガウザウルス』を再生した
サイボーグクローン兵器を撃破していく。

遂にグランゾンの元に辿り付いたATXチームのメンバー。
しかし、グランゾンと残った幹部達は事前に用意しておいた戦艦とマズドライバーを用いて宇宙へ逃亡してしまう。

そんな状況の中、ナイチンゲールからベーオウルフに対して今後の情勢を大きく左右する通信が届く。

それはとうとう宇宙監査軍を食い止めていたデスティニー宇宙軍に本拠地、
『資源惑星ダークアクシズ』が陥落したのだと言う・・・。

ベーオウルフはグランゾンが宇宙に逃げた状況も考慮し、一つの決断を下す。


『恐れていた事態が起こった・・・俺達も宇宙に上がる』

こうしてATXはこの先に訪れる悲劇も知らぬまま、宇宙へ逃亡したグランゾンを、
そして地球へ迫りつつある宇宙監査軍に対抗する為に宇宙へ上がったのであった。

+ 第2章

 SRXサーガ第2章 3本の神剣の物語編(SRXタイム第2部)

ATXが宇宙へ上がる3ヶ月前・・・・

ナイチンゲール率いるデスティニー宇宙軍はアーリーウイング、ガルガード(後のグランヴェール)、
グルンガスト参式や宇宙海賊クロスボーン・バンガード等を従えてダークアクシズで宇宙監査軍の地球侵攻を
必死に食い止めていた。

しかしベクターゼロ率いる宇宙監査軍の部隊に突如乱入してきた『創生神』を名乗るズフィルード。
更には宇宙の意思とも言える『ゲッター線』を操る神ドラゴンの参戦などでその3ヵ月後には
ネオダークアクシズは壊滅してしまう。

ナイチンゲールは地球のATXに救援を求め、暫く残存勢力を中立国家『プラント』に匿い、
プラントから新たなる拠点であるコロニー『ネオ・ダークアクシズ』を
プラント代表のフリーダムから譲渡してもらうのであった。

その後もトールギスⅡ世がリーダーを務める宇宙監査軍の親衛隊『ロイヤルナイツ』や
ズフィルードによって操られた有機生命体を復活させた伝説の竜ガルファ等を退け、
ガルファを退けた際にアーリーウイングは謎の剣『魔剣ヴァーンズニヒィ・ゼロ』を入手する。

ようやくATXチームと合流するも、合流できたのはウイングゼロとギルガザムネの二名だけであった。
ウイングゼロの話によると、合流する前に宇宙監査軍の襲撃を受けた為に他の仲間とバラバラになってしまった為に、
二人しか合流できなかったという。更に『醒剣プロヴィデンス・ゼロ』を持つ
第3の剣士アナザーウイングゼロも味方として参戦。

アナザーウイングゼロは、自らをウイングゼロとかつての魔剣ヴァーンズニヒィの資格者である、
エピオンとの合成クローンである事を明かし、更に聖剣・魔剣・醒剣はこの世界に存在する
伝説の三剣である事をも伝える。

そんな折、火星に謎の遺跡が浮上した事を知ったナイチンゲールは
新たな仲間を加えたデスティニー連合軍に偵察命令を出す。

そしてその火星の遺跡には謎の戦艦ネェル・アーガマが封印されていた。
更にネェル・アーガマに搭載されていた、マザーコンピュータは新たなる敵『ルイーナ』の出現を警告。
実はそのルイーナは既に出現していて、その指導者は、
ダークアクシズにおいての戦いに乱入してきたズフィルードだと言う。

更にその遺跡に『審判代行者』の一人であるヴァサーゴが指揮するルイーナの部隊が出現。
ヴァサーゴはズフィルードがこの世界に存在する全ての機械生命体を作り上げた創生神である事を明かした上、
争いを止め様としない機械生命体を失敗作と称して滅ぼす事を宣言しその場を去る。

これを由々しき事態と受け止めたナイチンゲールは、直ちにネェル・アーガマに搭載されていたワープ機関を使って、
宇宙監査軍の拠点があるエネルゴン星雲へ向かい、この事情を話して和平条約を結ぶ事を提言し、
一行はエネルゴン星雲へ向かう事になる。

エネルゴン星雲に到着するも、途中で宇宙監査軍の将軍である凰牙率いる部隊と交戦。
これを退け、何とかエネルゴン星雲にある宇宙監査軍の本拠地惑星ガルファに到着する。

デスティニー連合軍は宇宙監査軍の指導者、グレートゼオライマーと和平交渉を行うものの、
それを嗅ぎつけたルイーナの部隊によって交渉を有耶無耶にされてしまう。ルイーナは
『惑星破壊兵器サイクロプス』を使用して惑星ガルファを内部爆発させてしまう。

