フルアーマーガンダム FA-78-1
ガンダム増加装甲案を実現した機体のひとつ。
大火力の武装が多いが、重装甲ゆえにやや鈍足。
兵種 |
前衛/射撃型 |
出撃可能地域 |
地上:○ 宇宙:○ |
アーマー値 |
340 |
コスト |
280・300 |
被撃墜時の-pt |
78・90 |
耐ダウン値 |
高 |
着地硬直 |
大 |
オーバーヒート時の 回復速度 |
遅 |
支給ポイント |
7200P |
味方との連携が取れ、危ない時には援護が得られる環境下での運用が望ましい。
ブーストの回復が遅く、オーバーヒートした時は8カウント程の時間が必要。
拠点での装甲の回復はコスト相応に遅い。
ダッシュ硬直はガンダム程大きくはない。
■メイン
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
よろけ: ダウン |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
2連装 ビーム・ ライフルA |
6/ 単発 |
密着45 適正(最長)60
|
低1:2発 中1:2発 高1:2発 |
常時 リロード 約7.5cnt /1発 |
▲ |
フルオート可 赤ロック217?m 最大射程?m 威力低下?m以下
|
2連装 ビーム・ ライフルB |
4/ 単発 |
密着45 最長95 最大95
|
1発 ダウン |
22.6cnt |
△ |
撃ち切りリロード 最大射程232m? ロック可能距離217m 威力低下?m以下
|
2連装ビーム・ライフルA/B共に貫通能力あり、偏差撃ちなし。
《2連装ビーム・ライフルA》
1トリガーで1発発射。常時リロード式。
トリガーを引き続けることでフルオート射撃が可能。
ジムのビーム・スプレーガンAに近い速度で連射できるが、1発あたりのリロード時間は若干長めで、乱射するとあっという間に弾切れになる。
単発の威力では
ガンダム(G-3)等の物に劣るが、装弾数が多く貫通能力があるので連射して2発当てることが他の機体より容易であり、威力は2発で最低でも90と十分である。
《2連装ビーム・ライフルB》
B型は2発同時発射(システム上は1発判定)でA型より威力が高い。
しかし密着での威力はA型と同等。
撃ち切りリロード。1発ダウン。少しややこしいが2発同時発射で4回撃てる。
対拠点攻撃力もわずかながら、単発ではA型より高いが、弾数・リロードなどを考慮すると劣ると思われる。(要検証)
弾数が少なく、撃ち切った後のリロードもかなり長い。
可動式ロケット砲を装備して、互いのリロード時間を補うように使うのが有効か。
A型2発命中とB型1発命中の威力を比較すると、ややB型が優れる。
弾数・リロードは、1発あたりで計算するとB型が若干速い。
他機との連携を考えるのであればAが優位に立つが、単独での立ち回りの場合にはB型の1発ダウンが役に立つかもしれない。
■サブ
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
よろけ: ダウン |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
ミサイル・ベイA |
8/ 8連射 |
最長216 (8発HIT) 対タックル50 |
低1:7発? 中1?:8発 高1?:-発? |
33.7cnt |
▲ |
機動力低下-中- 射程170~217m |
頭部バルカン砲 |
24/ 4連射 |
密着?? 最長?? |
低4?:?発 中4?:?発 高4?:?発 |
約15cnt |
× |
射程:???m |
ミサイル・ベイB |
8/ 8連射 |
最長8 (1発HIT) |
低?:6発 中?:8発? 高?:-発 |
9.2cnt |
× |
カメラ損傷 効果:2.5cnt 最大射程300m? |
《ミサイル・ベイA》
装備時、機動性低下-中-。
肩と膝からミサイルを全弾同時に発射する。MSに対して凄まじい威力を発揮する。最大威力は1発27×8発で216ダメージとなる。
飛翔速度は若干遅いものの誘導性が恐ろしい程高く、有効射程内では90度以上曲がって目標に向かっていく。歩きやドム系のすべりにも問題なく命中させることができる。
発射すると一度上に上がってから降下するという軌道を取るので、170m以内の敵には命中しない。
この武装に変更するには約2秒かかり、トリガーを引いてから発射するまで1カウント強の時間差があり、発射後も約2.5秒間は他の武器への変更不可なので要注意。
