フルアーマーガンダム  FA-78-1

ガンダム増加装甲案を実現した機体のひとつ。
武装は全て大火力だが、重装甲ゆえにやや鈍足。
基本戦術は中距離機体戦術を参照。
支給条件は少尉以上で中距離搭乗経験値が96pts

基本データ
兵種 中距離支援型
HP 340
コスト 250・300
被撃墜時の-pt 62・90
耐ダウン値
着地硬直
オーバーヒート時の
回復速度

ダブル・アームド・システムを搭載。
高コストな上に機動力が低い為、他の機体以上にレーダーを見ての立ち回りが要求される。
ロック幅はガンダム(G-3)サイサリスと同等の狭さであり、旋回性能の悪さも相まって慣れるまでは敵を捕らえるのが難しい。
特に至近距離に詰められた際は、他の中距離機以上に自衛が難しい。

味方との連携が取れ、危ない時には援護が得られる環境下での運用が望ましい。
同店舗の仲間とインカムで協力し合った方が高火力武装を活かすチャンスが増え、大きな戦果を挙げられるだろう。

ブーストの回復が遅く、オーバーヒートした時は4~5カウント程の時間が必要。
ガンダムガンダム(G-3)と同じく、拠点でのHP値の回復が遅い。
ダッシュ硬直はガンダム程大きくはない。

支給当初は、劣悪な運動性能から「お荷物機体」との声が多かったが、ほぼ毎回のアップデートの度に上方修正が施されている。
ブースト&ジャンプ性能、各武装の強化(攻撃力・弾数・リロード時間・誘導性能など)、HPの増加と、実は数多くの恩恵を受けている。
現在は高コスト相応の性能を備える機体として仕上がっており、支給当時の先入観を見直してもいい頃かもしれない。
中距離機体だからと敬遠せず、支給されたら一度は乗ってみることを勧める。

REV.1.16(08.09.17)変更点
  • 体力:全セッティングにおいて20増加↑
  • 可動式ロケット砲:持ち替え発射時間短↑、弾数増(5→6)↑、攻撃間隔短↑、命中率向上(誘導性向上)↑
  • ミサイルベイA:持ち替え発射時間短↑
  • ミサイルベイB:持ち替え発射時間短↑
  • 2連装ビーム・ライフルA:単発・撃ち切りリロードタイプに変更
  • 2連装ビーム・ライフルB:常時リロードタイプに変更
  • パンチ:持ち替えからの即時攻撃ができるように変更↑

■メイン

武器名 弾数 ダメージ ダウン
補正値
リロード
速度
対拠点
能力
備考
可動式
ロケット砲
6 密着時45~50?
最長射程時90
タックル45以上?
1発ダウン 約7カウント 射程210?~502m
ロック可能距離452m
215mから威力低下

《可動式ロケット砲》

1トリガー1発。弾丸は螺旋状で視認しやすい。
単砲だが威力が高く、若干だが誘導性も備わっているので、敵機がこちらを見ていない場合や硬直狙いに強力な武装。
敵の硬直をしっかり狙い、一発を丁寧に当てていこう。

射角調整が可能。
角度は30度(初期角度)→0度(水平)→45度と変化する。
初期射角から最大射角までは1カウント程度かかる。
射角調整中は移動できない(旋回は可能)。

初期射角で発射する場合はタンクのMS弾の様に縦と高さの誘導が強い為、ジャンプスナイプ中のスナイパーや、後退する敵への追撃に特に効果的。
水平発射時には横の誘導が強くなり、命中させ易い(おそらく、敵のいる地点へ速く飛んでいくので、単位時間あたりの横軸の補正距離が大きくなるからだと思われる)。
他機体のキャノン砲に比べて弾速が速く最大射角でも命中させ易いので、状況次第では障害物越しの死角から狙ってみるのも悪くない。
自分より高所の敵には更に命中率が増す。

また、他の中距離機体よりも有効射程が長く遠めの間合いから弾が届くので、しっかり位置取りすれば敵の中距離機体を一方的に攻撃・牽制することも可能である。
敵支援機の妨害を行う事で味方前衛が動き易い環境を作り援護できるが、これを味方前衛の後ろから行うことも可能になってくる(遠方の敵にはダメージ効率も良い)。

