近距離機体(近)マニュアル

■基本解説

ゲームを始めて最初に支給されるMSは、この機体群。

射撃・格闘・機動性能等のバランスが良く安定しており、オールラウンドに活躍出来る。
前線の押し上げや、味方機のフォロー等、腕次第では何パターンもの戦術が組め、幅広い状況に対応出来る機体群である。

近距離機体を乗りこなせる様になれば、このゲームの基本については理解したと言えるだろう。
その後、別タイプの機体に乗り換えるも良し、万能機の特徴を活かして更に腕を磨くも良し。
近距離機体で立ち回りをしっかり鍛えれば、他のカテゴリーの機体に乗っても、その経験は必ず活きてくる。しっかりと扱える様になろう。

ただ、いかにオールラウンドな近距離機体と言えども、

  • 格闘間合いでの格闘合戦になれば近接格闘機体には劣る
  • 中距離支援機体相手に中距離からの射撃合戦になると勝ち目はない
  • 拠点の前まで攻め立てても後方支援機体の様に敵拠点を落とす事が出来る訳ではない
  • 遠目から狙撃機体に狙い撃ちされたら、遮蔽物に隠れるか、狙撃のタイミングを見越して回避に専念する他ない

等、得意間合いを忘れた行為(特に近接格闘機体に突っ込んでいく等)に及べば、敵の間合いに引き込まれ、一方的に攻撃を受け、戦況の悪化を招く事となる。
あくまでも万能機であり、決して「最強」ではないので勘違いしない様に。

主に戦線を押し上げ、他のカテゴリー機体に足りないものを補う役割を担うのが近距離機体の役割。

囮戦術から近接格闘機体のフォロー、中距離支援機体狙撃機体を狙う敵のカットや後方支援機体の拠点攻めを全力で支援する。
また、味方後退時には中距離支援機体等とペアを組んで、攻勢をかける敵に対しプレッシャーをかけながら、味方を安全に拠点に帰す。
拠点に戻ろうとする瀕死の敵のトドメを刺したり、多対一という不利な条件下で押され気味の戦線を死守出来るのも、このカテゴリーである。

これらを肌で感じ、身に付け、“真の万能型”となるには、結局の所、全てのカテゴリーの特徴を掴み、長所と短所を知る事が必要だ。
「この間合いでは、このカテゴリの敵MSはこうするしかないorついついこうしたくなる」
「この状況なら、あの敵はこの位置に出てくる」
という様な冷静な状況予測・判断が出来る様になれば、その時、初めてガンダムゲルググ等の高性能機体のポテンシャルを引き出せる様になるだろう。

■射撃性能

BSG等のビーム系兵器を始め、100mmマシンガン等のMG系、ザクバズーカ等のバズーカ系といった多様な射撃武装がある。
どれも特徴は様々だが、格闘機体中距離機体に比べて扱い易い物が揃っており、射撃一本でも十分戦える。
しっかりコツを把握し、上手く立ち回れる様になろう。

適正距離は200m前後になっている為、全体的に敵機体との距離が離れている方が射撃攻撃のダメージは高くなる(以前のマシンガン系の武装は距離が近くなれば近くなる程威力が上がるとの事だったが、VICTORY MANUALによると逆に、距離が遠ければ遠い程威力が上がるという事が判明した)。

また、しっかりと連続ヒットによる補正は入っている様で、
「BSGを3発当てたから90ダメージ」という事にはなっていないので注意しよう。

■格闘性能

格闘機体並みの踏み込み距離とスピードを誇り、連撃は3回まで可能。扱い易く性能も良い。

基本的例としては、クセのないブーストダッシュで一気に詰め寄り、格闘を決めるといった感じである。その場合、相手のタックルには気を付けよう。

近距離機体のタックルの威力は約40と、格闘2連撃分に近い威力を持っている。
“どうしてもこの敵はここで仕留めて置きたい!”と思った時には、連撃を出せる自信がなくても、タックルで十分なダメージを与えられる事は覚えておきたい。