リロード時間も30カウント以上と非常に長いため、無駄撃ちは厳禁。
装備時の機動力低下のデメリットも大きいので、立ち回りは慎重に。
非常に高い誘導性を持つが、弾速が遅いため敵機がこちらを警戒している場合はほとんど回避されてしまう。
本機を警戒していない敵に味方の攻撃と合わせて発射すると、アラートでは気付かれにくいため命中させやすい。
また高い誘導、発射遅延と弾速から着地を狙って発射するのではなく、敵が空中にいる際などブーストゲージが残り少ないタイミングを狙って着弾させると効果的である。
REV.2.50にて対拠点攻撃力が大幅に低下し、1セットでジム・キャノンの拠点弾1発弱ほどしか拠点にダメージを与えられなくなり、拠点撃破がかなり難しくなった。
REV.2.50から射程が縮んだかわりに弾速が若干向上。当てやすくなってはいるが、有効射程範囲の狭さには注意。
《頭部バルカン砲》
1トリガー4連射、装弾数24発。DASには該当しない。
威力は他機より少し高めのようだが、ダウン値が低く1セット4発をきっちり命中させないと敵機はよろけすらせず、自衛用の兵装としては若干心もとない。射程は他機体と変わらない模様。
低バランサー機には4HITからのQSは1撃でダウン。タックル推奨。
本武装の最大の利点は、無硬直で発射できる点。
他の武装は硬直が大きいため、敵機に接近された場合には後退しながら本武装で牽制が可能のため重宝する。
しかしダウンを取るのは難しいため素直に味方の援護を求めるのが賢明だろう。
《ミサイル・ベイB》
こちらは閃光弾となっており、命中時に敵カメラへ障害を与える。
Aに比べ威力は低いが、弾速やリロードが速くなっている。また、発射前のラグも少ない。
対拠点攻撃力は皆無に等しい。
着弾エフェクトは
ザクII(F2)(連邦軍仕様)のハンドグレネイドと同じく光る。
1発でも命中すれば敵メインカメラを損傷させられるようである。
弾が8発と多いために着弾範囲も広く、敵が固まっている所に撃てば複数機のカメラに障害を与えることも可能。
カメラ損傷効果を抜きにしても、高い誘導性に加えて、リロードと飛翔の速さから、瀕死で撤退する敵機の追い撃ちにも有効な武装。
A・B共に、障害物に密着した状態から発射すると膝からのミサイルが障害物に当たってしまう。
隠れながら撃つ場合は少々離れて発射した方が良い。
REV.2.50から射程が縮んだが、機動力低下がなくなった。
■格闘
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン 補正値 |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
パンチ |
- |
10→20→30? |
3回 |
- |
× |
合計威力 60? 追尾距離 59m |
可動式 ロケット砲 |
3/ 単発 |
80 |
1発ダウン |
14.5cnt |
△ |
コスト+20 最大射程?m 赤ロック217m |
タックル |
- |
50 |
1発ダウン |
|
|
機動:-10 装甲:±0 |
《パンチ》
左パンチ→右パンチ→オルテガハンマーの3連撃。
REV.2.5以降の射撃機相応の威力で、1撃目が非常に頼りない。
コストや機動力、BRの特性を鑑みるとロケット砲を装備した方が本機らしい活躍ができるだろう。
《可動式ロケット砲》
装備時コスト+20。
弾速は速いものの初期射角が約45度とかなり高いため、射角を下げて撃たないと当たりにくい。また、爆風効果はないので直撃でないとダメージを与えられない。
上り坂であれば50m程度の至近距離でも命中する場合もある。
距離による威力の減衰が無い。
これを選択することで射撃戦の攻め手が増えるが、格闘間合いでの選択肢は減ることになる。
装備時には味方の援護が必須。孤立しないよう細心の注意を払い、的確な援護を心がけたい。
《タックル》
N及び装甲セッティングで50ダメージ、機動セッティングで40ダメージと、他の射撃型機体よりも高威力で
格闘型機体と同等。
本機体の隠れた長所と言える。
■セッティング
セッティ ング名 |
アーマー 値 |
旋回 速度 |
ダッシュ 性能 |
ダッシュ 距離 |
ジャンプ 性能 |
備考 |
機動重視2 |
320 |
+1 |
+2 |
128m (112m) |
+4 |
|
機動重視1 |
330 |
0 |
+1 |
121m (106m) |
+2 |
|
ノーマル |
340 |
0 |
0 |