拠点にもそこそこダメージは通り、破壊可能な建物をほぼ1発で破壊可能(丸ビルやハイウェイ傍の高いビルには要2~3発)。

■サブ

武器名 弾数 ダメージ ダウン補正値 リロード
速度
対拠点能力 備考
ミサイル・ベイA 8/8発 最長時198(8発HIT)
対タックル50
よろけ1発
低6~8発?
中7~8発?
高8発?
約28カウント 特◎ 機動力低下-中-
最大射程452m
ミサイル・ベイB 8/8発 対ダウン値高には最大51以上? よろけ?発
低6発
中8発?
高-発?
約9カウント × 閃光弾
最大射程480m?
頭部バルカン 36/4発 よろけ4発?
低?発
中?発?
高?発?
約15カウント ×

《ミサイル・ベイA》

肩と膝からミサイルを8発同時に発射する。1発の威力は最大40。
装備時機動性低下-中-。

誘導性が高く、命中時に与えるダメージも非常に大きい。
対拠点能力も高く、4vs4時なら1セットで拠点に3割程度のダメージを与える事ができる。
青ロックでもかなりの誘導性を持ち、赤ロックでも青ロックでも300m以上になると明らかに誘導性能が上がる。
しかし弾速は遅く、弾もまとまって発射される為に引き付けて横ダッシュされると容易に回避されてしまう。
全弾命中でダウンするが、1発あたりのダウン値は詳細不明。
誘導性の高さから、一応180m付近まで当たることは当たる。

トリガーを引いてから発射するまでに1~2カウント時間差があるので要注意。
その際に攻撃を受けた場合、ミサイルは発射されずにリロードとなってしまう。

リロード時間が長いので、撃つべき相手とタイミングは慎重に考慮したい。
発射後約2.5秒間は他の武器への変更不可。
装備時の機動低下のデメリットも大きく、立ち回りは慎重に。

全ての支援機体に言える事だが、こちらに対して横や後ろを向いている敵等を攻撃するのが有効だ。
前方に敵がいても、こちらへの警戒が薄い敵がその奥にいるならば、そちらを選択し攻撃するのが良い(前方の敵との距離が近いようなら、まずは大人しく逃げよう)。
その大火力を活かして友軍に貢献しよう。

余談だがミサイルが機体斜め前方に向けて発射される為、至近距離でも敵機が射線上にいれば(自機より高い場所にいる等)命中する事がある。

《ミサイル・ベイB》

こちらは閃光弾となっており、命中時に敵カメラへ障害を与える。
Aに比べ威力は低いが、弾速やリロードが速くなっており、機動性低下もない。
対拠点攻撃力は低く、全弾命中で可動式ロケット砲1発の半分程度。
全弾HIT時の威力はそこそこあるらしい。要検証。

着弾エフェクトはザクII(F2)(連邦軍仕様)のハンドグレネイドと同じく光る。
1発でも命中すれば敵メインカメラを損傷させられるようである。効果時間は約2.5秒。
弾が8発と多い為に着弾範囲も広く、敵が固まっている所に撃てば複数機のカメラに障害を与える事も可能。支援兵器としては非常に優秀。

A弾と違いアクア・ジム等のミサイル系と同じで、標的との距離が300m以上ないとミサイルが収束せずに、完全に命中しない模様。
しっかりと間合いを置いて撃とう。
また、距離が離れる程誘導性が上がる。
Aよりロック可能距離が遠くに設定されている。

A・B共に、障害物に密着した状態から発射すると膝からのミサイルが障害物に当たってしまう。
隠れながら撃つ場合は少々離れて発射した方が良い。

《頭部バルカン砲》

1トリガー4発発射のバルカン砲。内蔵武装であるためDASには該当しない。
威力は他機より少し高めのようだがダウン値が低く、1セット4発をきっちり命中させないと敵機はよろけすらせず、自衛用の兵装としては若干心許ない。射程は他機体と変わらない模様。
他の連邦軍機のバルカン砲より装弾数が多いが、その分リロードは長い。