これにより宇宙監査軍は本拠地を失い、責任を感じたグレートゼオライマーは滅び行く惑星ガルファと運命を共にする。

この後に宇宙監査軍残党と正式な和平交渉を結ぶ事に成功し、残った残党もデスティニー連合に恭順。
後にロイヤルナイツのリーダー格を務めていたトールギスⅡ世もグレートゼオライマーの意思をついでこれに参加する。

しかしそんな時に行方をくらましていたグランゾンが本格的に動き出し始め、彼は4000年前の史実上で行われたと言う、
『創生者聖戦』でルイーナと争ったと言う太陽系の創生者フューリーを再興。
実は素性を隠して宇宙監査軍に参加していたフューリーの総代騎士ベクターゼロや
新たに迎え入れたサーバイン等の協力を得て残った二つの勢力に対して軍事行動を開始。より混沌とした状況となる。

フューリーは創生者聖戦で使用した大量破壊兵器『ジェネシス』を使用しルイーナに大損害を与える。
勢いづいたフューリーはジェネシスでデスティニー連合も始末しようと企むが失敗に終わり、
ジェネシスは破壊されてしまう。

だが、グランゾンは破壊されたジェネシスのエネルギーを吸収し、『転生神』ネオグランゾンへ転生してしまう。
更にネオダークアクシズに奇襲を仕掛けたヴァサーゴ率いるルイーナの部隊に対してギルガザムネが
ヴァサーゴを相手に相打ちとなってしまう犠牲まで発生した。

そんな状況の中、行方不明になっていたATXの仲間サイバスターとデスティニー地上軍の幹部グルンガスト零式が
プラントで保護され味方として参入したり戦死したギルガザムネの息子のドラグナーが父の遺志を継ぐために新規加入。
更に残ったベーオウルフ率いるATXメンバーも新たなる仲間ガオガイガーを引き連れて遅れながらも復帰する。

そしてデスティニー連合・ルイーナ・フューリー、と宇宙を舞台に三つ巴の戦いを繰り広げている所に
あの神ドラゴンが再び現れ、デスティニー連合に攻撃を仕掛けてくる。

神ドラゴンの目的は宇宙の意思であるゲッター線の意思により、
無駄な争いを続け宇宙を汚し続ける者達を排除する為だと言う。

神ドラゴンの潜伏先がゲッター線に汚染されたと言う惑星『ゲッター星』だと突き止めたデスティニー連合は
ゲッター星へ向かい、『フューチャー・エミッション』を使用したウイングゼロ(フューチャーモード)や
『エヴォルト・エミッション』を使用したアナザーウイングゼロ(エヴォルトモード)達を中心としたメンバーに敗れる。

その頃フューリーは月面に偽装して秘匿していた戦艦『ガウ・ラ・フューリア』を起動させ、
それに対抗させるがの如くルイーナもまた機動要塞としての目的を持つ巨大戦艦『リーブラ』を起動させようとしていた。

物語が佳境へ向かっていく中、デスティニー連合は
ガウ・ラ・フューリアの位置を特定し、フューリーに対して決戦を挑む。
何とかフューリーとの決戦を制し、ネオグランゾンを倒したデスティニー連合だったものの、
それと引き換えにベクターゼロとの戦闘でアナザーウイングゼロは行方不明。
ガオガイガーは瀕死の危篤状態となってしまった。

そんな息をつかせる間も無く、ルイーナが銀河の中心部にあるバルマー星にリーブラを秘匿させている事が判明。
満身創痍の状態でバルマー星に向かい審判代行者のリーダー格であるアシュタロンを撃破するが、
肝心のリーブラとズフィルードを逃がしてしまい、リーブラが放ったリーブラ砲の一撃で
デスティニー連合軍は致命的な損害を受ける事になる。

そんな状況の中、かつて敵として交戦した凰牙がレジスタンス組織マーチウインドを結成していた事を知り、
マーチウインドからの支援で何とか戦力を立て直すものの、その間にプラントがリーブラ砲の毒牙にかかってしまい、
壊滅した事を知る。更にリーブラは地球へ進路を向けていると言う。

ナイチンゲールは残った戦力で地球に向かうリーブラに総力戦を挑む事を決意。
そして地球の命運をかけた総力戦が開始された。

ルイーナ側はかつての魔剣ヴァーンズニヒィ・ゼロの資格者エピオンを新たなる審判代行者として選定。
更に以前から投入していた無人兵器部隊『レギオン』を最大限に投入する。
倒しても倒しても現れるレギオン部隊と応戦するデスティニー連合だったが、
魔剣の新たなる資格者となったアーリーウイングによって指揮官を務めていたエピオンは撃破され、
ルイーナ側の勢いは衰える。一方、リーブラ内部で待ち受けていたズフィルードは死闘の末、
ウイングゼロに撃破されるのであった。

