ズゴック MSM-07
その機体特性どおり水中、陸上両戦闘で高い能力を発揮できる。「垂直発射ミサイル」を使用可能。
基本戦術は
中距離支援機体戦術を参照。支給条件は中50pt
兵種 |
中距離支援型 |
HP |
280 |
コスト |
180・200 |
被撃墜時の-pt |
32・40 |
耐ダウン値 |
中 |
着地硬直 |
中 |
耐久力こそ
ドムに劣るが、ブースト性能ではこちらの方が良好。速度だけなら中距離機体の中ではトップクラス。
更に水陸両用機体である為に、水中では機動力向上の恩恵を受けられるというメリットもある。
メイン武装のミサイルは適正距離(後述)で連射した場合、狙われた敵機は遮蔽物を使わないと全弾回避が困難。さらにこのミサイルは連射性能にすぐれているためロック送りを使用することで複数を同時に相手にできるのも特徴。
但し、他の中距離機に比べ拠点攻撃力は低い。
着地硬直は、中距離機にしては若干短め。
REV.1.09(07.10.24)変更点
■メイン
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン 補正値 |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
6連装 ミサイル砲A |
6/単発 (連射可能) |
全距離 35 6連続HIT時 ? |
よろけ2発 低5発 中6発 高-発 |
9カウント |
△ |
射程 210~400m 200m以下で 威力低下 |
6連装 ミサイル砲B |
6/全弾連射 |
全距離 28? 6連続HIT時 110 |
よろけ2発 低5発 中6発 高-発 |
7カウント |
△ |
射程 210~400m 200m以下で 威力低下 |
本機最大の特徴である垂直発射式の高誘導ロケット砲。
キャノン砲のように障害物越しに撃つ事が可能で、更にミサイル特有の高誘導性をも有する、まさにキャノン砲とミサイルの良い所を合わせ持つ兵器。
しかし垂直発射式という特性上、洞窟内やハイウェイ下などの天井の低い場所では射線が遮られてしまうという大きな欠点がある。
自機と敵機との位置関係には、他の支援機以上に注意したい。
(特に
ジャブロー地下ではミサイルが使えない場所が多いので、使用率が低い)
《6連装ミサイル砲A》
1トリガーで1発発射する。
1発目で敵のブースト強要をし、硬直タイミングを予測して次弾を撃つ時間差攻撃ができる。
また発射後の赤ロック送りを使い広場等にいる複数の機体相手にブーストを強制させ相手ラインを崩すきっかけも作れる。
ダウン値は非常に低く、1ヒットなら味方の連撃の邪魔をしない。
また、よろけには2発必要だが、連撃カット事態は1ヒットで可能である。
青ロックではほとんど誘導しない。
拠点落としは、フリーで攻撃しても4vs4時で130カウントはかかる。
メガ粒子砲Bを併用すれば多少は早く落とせるだろうが、CPU戦でもない限り、単独で狙うのは難しいだろう。
《6連装ミサイル砲B》
こちらは1トリガーで6発全弾を連射する。
1発の威力がやや低下しているが、リロードが2カウント短く、誘導性能・弾速も上がっている。
連射速度も上がっており、ミサイル同士の間隔が短く視覚的な威圧感がある。
まとめて避けられてしまうこともあるが、しっかりと着地硬直に合わせれば、大きなダメージを与える事が可能。
A砲の様に時間差を付けての射撃が出来ないが、A砲同様に発射後の赤ロック送りが可能。
障害物で射線が通らない場合や、射撃中に標的がダウンした場合にも無駄弾を撃たないよう、素早い対処を心掛けたい。
小ネタだが発射時に常にジャンプペダルを踏んでおくと、およそ3発目で一瞬ジャンプする。
また、ミサイルは等間隔で発射されるのではなく「バシュ・バシュ・バシュシュ・バシュ・バシュ」と真ん中の2発だけ間隔が短い(ほとんど意味はないが)。
対拠点攻撃力比較表
武器 |
4人 |
5人 |
6人 |
7人 |
8人 |
A砲 |
55発/130cnt. |
?発/?cnt. |
?発/?cnt. |
?発/?cnt. |
不可能 |
B砲 |
80発/132cnt. |
?発/?cnt. |
?発/?cnt. |
?発/?cnt. |
?発/?cnt. |
■サブ
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン 補正値 |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
メガ粒子砲A |
30/3連射 |
密着時 6 最長射程時 19 (3HIT時) |
