膵臓(すいぞう) @ ウィキ
http://w.atwiki.jp/pancreas/
膵臓(すいぞう) @ ウィキ
ja
2008-04-17T11:07:41+09:00
1208398061
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膵炎の薬
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/19.html
&bold(){薬の10か条}
薬は一歩間違えると毒にもなりますから、十分気をつけましょう
1.他の医療機関や診療科でもらった薬を医師・薬剤師にみせましょう
2.服用時間・回数・個数を確認しよう
3.医師の処方を守ろう
4.頓服薬と飲み続ける薬を区別しよう
5.薬はできるだけ水か湯冷ましでのもう
6.のみ忘れたときの対処法も聞いておこう
7.副作用の確認と対策も聞いておこう
8.副作用が出たら、医師・薬剤師にすぐ伝えよう
9.薬の保存方法や期間を確認しよう
10.食べ物と薬の飲み合わせにも注意しましょう
&bold(){フォイパン フオイパン (蛋白分解酵素阻害薬)}
蛋白分解酵素阻害薬です。膵液に含まれるトリプシンなどの消化酵素(蛋白分解酵)の働きを阻害する作用があります。膵液から膵臓を守るとともに、腹痛や吐き気などの自覚症状を軽減します。
&bold(){膵臓に関する漢方薬}
漢方薬は「証(しょう)」という漢方独特の見立てで処方されるので、人によって用量が違うそうです。
本人が訴える症状(自覚症状)や検査や診察によって分かる状態(他覚的所見)、体格、その人の個人的な特徴(性格など)を医師がPCに入力すると総合的に判断して分量が出力されます。
同じ症状でも処方される薬が違うのは証が違うかららしいです。
このあたりは、西洋・漢方などを問わず、どの薬でも同じようです。
大きな分け方の一つは「実・虚」証です。
実証の特徴
・体力がある ・筋肉質でガッチリしている
・血色がよく、肌につやがある ・大きくて太い声
・胃腸が強く、便秘傾向がある ・腹部は固くてしっかりしている
・暑がり
虚証の特徴
・体力がなく弱々しい ・細くてキャシャな体型
・顔色が悪く、肌が荒れやすい ・細くて小さな声
・胃腸が弱く、下痢をしやすい ・腹部はやわらかい
・寒がり
この他に「陰陽・寒熱・気血津液・五臓」という情報によって「証」が決定されるようですが、診察のときに覗いているとほぼソフトで完成されているようです。
私の在庫にある薬は以下の通りです。
&bold(){半夏瀉心湯}(ハンゲシャシントウ)・・・急・慢性胃腸カ
2008-04-17T11:07:41+09:00
1208398061
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膵臓がん
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/18.html
<p>
膵炎患者の膵臓癌罹患率は他の人々と比べて8~25倍ほども高いのが現状です。もっとも、多くは診断後も飲酒・喫煙など生活を自己管理できていない人なので、自己管理が出来ている人はさほど気にしなくても良いのではないかと思います。<br /><br />
しかし、これは診断後も飲酒・喫煙を続けている人は高い確立で膵臓癌を患う事になるといえます。<br /><br />
膵がんは「21世紀に残された最後の難治性腫瘍」といわれKING OF
KINGの冠をいただく難しい病気です。罹患者数は年間約2万人、ほぼ同数の方が亡くなっています。<br />
膵がんと診断されて切除できるのは約20%、切除できても5年生存率は約12%です。半数以上が術後1年以内に再発しています。<br /><br />
また、膵炎もそうなのですが、膵臓の手術は大変大掛かりなものになり、体にかかる負担が非常に大きなものです。<br /><br />
膵臓癌に関する病院のランキング・評判・口コミなどは何度か記事にUPしてありますので、省略しますが、この難治性癌には様々なアプローチがかけられています。<br /><br />
最近では、京都大学で研究が進んでいる万能細胞の適応について、膵臓細胞への研究は横浜市立大学が進める事が発表されていました。現在でも、慢性膵炎患者に対する点滴での膵細胞移植や脳死者からの膵移植などは行われているのですが、この自己の細胞を膵細胞として活用できる道が開かれれば膵臓病の治療に大きな影響をもたらすものと思われます。<br /><br />
現在は国立がんセンターがジェムザーム(塩酸ゲムシタビン)とTS-1(テガーフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)の併用など化学療法に積極的で、大阪府立成人病センターでは「膵3分割細胞診法」が行われています。<br /><br />
大阪府立成人病センターはじめ関西地方では、早期の微小膵がんの発見に取り組んでおり、膵臓に限定した膵検診なども行われています。<br />
早期発見=治癒ではありませんが、切除できる段階で発見できるのとそうでないのでは予後に大きな差がでますので、気になる方はぜひ膵検診などを受けられることをお勧めします。</p>
<p align="left"> </p>
<p align="center">前記事との重複になります
2008-04-18T07:41:08+09:00
1208472068
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食事療法
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/17.html
&bold(){食事療法の基本方針}-規則正しい日常生活を送ることを基本に、きちんと自己管理を行うことが大切です-
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**慢性膵炎の食事
&bold(){◆アルコールは厳禁}
アルコールは膵臓に障害を与えますから厳重に禁止します.カフェイン飲料,香辛 料は膵液分泌を亢進させるので制限します.