この最終決戦の勝利によりこの大戦は『第二次創生者聖戦』として完結を見せていたが、
まだ完全に終わっている訳ではなかった。

ルイーナの壊滅後、突如ナイチンゲールが豹変・回収した醒剣プロヴィデンス・ゼロを手にして暴走を始めた。
実はダークアクシズにおいての戦いでズフィルードは、密かにルイーナが万が一敗北した時の保険として
ナイチンゲールに代理の役目を果たす別人格プログラムを本人の気づかぬ間に入れていたのであった。

破壊の限りを尽くすナイチンゲール。それを止める為に
副官のアーリーウイングは魔剣ヴァーンズニヒィを手にナイチンゲールを止めることを決意する。

魔剣と醒剣の限界を超えた戦いの末にナイチンゲールはアーリーウイングの剣に貫かれる。
そして最後に自我を取り戻したナイチンゲールはアーリーウイングに全てを託して散っていったのだった・・・・。

この戦いの後、アーリーウイングは地球連合軍と和解・同盟を結び、デスティニー連合軍の新総帥として就任し、
自らの手によって戦力を立て直す。そして暫しの平和が続くのであった。

+ 最終章
 SRXサーガ最終章 次元銀河大戦・終焉編(SRXタイム第3部)


それは第二次創生者聖戦から8ヵ月後の事であった。

突如、未確認の軍事勢力が宇宙空間に転移し、この世界に侵略行動を開始した。

彼等は自分たちの事を『シャドウミラー』と名乗り、幾つかシャドウミラーとの戦闘を繰り返す度に
シャドウミラーの正体は別次元から現れた侵略者である事が判明した。
更にシャドウミラー三将軍と呼ばれる最高幹部の『魔装将軍デュラクシール』『修羅将軍ツヴァイザーゲイン』
『機界将軍ディカスティス』等の指揮能力の高さや、何年も先を進んだシャドウミラーの軍事能力の高さに
デスティニー連合軍も押されっぱなしの情勢が続き、
とうとう拠点であるネオ・ダークアクシズを2度も失うという失態を犯してしまう。

それに追い討ちをかけるがの如く『第一次創生者聖戦』で死亡したはずの元フューリー指導者のナグツァートが復活。
そのままデスティニー連合やシャドウミラーに対して第三勢力として宣戦布告してしまう。

次々、降りかかる劣勢に対してアーリーウイングは、
マーチウインドへリーブラを参考に開発させた移動要塞バルジを新たな拠点とし戦力の建て直しを始める。

更に死亡したはずのアナザーウイングゼロが『ヴォーダの闇』(所謂あの世)からベルグバウとして復活。
ESウインドによる次元転移能力を所持し、次元銀河航行艦Jアークへの変形を可能とした
ガオガイガーの兄キングジェイダーや、シャドウミラーから脱走したヒュッケバインシリーズ1号体のヒュッケバイン、
シャドウミラーと同様に修羅界と呼ばれる別次元からこちらへ突然転移させられたというヤルダバオトという
新たな仲間を加える等で何とか対シャドウミラー戦へ立て直していく。

同時にヤルダバオトの話しによれば、自らの故郷の修羅界やサイバスターらの故郷である
ラ・ギアスにまでシャドウミラーの手が及んだ居た事を知ったのであった。

そんな折、かつて地球で姿を現したアストラナガンが出現する。

アストラナガンは前回と比べ一変し、敵対の意思は無いと言う事を示した上、
この世界は次元銀河という数多の世界が銀河の惑星の如く集う宇宙の中に存在する世界の一つに過ぎないこと、
最後に『真の戦いが始まった・・・』と呟きその場を去っていく。

そして彼等の拠点を押さえない限り、幾らでも別次元から増援部隊が転移してくるという事が判明しつつあった状況に対し
アーリーウイングは遂にJアークの次元転移機能を使用してシャドウミラーの拠点が判明している
ラ・ギアスや修羅界へ向かう事を決意する。