格闘3連撃は大きなダメージ源となるのだが、このカテゴリーは射撃武装の性能も良い為、格闘ばかり多用する必要はない。攻めるのもいいが、もっと周りに目を向けられる様になれば初心者脱出の第一歩だ。

■ブースト・ジャンプ性能

ダッシュ、ジャンプ共に癖も少なく高性能であるが、使用頻度が高い為、オーバーヒートにはくれぐれも気を付けたい。
格闘機体の様なクセもなく、初心者にも扱い易いだろう。

■セッティングについて

機動・装甲のどちらも一長一短なので、自分に合ったものを選ぶのが一番良いだろう。
勿論、チームの戦術に合わせてセッティングを変えるのも大事。
但し、セッティングを変えても歩行速度は変わらない。

《機動重視》

ブースト速度と移動距離が増え、ジャンプ性能、旋回性能が上がる。その分装甲(ARMOR値)が若干減り、ブースト回復性能が低下する(この変化は全てのカテゴリーの機体に共通する)。

機動重視にすれば、今までは一度で登れなかった比較的高い山等も一度で上がれる様になり、戦線離脱や復帰が容易になる。
また、セッティングを強化する程、機動性は上がるが、逆に装甲面で貧弱になり、無理な機動重視は反って撃墜される可能性を高めてしまう。

《装甲重視》

装甲値(ARMOR値)が上がるが、ブースト速度と移動距離が減り、ジャンプ、旋回性能が落ちていく。ただしブースト回復性能は向上する(この変化はすべてのカテゴリーの機体に共通する)。

高いHPで戦線を維持する事が出来、囮役や壁役として活躍出来るだろう。
しかし、包囲された場合の離脱が非常に困難になってしまう為、仲間との位置は十分注意し、孤立しない様に心掛けよう。

■どんな機体がいるの?

連邦軍
ジオン軍

■テクニック集

  • 撃ち捨て
    このゲームではリロードボタンがない。撃ち切れず中途半端に残った弾はどんどん撃ち捨ててしまおう。
    弾が残り1、2発になって、敵をロック撃ちして途中でリロードするよりも、先に撃ち捨てて全弾装填した状態で戦った方が明らかに有利である。
    また、拠点に戻ってHPを回復する場合も、待機時間の間に撃ち捨てておくと良いだろう。

  • 抜刀フェイント
    こちらが転ばされて相手がほぼ密着している時に無敵時間を使い、格闘をすると思わせて抜刀(若しくは射撃兵器に持ち替え)し、こちらは攻撃をせずに相手の攻撃を誘う技。格上に使う一発芸。せっかちな格闘機なら、これでタックルしてくれる。

  • オービット機動
    敵機のよろけ(倒れる程ではないダメージを喰らった時の硬直)を利用して、ロックオンしながらのダッシュで敵機の側面や背後に回る技。1対1でMSと戦う際に。

  • スタンアタック
    前述のよろけを調整し、よろけ状態を継続させて一方的にダメージを与え続ける技。
    使う武器は単発系射撃武器で、1トリガー1発や連射性能に劣るもの。
    格ゲーならハメだが、このゲームは味方がいるので撃墜される前に応援を求めよう。

  • 被せカウンター
    ジオン系MSのクラッカーを使い、ジャンプで飛び込んでくる敵機を迎撃する技。
    特に格闘機体を相手にした場合は、ブースト制限もあってジャンプが多用される傾向にあるので、使いこなせれば大きな武器になる筈。

  • クイックストライク(戦場の絆ファーストガイドより)
    1発ダウンしない射撃武器で使用可能。
    格闘攻撃が可能な間合いで射撃武器をヒットさせ、すぐに格闘攻撃のトリガーを引くと、武器を持ち替えるモーションをキャンセルして格闘攻撃を繰り出せる。
    一部出来ない機体もあるが、タックルでも応用可能。

