問題ねぇよ(もんだいねぇよ)
27話の
染岡さん格言。
英訳すると「No problem」。
突如襲来した
宇宙人と傘見野中の校舎を賭けてサッカーで戦うことになった雷門サッカー部。このまま戦うのは無茶ではといぶかる
夏未たちに、
染岡さんはたった一言だけで答えた。
この時の状況
- 敵の軽いシュートは円堂のマジン・ザ・ハンドが間に合わないスピードだった
- しかも威力は大苦戦した世宇子中より強力だった(校舎を破壊されている)
- 「スピードもパワーも、あんなのは見た事がない…」
- 相手は宇宙人
- エースストライカーの豪炎寺がいない
- 主戦力の一之瀬がいない
- 主戦力の土門がいない
- 夏未「現状では染岡君のワントップになるわ、大丈夫なの!?」
- そもそも、その染岡さんは直前の世宇子中との試合で負傷し退場している。
問題山積みである。
びっくりするほど大ピンチ。なのに「No problem」。この自信。なんなんだろう。
試合は当然のごとくボロ負けに終わった。
かと言って、狙われていた傘見野中学にはまともな選手が育っておらず、校舎を守るためには雷門中学のサッカー部員が戦うしかない状況だった。
ここで「問題だ!これじゃ戦えない!」と弱音を吐いてみたところで、戦う前からチームの士気をいたずらに落とすだけである。
だからと言って、圧倒的な敵を前に雄弁に意気込んでみせても、逆に周囲を不安がらせる恐れもあるだろう。
まさに、その場で全力を尽くすためだけの一言。
染岡さんのFWとしての精神面はすでにトップレベルの高みまで達していると言える。いやマジで。
最終更新:2010年02月10日 10:40