それは非常に厳しく、シャドウミラー以外の現地勢力まで敵対してくるという激闘の数々であった。

ラ・ギアスではデュラクシールとナグツァート率いるフューリー、そしてナグツァートの手によって復活させられた
邪神ヴォルクルス・・・修羅界ではツヴァイザーゲインとヤルダバオトのかつての仲間達が居る修羅王エクスティム率いる
修羅との闘い・・・機界将軍ディカスティス率いる全てが機械化された世界『ヌーベル・トウキョウ』では、
滅びの力『ザ・パワー』の力を得て究極体へ進化したディカスティスの姿、『Zマスター』と交戦する。
Zマスターへと進化したディカスティスは機界昇華という対物質能力を使用し、
自らが支配していたヌーベル・トウキョウを機界昇華して完全に消滅させてしまう。

Zマスターはヌーベル・トウキョウを滅ぼし、すぐさま次元銀河空間へ逃げ出す。
そこは数々の世界への入り口(ゲート)が無数の穴の様に存在している光景が広がる場所であった。

Zマスターを追って同じく次元銀河空間へ脱出したデスティニー連合。
更にZマスターは次元銀河の全体の機界昇華を宣言し、それを阻止すべくZマスターとの戦いが始まる。

zマスターが張り巡らすゾンダーバリアや機械昇華による攻撃の数々により大苦戦、
最悪な事にウイングゼロがZマスターの攻撃を受けて体と聖剣エターナル・ゼロが機界昇華されかけるが、
死にかけている間に『ナシム・ガンエデン』と名乗るスパークがウイングゼロの目の前にに現る。

ナシム・ガンエデンはウイングゼロに自らはかつてこの次元銀河を創生した者であることを告げ、
同じく共同で次元銀河を作り上げたゲベル・ガンエデンの力をシャドウミラーが己の目的の為に
悪用しようと考えている事を明かす。同時にナシム・ガンエデンは死にかけたウイングゼロを
『銀翼の聖天使ゼロカスタム 』として転生させ、聖剣エターナル・ゼロも
『神聖剣エターナル・グラディウス』へ強化させる。

復活したゼロカスタムや周りの中も死力を尽くした活躍もあってZマスターの撃破に成功する。
しかしその裏にはグルンガスト零式やグルンガスト参式等の犠牲もあって初めて出せた結果であった・・・。

しかしZマスターが体内に吸収していたザ・パワーは後から現れたシャドウミラー総帥である
『次元皇帝バンプレイオス』なる人物によって回収されてしまう。更にそのバンプレイオスの姿や声に
ゼロカスタムは何処か『あの男』に似ている事を疑問に感じていた。

そしてバンプレオスはザ・パワーを次元銀河平定の為に使用することを宣言し、
XNディメンションを使ってシャドウミラーの本拠地がある一つの世界へ姿を消す。
しかしベルグバウとキングジェイダーはそれが何処の世界かを特定。
デスティニー連合は、最終決戦への準備を行う為に元の世界で準備を進める。


準備完了したデスティニー連合は一気にESウインドでシャドウミラーの拠点がある世界へ転移。
遂にシャドウミラーとの決戦が始まった・・・

シャドウミラーの本拠地がある世界は平行世界(デスティニー連合軍の拠点がある世界)を、
そっくり鏡に映し出したような世界で、初めて転移した時にはその世界の宇宙空間に出てしまったのであった。

驚くべき事にその宇宙空間にはかつてATX時代仲間として戦ったダイゼンガーが半壊した状態のまま漂っていた。
直ちにダイゼンガーを回収して何故この世界に居たのか事情を聞きだす一行。
ダイゼンガーの話によれば、ダイゼンガーは晩プレイオスを追ってこの世界にたどり着いたらしく、
バンプレイオスとの闘いで追った傷をカバーしつつ何とかバンプレイオスの
XNディメンジョンに自分から巻き込まれる形でこの世界に着いたと明言する。

更にダイゼンガーは驚くべき事実を告げた。
バンプレイオスの正体はATX時代に戦線離脱して行方不明になったあのSRXであったことを・・・。
シャドウミラー総帥バンプレイオスになったSRXの目的は自らが率いるシャドウミラーを、
この次元銀河に絶対的な存在として降臨させる事によって次元銀河から争いをなくすということだった。
そしてそれを実行に映し出す為のシャドウミラー側の鍵は全て揃っていた。


シャドウミラーの本陣は『もうひとつの』平行世界の地球に張ってある事も
ダイゼンガーから聞いたデスティニー連合軍は『もうひとつ』の地球へ向かう。
その途中、シャドウミラー副総帥率いるアドラステア級戦艦で構成された
『モドラット艦隊』との交戦もあったが、何とかもうひとつの地球に到着した。

もうひとつの地球ではバンプレイオスがもうひとつの平行世界で永い眠りに着いていた
『ゲベル・ガンエデン』をザ・パワーの力を吸収させるによって復活させていた。
これらの敵と戦うも全く歯が立たないデスティニー連合軍。