■格闘

武器名 弾数 ダメージ ダウン
補正値
リロード
速度
対拠点
能力
備考
2連装ビーム・ライフルA 6 密着時16
最長射程時80
1発ダウン 撃ち切りリロード
13.5カウント
コスト+50
最大射程500?m
ロック可能距離422m
威力低下260m以下?
2連装ビーム・ライフルB 6/2発同時 密着時32
最長射程時108
(2発HIT)
よろけ1発
低2発
中2発
高2発
常時リロード
約4カウント/1発
コスト+50
最大射程500?m
ロック可能距離422m
威力低下320m以下?
残弾数2以上で発射可
パンチ - 25→25
(理論値25→32)
合計威力50
タックル - 30 1発ダウン

《2連装ビーム・ライフルA》

1トリガーで1発発射。撃ち切りリロード。装備時コスト+50。
単発だが、連射時の発射間隔はビームライフルの中でも特に短い方。
トリガーを引いてから射出されるまでは比較的早い。

約260m以遠で最大ダメージを出せるが、最大射程付近では砲撃中のタンクやお座りスナイパー以外に狙って当てるのは難しいだろう。
1発でダウンを奪うことができ、非常に短い間隔で連射できるので硬直狙いの命中率に優れ、自衛には向いているといえるだろう。

メイン・サブ武装からの切り替え動作がある為、相手に距離を詰められそうな時は早めに持ち替えておきたい。
目安として、300m以内へ敵が侵入してこればすぐに持ち替えておいて損はない。
(300m以内だと水平発射以外の肩キャノンは誘導の関係で命中しにくい為)
また、ビームライフルの特性として誘導性が全くないために近距離で敵機に歩き避けされてしまうと有効に活用できない。
あくまで「近付かれるのを防ぐ武装」であるという事を忘れずに。
近くで味方機が単機で斬られていたら、カットしてあげると良いかもしれない。

拠点攻撃力は4発で可動式ロケット砲1発分程度と低め。


《2連装ビーム・ライフルB》

1トリガー2発同時発射で常時リロード式。装備時コスト+50。
約4カウント/1発チャージとチャージ速度は遅くないが、残弾数が最低2発ないと発射不可。
1発でよろけ、2発命中でダウンする(グフがよろけるのを確認)。
しかし同時発射の為、大抵は同時に命中しダウンを取れる。

拠点攻撃力は1トリガー(2発)で可動式ロケット砲1発分をやや上回る。

《パンチ》

最後に支給される格闘攻撃で固定武装扱い。
ジム・キャノンガンキャノン同様のワンツーパンチを繰り出す。

高コスト機だけあって中距離機としてはなかなか威力が高く、1トリガーでの抜き打ちが可能。
2連撃までの威力はガンダムより上。

コスト増加がないという魅力はあるが、機動力の低いこの機体では格闘でダウンを奪っても敵機との距離を離すことは難しい。
結果として、2連装ビーム・ライフル装備時よりも自衛力は低下してしまう恐れも。
これを装備する時にサブ射撃に頭部バルカン砲を装備していない場合、相手のタックルに対してカウンターが取れなくなるので注意。

サブにバルカンを選択し、パンチを装備することで近接間合いでの自衛力を高め、緊急時の僚機への援護も可能。
バルカンとパンチによるダウン能力と、機動力ペナルティの解除により実は高い距離調整能力を獲得できる・・・が、それはあくまで「メイン武装をしっかり命中させダメージソースにできる腕があるなら」の話。

余談だが、パンチを選択してもグラフィック上は右手に2連装ビームライフルを装備したままである為、敵機からはどちらを選択しているのか分からない。

拠点攻撃力比較表
セッティング 4人 5人 6人 7人 8人
ロケット砲 34発/92cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt.
MBA 24発/65cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt.
MBB ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt. ?発/?cnt.
BRA 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能
BRB 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能
※MBA→BRA6発→ロケット砲6発→BRA6発→MBA→ロケット砲3発
の順で使用すると約42cnt.で拠点撃破可能。(REV.1.16 4on4時)
※MBA→ロケット砲6発→BRA6発→ロケット砲5発→MBA
の順で使用すると約38cnt.で拠点撃破可能。(REV.1.16 4on4時)
※MBA→ロケット砲6発→BRB3トリガー(6発)→ロケット砲3発→MBA
の順で使用すると約34cnt.で拠点撃破可能。(REV.1.16 4on4時)