112m (98m) |
0 |
支給時の状態 |
装甲重視1 |
350 |
-1 |
-2 |
-m (90m) |
-2 |
|
装甲重視2 |
360 |
-1 |
-3 |
-m (82m) |
-2 |
|
装甲重視3 |
370 |
-1 |
-2 |
-m (90m) |
-2 |
|
装甲重視4 |
380 |
-2 |
-3 |
-m (-m) |
-2 |
|
※ダッシュ距離の( )内数値はミサイル・ベイA装着時のもの。
REV.1に比べ、機動力が上がった。
《機動重視》
機動セッティングは2まで。初期支給状態で機動低下-中-のため、機動力を上げるために最初はこちらを選ぶ人が多いだろう。
特に機動2セッティングはジャンプ性能も上がり、ミサイル・ベイA装備により、機動力が低下していても、それなりに動ける。
耐久力も320と充分余裕がある。
《装甲重視》
装甲セッティングは4まで。
元々高い耐久力が更に上昇し、非常に打たれ強くなる。
REV.2でインジケーターの表示が大きく変化している。装甲3は説明文によると、機動性維持のために推進剤消費増加とのこと。
元々の機動力が高くない機体の上、更にミサイル・ベイA装備の上に装甲セッティングとなれば、機動力はタンク以下に低下してしまう。
間合い調整に支障をきたすだけでなく、万一敵に接近された場合、振り切れずに撃破されかねないため、コスト相応の活躍は難しくなると言える。
■支給(コンプリートまで11200)
順番 |
武器名 |
バトルスコア |
初期 |
2連装ビーム・ライフルA ミサイル・ベイA パンチ |
- |
1 |
セッティング1 |
400 |
2 |
セッティング2 |
800 |
3 |
頭部バルカン砲 |
1000 |
4 |
セッティング3 |
1200 |
5 |
2連装ビーム・ライフルB |
1200 |
6 |
セッティング4 |
1200 |
7 |
セッティング5 |
1200 |
8 |
ミサイル・ベイB |
1200 |
9 |
セッティング6 |
1500 |
10 |
可動式ロケット砲 |
1500 |
■まとめ
高コストの割に機動性が低さが目立つ機体。
ジオン軍の高機動機はもちろん、中コスト機ですら引き離したり追いかけたりするのは至難である。
先々を予測して行動しないと、その鈍足が足枷となり、前線からおいてけぼりとなってしまう。
敵からも狙われやすく、撃破された場合、味方への被害は大きい。
くれぐれも孤立したり、よそ見をして奇襲されたりしないよう、レーダーには注意を払い、安易に撃破されないようにしよう。
一方、ビーム・ライフル、ミサイル、キャノンと、射撃型機体の中でも豊富な武装を持ち、それぞれ威力も非常に高い。
それに対し、それぞれの有効射程や硬直の観点から、接近されると非常に脆い。
高火力を維持し続けるためには、位置取りに常に気を配る事が重要となる。
以上から主戦場が流動的かつ1対1の局面になる可能性が高い4vs4や、機動力が必要となる高低差の激しいマップ、援護が加えにくい遮蔽物が多いマップでは本機は向いていないと考えられる。次々に味方へ援護が加えられる6vs6以上で、遮蔽物が少ない戦場である事が望ましい。
機動力、武装から接近戦を苦手とするため味方機の牽制がないと活躍が難しい。
なおかつ、前衛には枚数不利を感じさせない程の強力な援護射撃をする事が必須である。
数ある射撃機の中でも特に難しい上級者向けの機体と言えるだろう。
安易な搭乗は厳禁だが、使いこなせれば非常に高い戦果が見込まれる。
ビームライフルB・ミサイルベイAorB・パンチの組み合わせは瞬間与ダメージの面では最高クラスだが、各々のリロードが長く、何も撃てない時間が非常に長くなるので安定した戦果を残すのは難しい上、味方への負担も増える。
ビームライフルAとの組み合わせは、ミサイルとリロードを補い合えるため安定しやすい。
パンチをロケット砲にすれば、後方からの支援火力は凄まじいものになるが、どんどん命中させないとメリットが低い上に、近距離戦がほぼ絶望的になる。絶対の自信があるなら別だが、なるべくなら連携の取りやすいバースト仲間がいる状態で出撃するようにした方がよい。
■その他
メイン・サブ・格闘、それぞれに全く違う射撃武装を搭載するためか、雑誌GAME JAPANでは「トリプル・アームド・システム」と紹介されていた。
実装当初は、「お荷物機体」と呼ばれ、頻繁に機動性や武装の上方修正が施された機体である。
最終更新:2011年07月28日 17:45