が、この戦闘に突如として味方として登場するアストラナガン。
実はアストラナガンはこうなる未来を事前に予測しており、
ザ・パワーによって復活したゲベル・ガンエデンを自らの力だけで倒す事は不能と悟り、
それに対抗できる『剣』として存在を平行世界の存在する機械生命体達・・・
即ちデスティニー連合に目をつけたのであった。そして自らの正体を次元の調律者だという事を明かす。

一方、バンプレイオスのほうはかつての仲間であるゼロカスタムと殉職の知らせを受けた実の兄零式の零式斬艦刀や
デスティニー幹部として散ったスレードゲルミルの星薙斬艦刀、
そして同じく戦死した斬艦刀使いの参式の参式斬艦刀を受け継いだダイゼンガーとの激しい鍔迫り合いの結果、
バンプレイオスは敗北する。

そしてゲベル・ガンエデンの方もアストラナガンの加勢などもあって何とか撃破していた。
しかしゲベル・ガンエデンが内包したザ・パワーがゲベル・ガンエデンの崩壊によって漏れ始め、
更に本体の大爆発がザ・パワーに引火を始めた。
そのままだとザ・パワーの力によってこの世界は滅亡し、次元銀河全体にも大きな被害が出るという結果出され、
正に一難さってまた一難な状況に置かれていた。

だが、その状況を救ったのはゼロカスタムとダイゼンガーに敗れたバンプレイオスであった。
バンプレイオスはゼロカスタムやダイゼンガーとの決闘で知った自らのとった行動の愚かさを知り、
全ての責任を取る為、崩壊を起しているザ・パワーを内包したゲベル・ガンエデンと共に自らを
XNディメンションでヴォーダの闇へ転移させ、そこで運命を共にした。



最期に見たその姿はシャドウミラー総帥バンプレイオスでは無く、ATXのSRXそのものだった・・・。


シャドウミラーの崩壊と共にこの次元銀河を股にかけた大きな大戦は後に『次元銀河大戦』と呼ばれるようになっていた。
ヤルダバオトやサイバスター等の別次元からの協力者もこの戦争が終わり次第に自らの故郷へ帰還した。


また、今回の一件で別の次元へ転移する航法はアストラナガンの手により、
ゲートを封鎖する事によって次元転移を完全に封じられてしまう事になり、これ以降次元銀河全体を巻き込む大きな戦乱は
二度と起こる事は無かった・・・・

+ 別章
 SRXサーガ別章~The later Asura world~ 繰り返される世界の闘争編(SRXタイムNEO)


世界が何らかの原因で滅亡に瀕した時に封印を解かれ、全てはその世界をリセットする為に、
『バトルファイト』を行う31体の不死身の機械生命体『ベリアル』が存在し続ける世界・・・。
統制者モノリスに記憶されている一番新しい記録では、ベリアル№1オーヴァーロードが勝者となり、
終焉間近を迎えた世界をリセットしたと記されている。

しかしチベットの遺跡で眠りに付いていたモノリスによって封印されていたベリアルは、
チベット遺跡調査隊(ベリアル解析班)が調査を進めていく過程で誤ってその封印を解いてしまい、
調査隊のメンバーが9割がその場で死亡。
更に封印を解かれたベリアルは地球のあらゆる場所へ散ってしまうのであった。

更にベリアル達はこの機に乗じてバトルファイトを再開。
それによる周囲の建築物や市民などがそれの巻き添えになるという被害や、
地球の統治を目的としていた地球連邦軍に攻撃する等平和を脅かす脅威となっていった上に、
攻撃を受けた地球連邦軍も不死身の肉体を持つ彼等を倒せずに居た為、上手に対応できずにいた。
そんな折、通称『理事』と呼ばれる謎の人物を中心として、
莫大な財力と独自の系統を持つ私設組織『ガイアセイバーズ』が登場。
更に理事は対ベリアル用の手段としてベリアルカードを発明・登場させる。
これによりベリアルに対する反撃が開始された・・・。


ガイアセイバーズは『最後の修羅』と呼ばれる凱皇を最初のメンバーとし、
それ以降は黒獅子、シュピーゲル、GP-01(後のGP-03)等をベリアルとの戦いを得てメンバーを増強していき、
更には地球連邦軍に追われている身であったダンクーガ率いる『宇宙海賊ビット』や、
ベリアルをベリアルカード無しで封印する事を可能とする身元不明の謎の旅人『瞬』を味方につけた。

順調に下級クラスのベリアルを封印していくガイアセイバーズ。
そんな折、ガイアセイバーズは地球連邦軍からチベットの遺跡で発見された
謎のオーパーツを輸送するのでそれの護衛任務を依頼される。