■セッティング

セッティング名 装甲
耐久力
旋回
速度
ダッシュ
性能
ダッシュ
距離
ジャンプ
性能
備考
機動重視2 -2 +1 +2 128m
(112m)
+2 HP 320
機動重視1 -1 0 +1 121m
(106m)
+1 HP 330
ノーマル 0 0 0 112m
(98m)
0 HP 340
支給時の状態
装甲重視1 +1 -1 -1 -m
(90m)
-1 HP 350
装甲重視2 +2 -1 -2 -m
(82m)
-1 HP 360
装甲重視3 +2 -1 -1 -m
(90m)
-2 HP 370
装甲重視4 +4 -2 -2 -m
(-m)
-2 HP 380
※水中では機動低下
※ダッシュ距離の( )内数値はミサイル・ベイA装着時のもの

《機動重視》

機動セッティングは2まで。初期支給状態で機動低下-中-の為、機動力を上げる為に最初はこちらを選ぶ人が多いだろう。

耐久力は高いが機動力が絶対的に不足しているため、戦線での位置取りと敵味方の動きに常に注意を払うことが求められる。
慣れないうちは機動力の低下するミサイルベイAを外してミサイルベイB等を装備し、機動2にセッティングする事で機動性を上げ、被弾を避ける手もある(陸戦型ガンダムN程度には動ける)。
しかし貴重なダメージ源を失う事にもなるので、好みやチーム編成で使い分けるのも良いだろう。
どうしても撃墜されやすい人は試してみるといいかもしれない。

敵機が機動重視の場合、自機の機動力だけで相手を振り切ることはほぼ不可能である。
また2連装ビーム・ライフルは発射硬直が大きい上に敵機の硬直にあわせて撃つ必要があり、他の中距離機体がもつサブ射撃と比べると使い勝手が悪い。
このため敵機接近には他の中距離機体以上に注意を払うべきである。

《装甲重視》

装甲セッティングは4まで。
2と3は装甲耐久力は同じ。2はダッシュ性能を捨て、3はジャンプ性能を捨てる事になる。
装甲4は機動性能-2の為、ミサイル・ベイBやバルカンではさほど重くは感じないが、ミサイル・ベイAを装備すると非常に重くなる。
好みによって使い分けると良い。
装甲4を選択するとサイサリスの装甲設定に次ぐHP値となる。

■支給(コンプリートまで11200)

順番 武器名 ポイント
初期 可動式ロケット砲
ミサイル・ベイA
2連装ビームライフルA
-
1 セッティング1 400
2 セッティング2 800
3 セッティング3 1000
4 ミサイル・ベイB 1200
5 セッティング4 1200
6 セッティング5 1200
7 2連装ビームライフルB 1200
8 セッティング6 1200
9 頭部バルカン 1500
10 パンチ 1500

■まとめ

威力の高いロケット砲と、拠点とMSに大ダメージを与えられるミサイル・ベイAを持ち、他の中距離機に比べ非常に高い火力を持つ機体。
しかしBR装備時は300にもなる超高コストに加え、最終支給まで格闘攻撃すらできない。
至近距離での自衛手段がタックルと2連装ビームライフルのみと、防御に関しては大変脆い一面を持つ。

サブ武装ながら驚異の攻撃力を持つミサイル・ベイに目がいきがちだが、あくまでもメイン武装は可動式ロケット砲だという事を忘れずに。

キャノン砲の扱いに慣れた者は特に高い戦果を挙げられるだろう。

ミノフスキー粒子散布時にノーマークであれば、タンクの補助を兼ねて拠点を狙うのも面白いかもしれない。
初期装備で拠点撃破までにかかる時間は、4vs4時で最短約43カウント程。
拠点をミサイル・ベイA×2+可動式ロケット砲×10+2連装ビーム・ライフルA×8~10程で落とす事が可能。
やや時間が増えるがミサイル・ベイA×3+可動式ロケット砲×2でも拠点を破壊できる。

■その他

メイン・サブ・格闘、それぞれに全く違う射撃武装を搭載する為か、雑誌GAME JAPANでは「トリプル・アームド・システム」と紹介されていた。

ガンダムのバリエーション機でありながら支給条件は易しく、ガンダムの支給を受けていなくとも入手できるが、これは「ニュータイプ部隊による集中運用も計画されていた」という設定に基づくものだと思われる。

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最終更新:2008年12月02日 18:10