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中国シナリオ1-男性キャラクター(中編の後編)

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hachu

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中国シナリオ#1-男性キャラクター(中編の後編)

キョンシーの親父と貴族の息子の話。
厳密に言えばシルクのキョンシーは死体ではない模様
韓国版のキョンシーは何故か緊縛されてますが、この人の趣味なのかどうかは謎です。

鳳 帝君(フォン・ディジン)
韓国版名:徳羅法王
職業:死体呪術師
年齢:42
中国北のモンゴル地域には山奥で世間の目を避けて生活をしている部族がひとつあった。
人々がよく密教と呼ぶ人々は人間の死骸を利用して邪悪な呪いを繰り広げる教団に仕えており、そ の呪いの力を利用して隠密の事項を処理して金をもらい、生計を立てている人々であった。


この隠密の密教の部族に徳羅(日本版名:鳳帝君)という青年がいた。天性が善良で暖かい心をもっ たこの少年は村で行われている残忍で恐ろしい呪いが嫌いであった。そして呪いを広げる儀式をサ ボるためにあらゆる言い訳をして村の重要な仕事から抜けようとしたが、そんな行動をするかれに 帰ってくることはおびただしい量の労働と冷たい蔑視だけであった。
たとえ体が大変で心が痛くても、自分の手で邪悪な行為をしないということに気を慰めて黙々と生 きていたある日、偶然徳羅は村を掃除している途中、村人たちが徳羅の親を連れて糾弾している姿 を見た。
村人たちは徳羅の行動が周りの若者たちに悪い影響を与えている上、村の雰囲気も曇っているので 、儀式に出なければ徳羅もその親も良くない事に遭うと脅した。そして前にも何回も話したがまっ たく直らないので今度の仕事が本当に最後の仕事になるといった。
ひそかにその話を盗み聞きしていた徳羅は自分の行動のために両親が脅迫に遭っているということ を夢にも思わなかったので、村人たちの話に大きな衝撃を受けた。そして両親が自分の代わりに脅 迫に遭っていたということを考えると胸が張り裂けそうになった。
その晩いつものように村人のことをまったく言わず明るい話のみをする両親を見て徳羅はひとつの 決心をする。

翌日から徳羅は部族の家を訪ねて今までの過ちに対して跪いて容赦を求め、これからは村に絶対的 に忠誠することを誓った。その日から徳羅は本格的に僵屍(キョンシー)術を学んで村で行う全ての 隠密事にたいして先立って動き、村で認定を受けてますます地位が高くなっていった。
僵屍術を学んで徳羅は他人が邪悪な呪いというこの呪いだが、いい方面へと利用すると非常に役に 立つのろいだということがわかり、いい方面へと僵屍術を利用するための研究を始めてますます呪 いの魅力に落ちるようになった。

こうして数年後、村では相当な信望を得た徳羅は若い年で法王の座にのし上がるようになり、部族 の中でもとても高い地位に立つことになった。法王の座は一般的に部族の長老の一人が引き受ける 地位として、僵屍術に対する研究を担当する非常に重要な地位であった。
法王になった徳羅は徳羅法王と呼ばれて部族を導いていく大きな力になり、自分がやっていること が気に入らなかったが表面では立派に自分の仕事を処理する姿を見せていたので大きな問題もなく 生活に満足していた。

しかし運命は彼に平穏な生活を容易く承諾しなかった。急に部族に近づいた疫病は人々の命を多く 奪い、徳羅法王の両親も疫病の魔手を避けられずに生涯を終えた。
両親を失った悲しみにくれる徳羅法王に下された指令は、疫病にかかって死んだ人々の体を利用し てもっと力強い僵屍術を開発せよということであった。いくらいやなことであっても両親がいたか ら耐えることができた徳羅法王であったが、その大事な良心をなくしてしまったことで、両親の体 を僵屍術の材料にするということは到底受け入れることができなかった。
そして、徳羅法王は残った部族の人々を保護するという名目で疫病にかかって死んだ死骸を村の外 に移した後、そこで僵屍術を研究するふりをして脱出口を作った。
人の目を避けて3ヶ月かけてやっと完成した脱出口で徳羅法王はまず両親を移し、嵐吹く夜に乗じ て自分も脱出を敢行した。嵐を利用して兵士たちの監視を避けて脱出に成功した徳羅法王は、まず 近くに両親の墓を荒っぽいが作った後、後々必ずまともな場所に移す場所を約束して村からの逃亡 を図った。
部族の人々に捕まればその場で処刑されることをしっているので徳羅法王は狂ったように逃げ出し た。しかし徳羅法王の脱出は思ったよりも早く部族の人々にばれ、追跡は早くから始まった。僵屍 術については部族の中でも最高の実力を持っていた徳羅法王は、死に物狂いで逃げ出す途中にも死 んだ動物の死骸を見るたびに僵屍術を使って追っ手を攻撃するようにした。徹底的に計算された徳 羅法王の逃走経路と疫病が広がっていたおかげで思ったよりもたくさんあった動物の死骸を利用し て、徳羅法王はやっとのことで部族の追い討ちを振り放してモンゴルを脱出し、唐に進入すること に成功した。