任務を受けたガイアセイバーズはオーパーツの海上輸送中、味方である筈のゲシュペンストの部隊に攻撃を受ける。
実はそれらのゲシュペンストの部隊は、非常に戦闘能力・知能指数が高いとされている
『上級ベリアル』と呼ばれる存在の一人に当たる『暗黒大将軍』によって洗脳され、襲い掛かってきたものだと判明する。
更に暗黒大将軍は海上輸送艦ノヴィス・ノア内部に潜入し、
中に保管されていたオーパーツを見つけ、手を触れさせる事によって起動させる。

実はこの起動したオーパーツの正体はバトルファイトの統制者ことモノリスであったのだ。

起動したモノリスはバトルファイトの再開を正式に宣言し何処かへ姿をくらました。
更にこれを待っていたかのように、
今まで下級ベリアルたちに比べ滅多に行動を他の上級ベリアルたちも行動を開始し始める。

それに追い討ちをかける様に宇宙海賊のメンバーがガイアセイバーズに匿われていた事も連邦軍に発覚してしまう。
ダンクーガは、自分の宇宙海賊メンバーや他のガイアセイバーズメンバーの身の保全を確保することを条件に
連邦軍に投降・逮捕されることになる。

そのような状況にもめげずベリアル封印に立ち向かうガイアセイバーズのメンバーであったが、
新たに姿を現した上級ベリアルの存在はこれまでのベリアルに比べ、明らかに強敵で苦戦を続けていた。

そんな折、自らを斬艦刀一族の末裔と名乗る大風雲や、
離脱したダンクーガの穴を埋めるために理事が新たに派遣した指揮官ヒュッケバインMK-Ⅲ、
そして下級ベリアルでありながら何故かガイアセイバーズへ協力の意思を示したキャスモジェニスが加入する。
(キャスモは理事と一悶着合ったが、最終的にはガイアセイバーズメンバーの手によって正式なメンバーに加えられた)

心強い仲間の加入に加え、それまでの既存メンバー自主的にVR訓練などを行うなどの鍛錬でその力を増強させていく。
しかしガイアセイバーズにとっては衝撃的な事が発生する。


連邦軍が、チベット遺跡調査隊の生き残りであるヴァルシオンCF連邦軍技術少将を中心とした対ベリアル駆除部隊
『ネオバディム』を結成。
更にその戦闘指揮官が逮捕されたはずのあのダンクーガである事も判明したのであった・・・
ネオバディムはガイアセイバーズにベリアルである筈のキャスモジェニスが居ることを理由に攻撃を仕掛けてくる。
戦闘指揮間のダンクーガは、海賊メンバーの一員であるテキサスマックらの説得に耳も貸さず、
別人の如く攻撃を仕掛けて来たのであった・・・。

それに並行して上級ベリアルとの戦いの方は、
着実に暗黒大将軍、フォルティス・アーラ、ケイオス、クイン・マンサ等等の上級ベリアルを封印していった。
しかし『ベリアル№10アウルゲルミル』『ベリアル№03ゴッドアーモン』との戦闘中に、
それぞれ瞬、黒獅子が戦死してしまった上、そのベリアルを
両者とも逃がしてしまうという悲劇も発生していた事は忘れてはならない・・・

一方、同じく上級ベリアルの一体に当たるラフトクランズがベリアルの能力を捨てガイアセイバーズに投降し、
そのまま味方になるという事もあった。
更にラフトクランズの話に寄れば逃がしてしまったアウルゲルミルやゴッドアーモン達は月面へ逃亡し、
他の残存ベリアル達も月面に集結しつつあるとの情報を得た。

この情報を得たガイアセイバーズは、宇宙戦艦ガンドールを使用して宇宙へ上がる。
時を同じくしてネオバディムも月面へ上がったということも知らずに・・・。


月面へ到着したガイアセイバーズは、ネオバディムの部隊と一戦を構えつつ、
大風雲が『ベリアルNo.04真・龍王機』と交戦。戦闘終了後、真・龍王機がベリアルの力を捨てたい、
という素振りを見せた為に大風雲は真・龍王機のベリアルの力を封印、そのお礼に真・龍王機は味方として加入する。
他のメンバーは地球で取り逃がしたアウルゲルミル相手に一時的にネオバディムと共闘していた。
それに対してアウルゲルミルは『破封砲』なる物を出現させ、地球そのものを滅ぼそうとしていた。
しかしその企みは前回のバトルファイトの勝利者ことベリアル№1オーヴァーロードに阻止され、
破封砲もオーヴァーロードの手によって破壊されてしまったのであった。
(この後、オーヴァーロードは『地球に潜伏し続けているベリアルが居る』と言い残しその場から姿を消している)