よろけ1発 低2発 中2発 高3発 |
7.5カウント |
× |
射程280m 270m以下で 威力低下 |
メガ粒子砲B |
4/単発 |
密着時 15 最長射程時 50 |
よろけ-発 低1発 中1発 高1発 |
17 カウント |
▲ |
コスト+20 射程300m 180m以上で 威力増加 |
A砲とB砲では発射する腕が逆になる。障害物から半身を出して撃つ時には注意。
《メガ粒子砲A》
右腕から1トリガーで3連射する。ビームと言うよりマシンガンに近い。
弾速は遅いが射程は長め(約280m)。弾数が多くリロードも短め。
低威力で集弾率も低い。
ザクキャノンのザクマシンガンと似た性能だが、威力とダウン値がやや高い。
硬直を狙えば命中し易く2、3発でダウンを取れるので、敵機の追撃からの逃走時等で間合いを取るには効果的な武装。
連撃カットにも使い易い。
《メガ粒子砲B》
A砲とは逆の左腕から1トリガーで1発発射する。
装備時、コスト+20。
距離が離れる程威力が増し、180m以上でダメージ50。
撃ち切りリロード式で、リロード時間はメインの2倍程の長さ。
1発ダウンで弾速も速いので、連撃カットには極めて有効。
発射時にビーム兵器特有の硬直がある。
アッガイのメイン武装のメガ粒子砲に似たタイプで、連射は不可能だが最大ダメージは2倍。
サブ武装の中ではザク・バズーカ等と同等の高威力を持つ。
ミサイルで削った後の追い撃ちや、HPが残り少ない敵機へのとどめにも有効である為に攻撃能力はA砲よりも高い。
連射が出来ずリロードもかなり遅い為に、敵機の接近を許した場合にはA砲のように弾幕を張って後退する事が出来ない。
硬直をしっかり狙えば近距離戦もある程度こなせるが、自衛能力に関してはメガ粒子砲Aより低くなる。自分の好みに合う方を選ぼう。
■格闘
武装 |
武器名 |
ダメージ |
ダウン 補正値 |
対拠点 能力 |
備考 |
格闘武器 |
アイアン・ネイル |
15→20 (理論値15→25) |
10 |
× |
合計威力35 2連撃まで可能 |
タックル |
頭突き |
20 |
10 |
× |
|
左→右と、爪を繰り出す。
他の中距離機同様、格闘態勢移行→攻撃、と2度トリガーを引かねばならず、威力も低め。
2撃目の入力タイミングは
ザクキャノンとほぼ同じ。
本機に乗ったなら一度は爪でジムでも突きたい所だが、所詮は中距離機。
シャアのような真似は、
ズゴック(S)でするべきだが、やはりいざと言う時の為に連撃が出せるのに越した事はない。
タックルは引き付けて使おう。
■セッティング
セッティング 名 |
装甲 耐久力 |
旋回 速度 |
ダッシュ 性能 |
ダッシュ 距離 |
ジャンプ 性能 |
備考 |
機動重視3 |
-3 |
+1 |
+3 |
150m |
+2 |
HP 259 推力バランス調整で ダッシュ強化 |
機動重視2 |
-2 |
+1 |
+2 |
140m |
+3 |
HP 264 装甲を全面的に 削り更に軽量化 |
機動重視1 |
-1 |
+1 |
+1 |
137m |
+1 |
HP 275 装甲の一部を削って 軽量化 |
|
|
|
|
|
|
|
ノーマル |
0 |
0 (1.04) |
0 (1.00) |
133m |
0 (64) |
HP 280 支給時の状態 |
|
|
|
|
|
|
|
装甲重視1 |
+1 |
-1 |
-1 |
129m |
-1 |
HP 285 装甲間に 緩衝材を追加 |
装甲重視2 |
+2 |
-1 |
-2 |
126m |
-2 |
HP 292 装甲裏面に 強化リブ装着 |
装甲重視3 |
+3 |
-1 |
-3 |
120m |
-3 |
HP 301 装甲の一部を 溶接モノブロック化 |
装甲重視4 |
+4 |
-2 |
-4 |
114m |
-4 |
HP 312 装甲を部分的に 二重化 |
装甲重視5 |
+5 |
-2 |
-5 |
106m |
-5 |
HP 322 装甲を完全に 二重化 |
※()内は旋回速度(度/フレーム)、ダッシュ速度(メートル/フレーム)、ジャンプ性能(メートル)を示す
※水中では機動力が向上
機動性能はノーマル設定で
アクア・ジムより若干上な程度。
機動2、3設定にした場合、機動5設定のアクア・ジムに対してブースト、ジャンプ、歩行スピードは劣る。
機動3はブーストに優れ、機動2はジャンプに優れる。
本機の場合、ミサイルの誘導性を上げるためにジャンプ力の向上を図った方がメリットとなる事が多い。
自分に合ったセッティングを見付けよう。
■支給(コンプリートまで8200)
順番 |
