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東欧シナリオ5-女性キャラクター(中篇の後編)

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hachu

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東欧シナリオ#5-女性キャラクター(中篇の後編)


13人中7人目~8人目。
アマゾネスの生き残りと没落家門の娘。
皆さん苦労してますなぁ

ヒポリー
職業:アマゾネス
年齢:30
ヨーロッパ西部のイベリア高原には女性のみの部族であるアマゾネスがある。部族員全体が戦士であり、彼女らは狩りのみをしながら生活を営み、優れた狩り技術のためにいつも財産が豊かで、部族代々に伝わる宝物である念願の宝石によって男無しでも子供を生み血統を引き継いだ。
一人当たり一子までが許容されているアマゾネス部族はいつも一家族が二人であり、一人が死ぬと股新しい家族を得ることができた。
ヒポリーもこのようなアマゾネス部族の中の一人であり、勇猛な戦死として生活し、全ての部族員達がそうであったように彼女も母が一人いた。
ヒポリーの母は若いころアマゾネス部族最高の女戦死であったが、過去にあった部族の機器に対立して戦ってから酷い呪いにかかり、歩くことができなくなったので戦士としての姿を完全に忘れてしまった人であった。
母を愛したヒポリーは母の呪いを解くために多くの方法を試したが、母にかかった呪いはあまりにも大きく、どのような方法も効果がなかった。
そうしたある日、部族の呪術師が今日は月が消える日だから村外に出てはならないと言い、部族員たちは呪術師の警告によってその日は狩りに行かずに家で休んでいた。
ヒポリーも家で休みながら掃除をして母と一緒の時間を過ごしている間、偶然古い魔法書を一冊見つける。その本には主に魔法と呪いに関する内容が書いており、もしやと思ってヒポリーは本の中身をよく読んだ。
本の最後の部分は呪いの治療薬に関して書かれてあり、その終わりにひとつの力強い薬が照会されていた。その薬は月が消える日にだけ湖の深い場所で咲き始める黄金色の草で作る薬であり、その薬さえあれば世の中の全ての呪いを解くことができると本は紹介していた。
ヒポリーは天が下さった機会だと思った。その日は丁度月が消える日であり、その本はものすごいタイミングでヒポリーの前に登場したからである。
呪術師の言葉どおり夜になって月が消えた。そして空では二つの大きな星が落ち、奇妙な現象に呪術師は火をたいて祭祀を執り行い、人々は呪術師の周りに集まって祈祷を差し上げた。
部族員全体が祭祀を差し上げているときヒポリーはこっそりと部族を抜け出して湖に行っていた。月が消えた闇夜だったのでヒポリーは小さな灯火ひとつだけを頼ったまま湖畔に近づいた。水がある場所を確認した彼女は潜水の準備をして黄金色の草を探して水の中に入っていった。

ヒポリーが湖で薬草を探しているときアマゾネス部族の周辺には一群れの男達が近づいていた。
普段アマゾネス部族の豊かな資源と美しい女を狙う人は多くいたが、勇猛なアマゾネス部族の女戦士達は彼らを軽く退けていた。今回も同じことを狙った人々の接近であったが、アマゾネスにとっては時期が良くなかった。
奇妙な現象のため村の大部分の人員たちが祭祀を執り行うことに集中しており、月が消えた闇夜であったので監視兵たちは鼻先まで近づいている人に気づくことはできなかったのだ。
戦闘はすぐに終わった。軽く村に侵入した盗賊たちは武器を持ったものをまず処理したあと、祭祀に集まっていた女達を取り囲んで脅迫すればよかったのだ。
村のあちこちで掠奪が起こった。盗賊たちは自分達の欲求を満たした後全ての女達を殺してしまい、多くの量の財産を持って村を出た。そして空しくアマゾネス部族は消えてしまう。

難しい捜索だったがヒポリーは湖の一番深い場所で黄金色の草を探すことができた。
いよいよ母の呪いが解くことができることになった彼女は嬉しくて歌を歌いながら村に帰った。しかし彼女を出迎えたものは燃えて消えてしまった村の残骸であり、部族員の死骸であった。
信じがたい光景にヒポリーは母を訪ねて自分の家に駆けつけた。しかしその場所には歩けずに炎を避けることができず燃えてしまった母の死骸だけであった。
ヒポリーは狂ったように泣き叫んだ。あまりにもかわいそうな母のためにとめどなく涙が流れた。母を守ることができなかった自分が憎かった。
しばらく時間がたった後やっと我に返ったヒポリーは部族員たちの墓を作り始めた。一番先に母の墓を作り、親しかった人々の墓を作り・・・そのようにして全ての部族員の墓を作ったヒポリーはくたびれて倒れてしまった。
夢だと良いと思ったが眠りから目覚めたとき全てが現実であったと言う事実にヒポリーはまた涙が流れた。
そして復讐を誓う。部族を滅亡させたものたちを探してこの恨みを必ず返すと母の墓の前で誓い、旅に出るのであった。