追い詰められたアウルゲルミルは、修羅王の亡霊である『修羅王骸・ヤルダバオト』を召喚し、
ヤルダバオトの圧倒的な力を利用してダンクーガを負傷させ、戦力的に損耗が激しかったネオバディム側を撤退させる。
圧倒的な力で暴れまわるヤルダバオトに対し、同じく修羅である凱皇が応戦するが、戦いの最中に死亡してしまう。
しかし凱皇の死を目前と見つめたヤルダバオトは正気を取り戻し、
罪を贖う証として死んだ凱皇と一体化する事によって凱皇を生き返らせる。
更に死んだと思われた瞬が実はアウルゲルミル内部にダークマターとして取り込まれており、
それの救出に成功してアウルゲルミルを何とか封印する。

月面での死闘を終え、ガンドールで地球へ帰還しようとしたガイアセイバーズだったが、
これを待っていたかのように出現したゴッドアーモンの手によって、
ガンドールは大破・使用不能と化してしまうのであった。
だが、そのゴッドアーモンも明鏡止水を発動させたシュピーゲル、実は密かに理事がスパークを回収し、
新たなプロトフォームにスパークをアップデートされた黒獅子の出現により封印されてしまう。


瞬の転移のお陰で何とか地球に帰還できたガイアセイバーズだったが、
月面で死闘を繰り広げている間に地球では『アルジャーノン』という謎の現象が発生していた。
このアルジャーノンという現象は、それに感染した機械生命体は突然死を引き起こし、
体は謎の有機物化によって腐敗していき、アニムスなる謎の果実が生える事という恐るべき現象であった。
元上級ベリアルの真・龍王機やラフトクランズの話によりこのアルジャーノン現象を引き起こしているのは、
上級ベリアルの一体であるカンケルである事が判明する。

カンケルが自身の細胞から生み出したスタンドであるカンケルスタンド:ギル・ギア等を撃破しつつ、
カンケルを封印し、これらの現象を収縮させることに何とか成功したのであったが、
再びダンクーガ率いるネオバディムがガイアセイバーズを襲撃する。
前回とは違い、明らかにおされ気味なネオバディム側。一方、ダンクーガは
ネオバディムの拠点がランタオ島に書いてあることを示したCD-ROMを『わざと』落とす形で撤退していく。

CD-ROMを回収したガイアセイバーズ。そのCD-ROMにはランタオ島に関する情報だけではなく、
ヴァルシオンCFがオーヴァーロードが現在潜伏しているチベットの遺跡に対し、
重陽子ミサイルで攻撃を行う事も明記されていたのであった。
ヴァルシオンCFによる重陽子ミサイルによる攻撃が危険と判断したガイアセイバーズは、急いでランタオ島へ向かう。

ランタオ島に攻め入ったガイアセイバーズは、ダンクーガのデータを元に量産した偽ダンクーガ部隊を展開。
それに応戦していくが、オリジナルのダンクーガの性能を上回る
偽ダンクーガシリーズの最終進化形態『偽ダンクーガTypeFINAL』の出現により窮地に立たされる。

そんな時、紛れもないオリジナルのダンクーガがその窮地を救う為にガイアセイバーズの前に再び味方として姿を現す。
ケミカルボルトによって洗脳されていたダンクーガだったが、
実は最初に仕掛けたガイアセイバーズとの襲撃戦闘の際に戦いを通じてその洗脳から解放されていたのだが、
しばらくヴァルシオンCFの眼を欺く為にそのまま洗脳された状態を装っていたのだという。
オリジナルのダンクーガを相手に偽ダンクーガTypeFINALは『幻獣凱装』を用いて、
『幻獣王ファイナルダンクーガ』へ神化するが、最終的にはダンクーガと相打ちになる形で死亡するのであった。
その後、ダンクーガの犠牲を乗り越えたガイアセイバーズは重陽子ミサイルの発射を阻止し、
何とかヴァルシオンCFも撃破する。

そしてとうとう残る敵のベリアルはオーヴァーロード一体のみとなった。


戦力を万全に整え、オーヴァーロードの待つチベットへ突入するガイアセイバーズ。
敵の攻撃を吸収する特殊能力や前回のバトルファイト勝者である実力を遺憾なく見せ付けるオーヴァーロードを、
相手に何人ものの戦闘不能者が続出するガイアセイバーズ。
だが、それでも諦めずに大風雲は天照の封印を解き、その達をオーヴァーロードに浴びせる。
それに乗じた凱皇や瞬の集中攻撃によって攻撃を吸収しきれなくなったオーヴァーロードは
そのまま瞬の手によって封印されていく。しかしオーヴァーロードは封印される瞬間に一つの遺言を勝者たちに遺す。