タバコに含まれるニコチンが胃酸の分泌を高めて刺激を促すので、喫煙も控えるように心掛けましょう。
&bold(){◆食事回数と1回の食事量に注意}
1日3回規則正しく食事をとることを原則とします.胃酸分泌を促進しないように,1回 の食事量を多量にせず,3食均等とします.
&bold(){◆炭水化物(糖質)中心の低脂肪食}
基本的に食事は炭水化物(糖質)中心の低脂肪食とし、必要なカロリーは糖質で補うようにします.
たんぱく質は、脂肪の少ない魚、肉を選び牛乳、卵も症状を見ながらとりましょう。
料理をするにあたっては、揚げる・炒めるよりは、茹でる・煮る・蒸すといった調理法を選びましょう。
膵臓の炎症により消化酵素の生成、分泌が低下して食物の消化が悪くなるので、消化のよい食品を選びましょう。
&bold(){◆膵臓病に適した一品料理}
かゆ.うどん.そうめん.トースト.ちり鍋.卵白茶碗蒸し.茶碗蒸し.湯豆腐.煮魚.刺身.塩焼き
とりささみのスープ煮.炊き合わせ.ヨーグルト.ミルクセーキ.お浸し.おろし合え.茶巾絞り
コンポート.フルーツゼリー.ドロップ.ウェハウス
**急性膵炎の予後
&bold(){◆脂質は急性期,回復期を通じて制限します}。
脂質は膵臓を大きく刺激し、膵液の分泌を促しますので、期間を通じて制限します。
内臓機能回復を促すために”良質の”たんぱく質を徐々に増やしていきます。脂肪の少ない魚、肉を選び牛乳、卵も症状を見ながらとりましょう。
脂質制限分は、膵臓に負担の少ない糖分で補っていきます。
症状の回復度合いを見ながら、流動食から三分粥~五分粥~七分粥~全粥と移行していきます。
味に変化をつけるために十分に煮たりゆでたりした消化の良いものを副食としてとります。
完治後は、油物を控え食べ過ぎないように量を控える他は特に制限は必要ありません。ただし、アルコー
2008-04-17T08:10:05+09:00
1208387405
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膵炎診断
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/16.html
膵臓病には独特の膵臓痛があります。膵疾患には急性・慢性の膵炎や膵臓癌、膵臓良性腫瘍、膵臓嚢胞などがありますが、近年増加が目立つのは膵臓癌で、この40年程の間に4~5倍になってい.ます。また、胆石などによって発症する急性膵炎や、アルコールの多飲などが影響する慢性膵炎も増加傾向が認められます。
これらの膵疾患は40歳以後に多く、特に膵臓癌の悪性度が高いのはもちろんですが、急性膵炎でショック死をしたり、慢性膵炎で長期間の一進一退を繰り返す例も珍しくないため注意が必要です。
急性膵炎以外は初期症状が現れにくく、日常の痛みを見逃さないことも大事です。
膵がんをはじめ膵臓病はなかなか自覚がないのですが、
・主に心窩部や左季肋部におこる。
・背中や腰、肩などへ放散する痛みを伴うことが多い。
・2~3日間続く持続痛がよくみられる。
・背臥位で痛みが強くなるため前かがみの姿勢をとりやすい。
急性膵炎では腹痛はほぼ100%にみられ、激烈な痛みのために絶望感を伴うことすらあります。
慢性膵炎は、多くの場合膵機能がある程度保持される代償期が5~10年続き、その後膵の荒廃が進み、非代償期へと移行します。
この場合代償期には激痛を反復する症例や、比較的軽度の腹痛で経過する症例などがみられます。痛みが軽いものではむしろ「重圧感」、「張る・凝る」などの不定症状を訴えることが多く、なかにはほとんど自覚症状が出ない人もあります。
膵臓癌では、初期にははっきりした自覚症状が出ないことが多く、手遅れになるケースも多いものです。ただし全身倦怠、食欲減退、上腹部鈍痛や重圧感、体重減少などの症状がみられることがあります。
心窩部痛のみられる主な疾患
痛みの性質
疾 患
起こり方と誘因
他 症 状
緩 解
疝 痛 急性胃炎
過食・薬・酒・タバコ 悪心・嘔吐 絶食
消化性潰瘍
ストレス。周期性空腹時痛 胃・十二指腸後壁の潰瘍の際は背申の絞扼感や放散痛。吐血・下血 摂食
胆石発作
初期に心窩部持続痛として漸次増強し右季肋部に限局。過食・脂肪食・激動によって誘発される 発作後発熱・黄疸・疼痛性胆嚢腫脹を触れる 突然緩解することもある
持続性
激痛
急性胃拡張
2008-04-17T08:25:43+09:00
1208388343
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その他
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/15.html
治療後の注意点
1.