パルティーゼ
職業:騎士
年齢:19
コンスタンティノープルで一番派手な貴族の邸宅には高弟の右腕であるフリーウーリーコーガンが住んでいた。ビザンティウム帝国の骨組みが深いコーガン家門の長男に生まれた彼は幼いころから政治に優れた能力を見せて政界に進出し、若い皇帝の信任を受けて皇帝の利き腕になり、ビザンティウム帝国の政治を導く人物であった。
良い家門と優れた能力、皇帝の信任など羨ましいことばかりのフリーウーリーであったが、一つ惜しいことが息子がいないことであった。
子供を得るために数多い努力をしてやっと子供を得たが、男の子を期待して名前まで作っておいたのに生まれてきたのは娘であった。
高位聖職者が作ってくれた祝福を受けた名前であったので、フリーウーリーはその名前をそのまま使うことにし、女に生まれたその子供はパルティーゼという男の子のような名前を持つことになる。
パルティーゼはすくすくと育った。息子に未練を持っていたフリーウーリーは彼女に暇さえあれば剣術を教えようとしたがパルティーゼの母の反対に毎度失敗する。母の教えを受けてパルティーゼは可愛く美しい少女に育ち、多くの人々から愛された。
パルティーゼが正々堂々とした淑女になっていくころ、ビザンティウム帝国周辺の情勢は切迫状態になっていた。北からは異民族の侵略があり、東からは海賊達が沸き立ち、サラセン族はますます規模が大きくなってヨーロッパを見下し、ビザンティン帝国は一日たりとも良い風が吹く日が無かったのだ。
このような状況でフリーウーリーは国の脅威になることを一つでも減らすために努力した。特に皿潜勢力との神前維持のために多くの念を入れた。
当時ビザンティウム宮廷にはサラセン勢力に対する態度に対してタカ派とハト派で分かれていた。タカ派はサラセン勢力を強く追いやり、ヨーロッパの土地に足もつけられないようにしなければならないという意見であり、ハト派は現在国の情勢が難しいので彼らと親和的な関係を維持して彼らを敵に回してはいけないという意見であった。
ハト派の首長であったフリーウーリーは自分達の意を貫徹させるために皿潜勢力の字母と情勢を絶えず調査し、同勢力のハト派たちと連絡を取り交わして意見を集めるために努力した。そうしたフリーウーリーの努力によって皇帝はハト派の意見を支持し、ビザンティン帝国とサラセン勢力の関係は友好的な方向へと流れた。
しかし、そうしたフリーウーリーの姿を疎ましく思ったタカ派達はフリーウーリーを王の右腕の座から引き摺り下ろすためにあらゆる手段を動員し、数日後彼らは機会を掴むことになる。
それまで書信だけでサラセン勢力と連絡していたフリーウーリーはサラセン勢力の主張から特別会ってしなければならないと言う重大な話があるという書信を受け、悩んだ挙句その席に出ることにする。
極少数の人だけが知っているその会議の場所を偶然タカ派の貴族の一人が知り、彼らはそのことを皇帝にフリーウーリーがサラセン勢力と内通して反逆を図っているという内容で報告した。
報告を受けた皇帝は信じられないと言いながら会談が開かれる場所を訪ね、フリーウーリーとサラセン勢力の首長がひそかに会っている場所を目撃する。
タカ派の言っていることが事実だと信じた皇帝はフリーウーリーの言葉を聞こうともせずに彼を監獄に閉じ込め、地位を剥奪してしまった。信頼が大きかったほど憎しみも大きくなり、フリーウーリーは正当だったので何も罪を吐き出さずに苦痛に耐えることができずに命を失う。
フリーウーリーが死んだ後反逆者に対する処理としてコーガン家門の財産は没収され、かかわる人物は全て監獄へ入れられた。しかし皇帝は今までフリーウーリーが立てた功を勘案してコーガン家門の人々を奴隷にせずただ財産だけを没収しただけで放免してくれた。
一瞬でビザンティン帝国最高の貴族が一文無しで通りに追い出されたが、パルティーゼと彼女の母は自分達に使えた人々の助けで眠る場所は用意されたが、乞食と変わらない生活をしていた。
主人の死と家門の没落、惨めな現実に耐えることができなかったパルティーゼの母は数日後パルティーゼに済まないと言う話と家門をまた興しなさいという手紙一枚だけを残し、自ら命を絶つ。
母までもが死んで世間に一人残されたパルティーゼはこれから生きていくのが辛かったが、いつも自分が自慢にしていた正当で善良で慈しみ深い父を思い浮かべ、コーガン家門をまた興すことを心に決める。
彼女は他人が羨んでいた自分の赤く長い髪を切り、家門をまた興すためのお金を用意するためにどんな仕事も嫌がらずにやりこなした。また、自分のためにまだ残っているコーガン家門の執事であるユピテルを通じて剣術演習をして貴族の基本を取り揃えることにも努力した。
多様なことをして生きていった彼女は王宮でサラセン勢力に対抗する少数の遠征隊が出るという話にそこで功を立てて騎士になってまた家門を起こそうと遠征隊に支援することになる。
しかし、志願者の中で唯一裕福な貴族ではなく、女の身であり、実力に対する検証が必要であった。そしてパルティーゼは遠征隊に似合う実力を持つか調べるために中国の大将軍に送る書信の伝達任務を引き受けることになり、彼女は中国の長安にむけて出発することでシルクロードに足を踏み出す。
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