『まだベリアル№0が残っている・・・それに奴はバトルファイトの勝者になることで世界の終焉を目論んでいる、
最凶最悪のベリアルだ。例え、汝らが奴を倒したとしてもこの世界はモノリスによってリセットされるだけ。
最早、この世界は滅ぶかリセットの二つの選択肢しか遺されていない』、と。

この選択肢を突きつけられた彼等はただ驚くしかなかった・・・。


それと同時にベリアル№0の雑兵にあたるエヴァンゲリオンが全世界に出現。
ほぼ無限といってもいいその数に圧倒されていくガイアセイバーズはそれらが全世界で当たる破壊活動によって
世界が滅亡していくという事を悟る。
更にそれに並行してベリアル№0の居場所を探していたガイアセイバーズは、
驚くべき衝撃の事実を知ってしまう。
それは・・・。


ガイアセイバーズの最高責任者である理事がベリアル№0ことアノルファスと同一人物、
すなわちガイアセイバーズの今までの戦いは全てアノルファスが自らバトルファイトの勝者となるために
利用されていたということであった。


これに激しい憎悪を覚えたガイアセイバーズは、自らの成すべき目標としてガイアセイバーズ理事・・・
いや、アノルファスを封印する為に直接対決を迎える。
こうしてガイアセイバーズとベリアルとの最終決戦が火蓋を切って落とされた。

アノルファスの体内から無限に出現していくエヴァンゲリオンに何度も押されていくガイアセイバーズ。
そしてそれをほくそ笑むかのように世界を滅亡へあざなうアノルファス。

完全に心身ともボロボロになっていくガイアセイバーズ各機、最早絶望的な状況であった。
しかしそれでも諦めようとしなかった。
これまで何度不利な状況になろうが彼等は決して諦めなかった。

それが実を結ぶかのように凱皇はヤルダバオトの魂を解放させ、
天級修羅神『凱皇修羅神・ヤルダバオト』へ更なる神化を遂げる。それに伴いアノルファスは意外な過去を明らかにする。


『それはまだこの世界が修羅界と呼ばれ、修羅と呼ばれる住人が居たころ・・・
まだベリアルによるバトルファイトが行われていなかった頃の世界の話・・・
その時、バトルファイトを継続させる為に他の世界からベリアルが出現する。
ベリアルは手始めに修羅たちを攻撃して之、壊滅に追いやっていった。
とうとう修羅側は修羅王ヤルダバオト一体のみとなり、
ヤルダバオトはそれでも激しい抵抗を続けたが最終的にはとある一体のベリアルによって倒されるのであった。
そのベリアルの名は・・・アノルファス・・・』


それに驚嘆する凱皇、アノルファスは一度倒した相手に負けるわけが無いと、ヤルダバオト・・・いや、凱皇に戦いを繰り広げる。
しかし大風雲の援護攻撃もあり、凱皇はベリアルによって倒された修羅たちの無念を晴らす為にも、
己の命を燃やし尽くしてアノルファスを封印するのであった。
そしてアノルファスを封印し終えた後、何故か凱皇、そして大風雲の姿は消えていた・・・。



アノルファスを封印し終えた戦いの直後に姿を現すモノリス
モノリスはバトルファイトの勝利者となったキャスモジェニスの願いを聞くために現れたのであった。
キャスモジェニスはアノルファスによって犠牲になった民間人やその他の建築物を元に修繕して欲しいと願いをつげる。
それに対してモノリスは全てのベリアルの封印・・・。
即ちキャスモジェニスの封印も行えばそれを承諾するといって、キャスモジェニスも同意。
キャスモジェニスを封印したモノリスはその願いを叶え、何処かへ消失するのであった・・・。



その後、ガイアセイバーズは連邦軍が保有しているランタオ島に攻撃した罪で連邦軍によって身柄を確保されたが、
アノルファスによる世界の滅亡の危機を救った事を評価する擁護もあった為か、
『ガイアセイバーズメンバーの永久的解散』という条件付で何とか釈放されている。
そしてこの事は後に『ベリアル事件』と呼ばれるようになり、
明らかになった真実の大部分は連邦軍が情報操作と隠蔽工作するという形で表沙汰にはならなかった。
そしてその後の歴史にはガイアセイバーズと言う組織が存在した事は記述されてなかった・・・。


             SRXサーガ 『第2巻に続く』

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最終更新:2015年08月16日 17:54