武器名 |
支給パイロットポイント |
1 |
セッティング1 |
400 |
2 |
セッティング2 |
500 |
3 |
メガ粒子砲B |
500 |
4 |
セッティング3 |
700 |
5 |
セッティング4 |
700 |
6 |
6連装ミサイル砲B |
700 |
7 |
セッティング5 |
1000 |
8 |
セッティング6 |
1000 |
9 |
セッティング7 |
1200 |
10 |
セッティング8 |
1500 |
■その他
敵機が近過ぎるとミサイルが命中しないので適正距離で戦い、接近された場合はメガ粒子砲でダウンさせて距離を取るのが基本戦術。
ザクキャノン、
ドムで培った視野の広さと判断力が活きる。
中距離支援機の集大成とも言える要素が色々と詰め込まれており、使い方によっては幅広い役割をこなせる。
主な要因は以下の5点。
- ミサイルは誘導性に優れ、絶え間なくプレッシャーを与えることができる
- サブ射も優秀で、ある程度なら近距離戦がこなせて自衛力が高い
- レーダーが広めで指示を出し易い
- ブースト性能も優秀な上、耐久力もそこそこ有す
- タンク、スナイパーキラーでもある
これらの要素が全て詰め込まれた機体はジオンでは、このズゴック位なものである。
送り狼や敵支援機の牽制、拠点攻撃中のタンクの迎撃・撃破等、実に様々な局面で活躍出来る。
ただし、ジオンの全中距離機体の中で最も拠点攻撃力が低い。
つまり、中距離支援以外の仕事は各専門職には到底及ばない事を忘れてはならない。
あくまで他カテゴリーの仕事は緊急時に、という心構えが「オールラウンダー」と「器用貧乏」の境い目となる。
それらを理解した上で立ち回りを磨けば、ズゴックは水陸両用MSの傑作機として必ずや期待に応える働きをしてくれる事だろう。
メイン武装のミサイルは、出来るだけこちらを向いていない敵に発射しよう。
障害物の多いマップではすぐに隠れられ、慣れたパイロットなら小ジャンプの連続で楽に回避されてしまうからである。
開けた場所で敵の視覚外から撃つ。それを徹底出来れば高い戦果が期待出来る。
対ビームライフル機体の要になれる機体である。
特にガンダム・G3は一定距離を保ち前衛付で戦う事が多いためなかなか近格では近づけず硬直をとられ苦戦する。
そこでより射程の長いズゴックが敵カット用機体にミサイル牽制することによって相手の連携を崩していこう。
建物の間に逃げこまれてもジャンプと距離調節でその隙間に攻撃できるようになろう。
射撃テクニック
弾道等にやや癖のあるメイン武装なので、以下を参考にしてより効果的な運用を目指そう。
- 発射距離は250m~330mを守る。それ以外の距離では避けるのが容易だからである。
約200mの場合、発射後接近されると命中しない。距離は長めに取って撃つべし。
- 障害物の裏から一瞬顔を出して赤ロック、障害物の裏に戻って安全に撃つべし。
- 通常射撃では越えられない高さの障害物でも、自機がジャンプする事で越える事が出来る場合がある。
- A弾・B弾共に1、2発余っていて(B弾も連射中にダウンを喰らうと余る)敵が見えない状況なら撃ち切ってリロードし、次の射撃時には全弾装填の状態にしておこう。
- 「降下」時に最もホーミング力が上がるので、「地形の有効利用」や「ジャンプ」を駆使して、出来るだけ標的より高い位置からの発射を心掛けよう。
- 多数の敵機が視界に入っている時は、ロック送りボタンと射撃トリガーを交互に押して撃つテクニックがある。
多数の敵機にミサイルをばら撒く事が出来るので敵へのプレッシャーはかなりのものに。
1機毎のダメージは下がるが、タックルダウンで残りの弾が無駄にならない様にする為にも覚えておきたいテクニック。
驚異のメカニズム
6連装ミサイル砲の適正距離は上記の通り210m~380m。
210m未満だと敵機の頭上を飛び越えてしまい命中しないが、これには例外がある。
敵機との距離が210m未満でも、ビルや崖の上などの高い位置から赤ロックした足下の敵機にミサイルを撃つ。
するとミサイルは一旦200m辺り先まで離れて行くが、降下の段階で恐ろしいホーミング性能を発揮して足下の敵機に命中するのだ。
敵機との高低差がそれ程ない場合はホーミングし切れずに命中しないが、高度を確保すればホーミングして命中する。
有効射程外にいるにも関わらず、頭上を通り過ぎたミサイルがUターンして背後から襲って来る為に、敵機には非常に分かり辛い。
尚、高低差が大きい程、より近くの敵機にも命中する模様(ニューヤークの丸ビルの屋上から、ほぼ真下の敵機にも命中したとの報告有)。
最終更新:2009年01月09日 11:09