アルコール性が圧倒的に多いので,禁酒,節酒の徹底が重要である.
2.
胆石性では胆管胆石の除去のみならず,胆嚢胆石の治療が必要となることも多い.
3.
過食は避けるとともに,脂肪制限(40g以下)を行う.
4.
慢性膵炎の急性増悪では,軽症の場合経口膵酵素阻害剤、メシル酸カテスタット【フオイパン(R),100mg/錠, 1日6錠分3】投与.
5.
膵性糖尿病では通常の糖尿病よりもやや高めにコントロールした方がよい.
6.
アルコール過飲は低血糖誘発の危険があるので,特に注意する.
7.
膵石,仮性膵嚢胞治療後は再発確認のため定期的にUSなどの画像診断を行う.
2007-11-03T03:51:35+09:00
1194029495
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急性膵炎
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/14.html
【急性膵炎】
急性膵炎とは膵臓の急性炎症で、他の隣接する臓器や遠隔臓器にも影響を及ぼしえるものである。慢性膵炎の急性増悪は、それを生じせしめた成因別(アルコール性、胆石性など)の急性膵炎として取り扱う。
臨床的特長:大多数の急性膵炎は突然発症し、上部腹痛を伴い、種々の腹部所見(軽度の圧痛から反跳痛まで)を伴う。急性膵炎は多くの場合、嘔吐、発熱、頻脈、白血球増加、血中または尿中の膵酵素の上昇を伴う
【急性浸出液貯留】
多くは膵炎の急性期に出現する膵内及び膵周囲の浸出液貯留で、繊維性の壁を有しないものである。
臨床的特長:重症急性膵炎では30~50%の頻度で急性の浸出液貯留を生じるが、半数以上の症例で自然に消退する。仮性のう胞との臨床的な鑑別はのう胞壁の有無による。
【壊死性膵炎】
膵壊死はびまん性または限局性に膵実質が非可逆的壊死に陥ったもので、典型例では膵周囲脂肪組織の壊死を伴う。臨床的には、造影CTで膵実質に明らかな造影不良域が認められるものである。
臨床的特長:膵壊死組織への感染合併の有無で死亡率に著明な差を認めるため、感染性か非感染性かの鑑別は重要である。
【感染性壊死】
壊死に陥った膵に細菌の感染を合併したものである。非感染性膵壊死と鑑別困難なことが少なくなく、感染性膵壊死と診断するためには画像ガイド下の穿刺吸引による細胞培養が必要である
臨床的特長:壊死に感染を生じた場合の予後は不良で、外科的治療の適応とされている。
【膵仮性嚢胞】
肉芽組織あるいは繊維性の壁構造を有し、膵液や壊死組織の融解物の貯留を伴うものである。膵管との交通の有無は問わない。急性膵炎発症後4週以降に見られることが多い。自然に消失する事もあるが、長期間に渡って存在することもある。また、感染や出血を合併することもある。
臨床的特長:急性膵炎の患者では時に仮性のう胞を触知するが、通常は画像診断で発見される。仮性のう胞は通常、膵酵素を豊富に含有し、多くの場合、無菌である。
【膵膿痬】
膵及び膵に隣接した限局性の膿の貯留であるが、内部に膵壊死組織はないか、あってもごくわずかである。仮性のう胞内に明らかな膿の貯留を認める場合には膵膿痬とする。
臨床的特長:臨床像は様々であるが、多くは感染像を呈する
2008-03-25T03:13:59+09:00
1206382439
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慢性膵炎
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/13.html
**症状
(1) 持続性あるいは反復性の疼痛が上腹部を中心にみられ,背部痛も約半数に認められる.