  • ホッピングショット(BR)
    ビームライフル発射時の硬直を、ジャンプでの滞空時射撃で軽減する技。中距離機体にも同様の技があるが、ビームライフルの場合、ちょっと浮く程度の小ジャンプでもよい。普通に歩き・立ち止まって射撃するより、すぐに次の行動が可能になる。

立ち回りの心得

  • 初めはロック出来ない距離でも撃ってみる
  • フワジャンにはジャンプをするタイミングに射撃を合わせろ
  • サブ射を忘れるな
  • 近付き過ぎず離れ過ぎず、常に敵をロック出来る距離を維持する
  • 2対2の時は相手の拘束時間の長い格闘を忘れるな
  • タンク護衛は近距離の仕事
  • 格闘している味方に射撃はするな
  • ライフルはせめて敵機の格闘硬直、味方のマシンガンに合わせられる様になれ

■VS 近接格闘機体ワンポイント

タイマンで起き上がり時に無敵時間を使った斬り合いをよく見かけるが、格闘機の攻撃ダメージは大きいので、結局こちらが不利になってしまう。
起き上がり時に格闘機が届かない間合いを取り続けるのが基本。
だが、格闘機のブースト距離は短くとも速度は速い為、そのままでは追いつかれてしまう。
そこで相手をタックルや斬ったりして転ばせたら、すぐブーストを1/3位使い、間合いを取る。
相手が起き上がってくるまでにブーストを回復しておき、その後、相手がこちらに向かってきたら、ブーストやジャンプを使い、下がりながら間合いをキープする。
こうすれば相手は無敵時間を使った格闘間合いへの接近が出来なくなり、起き上がり時に斬り合う事もなくなる。
相手が撃ってきて無敵時間が切れれば占めたもの。射撃や不意を突いたタックル等で有利に立とう。
この1.5回ブーストは転ばされて、起き上がり時に逃げる時にも使える。3.5秒の無敵時間は1回以上のブースト移動が出来る事をフルに活かせ!!

■まとめ

  • 初心者から上級者までカバー出来る、まさに汎用機種である。
  • 射撃も格闘も扱い易く、戦場で一番活躍し易い。
  • 近接格闘機体には射程の有利さを使い、射撃重視、中~狙撃機体には威力のある格闘等、トドメを刺すも、援護するもプレイヤー次第。バリエーション豊かな攻撃が出来る。
  • ビーム兵器やバズーカを装備すれば、射程が長い分、リスクの少ない攻撃が可能。
  • 近距離機体のみでの拠点落としは難しい。対拠点装備の中距離機体遠距離機体がいる場合のみ拠点付近まで援護し、通常はMS戦を基本としよう。
  • 前線に立つ事が多いので立ち回りが重要であり、自分の体力と拠点との距離は常に把握すべし。広大な戦場を駆け抜けろ。

■敵にいたら

タイマン最強と言うだけあって他のカテゴリーが単独で対抗する術はないに等しい。基本的には他の味方と連携して自分の土俵に引き込むしかない。

近接格闘

逃げられたらまず追いつけず、退き撃ちで墜とされるだけなので、退路を断ったり、他の味方と向かい合っている所を横から斬ったり等といった奇襲・不意討ちが基本。失敗して追うと傷口を広げる事になるので、素直に逃げた方が良い。首尾良く斬りつけたら退路を断ち、確実に仕留めるか、さっさと逃げるかを考えよう。

中距離

当たり前の事だが自らの対処は考えないのが正解。近距離は近接格闘の様に瞬殺される可能性が殆どないので、落ち着いて味方を目指そう。勿論、張り付かれる前に距離を取るのが上策。

遠距離

中距離と同じく落ち着いて味方を目指そう。装甲と歩行速度のおかげで、大抵は墜とされる前に味方と合流出来る筈だ。

狙撃

装甲が薄い為、MG等で十分な脅威となる。その為、上記2種の様な考えは捨てて、間合いの内に入らない事が非常に重要になる。一度張り付かれたら、まず振り切れないので、すぐに味方を呼ぼう。


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最終更新:2009年01月08日 04:53