(2) 疼痛はしばしば飲酒,過食,脂肪食にて誘発.
**臨床検査所見
(1) 膵酵素上昇は約半数に見られるのみ.
(2) 膵機能検査法は直接法としてセクレチン試験,間接法としてBT-PABA試験(70%以上が正常)があるが,
診断精度は劣るもののBT-PABA試験が簡便で一般に広く行われている.
**画像診断
(1) 腹部単純X線写真,US,CTにて膵石,石灰化像が認められれば確定診断.
(2) 不整な膵管拡張,仮性嚢胞も特徴所見.
(3) 内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)は画像診断の中で最も診断能が高く,
主膵管および分枝膵管の限局性またはびまん性の不整拡張が特徴的.
(4) 近年,MR chorangio-pancreatography(MRCP)により非侵襲的に膵管像が得られるようになった.
**診断基準 日本膵臓学会(1995年)
典型的な慢性膵炎症例では,腹痛や腹部圧痛などの臨床症状あるいは膵外・内分泌機能不全に基づく
臨床症候 が見られる.慢性膵炎の臨床診断基準は,このような臨床症状あるいは臨床症候をもつ症例に
適用されるものである.しかし,慢性膵炎のなかには,観察期間内は無痛性あるいは無症候性の症例も
存在する.そのような症例に対しては,より厳格に臨床診断基準を適用すべきであり,期間をおいた
複数回の検査所見による.
診断基準の各項目は検査手順のおよその順序に列記するが,各項目はそれぞれ独立したものである.
1. 慢性膵炎の確診例(definite chronic pancreatitis)
(1a) 腹部超音波検査(US)において,音響陰影を伴う膵内の高エコー像(膵石エコー)が抽出される.
(1b) X線CT検査(CT)において,膵内の石灰化が抽出される.
(2) 内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)像において,次のいずれかを認める.
(i) 膵に不均
2008-03-25T03:10:22+09:00
1206382222
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膵炎
https://w.atwiki.jp/pancreas/pages/11.html
<p>膵炎とは膵臓が炎症を起こした状態をいい、おおまかにわけて、急性膵炎と慢性膵炎に分かれる。</p>
<h4>疾患概念</h4>
<h5> 1. 急性膵炎</h5>
<p> (1) 種々の原因で活性化された膵酵素による膵の自己消化.</p>
<p> (2) 膵やそのほかの主要臓器に炎症と組織障害が引き起こされる.</p>
<p> (3) 短期間で軽快する軽症から,多臓器不全で死に至る重症まで,さまざまな臨床像を呈する.</p>
<h5> 2. 慢性膵炎</h5>
<p> (1) 膵の持続的な炎症により,多くは不可逆的に線維化と実質の脱落が生じる.</p>
<p> (2) 進行すると膵外分泌機能不全による消化不良や内分泌機能不全による糖尿病をきたす.</p>
<h4>膵炎の成因・病態</h4>
<h5> 1. 成因</h5>
<p> (1) 急性膵炎,慢性膵炎ともにアルコール性が最も多く,約半数.<br />
ついで原因不明の特発性が1/4~1/3,胆石性10~20%.</p>
<p> (2) まれな成因として高脂血症,高カルシウム血症,薬剤性,外傷性,家族性,自己免疫性</p>
<h5> 2. 病態</h5>
<p> (1) 胆汁の膵管への逆流や膵管内圧の上昇によりトリプシンが活性化され,<br />
それを引き金にほかの膵酵素やホスホリパーゼA2が活性化し,<br />
膵管や膵実質を傷害して膵炎が発症する.</p>
<p> (2) 好中球の活性化やサイトカイン,膵微小循環障害なども膵炎の発症進展に関与している.</p>
<p> (3) 慢性膵炎では継続的なアルコール多飲などにより膵液の粘性が増しタンパク栓が形成され,<br />
微小膵管の障害と閉塞により上流膵管内圧の上昇,上流域の膵線維化と実質破壊が引き起こされる.</p>
<p> </p>
2008-03-21T01:43:33+09:00
1206031413
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2007-11-01T07:45:34+09:00
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