唐に入ると部族の追い討ちが消えたことを感じた徳羅法王はやっと緊張を緩め、唐を歩き回って自 分が勤める場所を探した。
僵屍の魅力に取り付かれていた徳羅法王は隠れてすごしながら、人間の死骸を使わない自分だけの 僵屍術を創造しようとする計画を持っていて、その作業に必要な人の目立たなくて僵屍術に必要な 材料を容易く手に入れられる場所を探した結果、中国長安の東にある秦稜山深部の洞窟が目に入っ た。
幸い先にすんでいる動物がいなかったのでねぐらを用意した徳羅法王は洞窟をきれいに片付けた後 、部族を脱出したときに持ってきた金で長安に行って必要な品物を買い求め、捨てられた洞窟は人 の住むに値する空間になった。こうして徳羅法王は中国での生活を始め、これ以上の圧迫を受けな いので自由に僵屍術に対する研究が進行されていった。

数年後両親の命日にモンゴルに不始末に埋めてきた両親に対してすまない気がした徳羅法王は両親 の骨を取り戻してちゃんとした墓を作るためにモンゴルにある部族に危険な潜入を試みた。
もう自分に対する追跡をあきらめたはずだと思った徳羅法王は慎重にというよりは手早く遺骨を回 収して中国へ戻ってきた。しかし速やかに仕事をこなそうとしていた徳羅法王は自分を見守ってい たひとつの視線を感じることができず、その視線は中国までついてきていたのだ。

中国に帰ってきてまともな墓を作り、両親の遺骨を安置した徳羅法王はもう気にかかることがひと つもなかったので平穏な気持ちで研究にだけ没頭することができ、彼の研究は進行されていった。
長年の準備と研究の結果、徳羅法王は人間の死骸ではない多様な物質を混合して人間とまったく同 じ外見を持っている物体を作り出し、その物体に九天を流れる人間の魂を入れる方法を探し出した 。
いよいよ自分があこがれていた完璧な僵屍術を完成させた徳羅法王は自分が作った物体に人間の魂 を呼び入れるための儀式を始める前に身と心を清めるために近くにある水屋で体を洗いにいった。

徳羅法王が僵屍術を完成させるころ、長安では急な妖怪達の出現で人々が脅威に遭っていた。どこ から来たのかもわからないこの妖怪達は畑を台無しにして家畜を食べ、人々を攻撃した。
兵士が出動して妖怪を処理する作業がずっと進行されていたが妖怪の数はまったく減らず、人々は 損害に出ることができずに不安な日々を送った。
そんなある日、長安では長安の東にある秦稜山に邪悪な呪いを使う密教の呪術師が暮らしており、 その呪術師が妖怪を召喚しているのだといううわさが広がり始めた。
うわさはあっというまに長安全体に広がっていき、人々はますますそのうわさを信じるようになっ た。そしてその呪術師を片付けるために人々は広場に集まって集会をすることになり、軍隊で兵士 の支援ももらってかなり多くの人が集まると彼らは秦稜山で呪術師を探すための道を発った。
そしてその日こそが徳羅法王が新しい僵屍術を完成させた日であった。

そんな事実も知らなかったまま風呂を終えた徳羅法王は洞窟に入って魂を呼び入れるための儀式を 始めた。数時間後位置少女の魂が徳羅法王の儀式に導かれて洞窟の中へと尋ねてきて、あらかじめ 準備しておいた人間に似ている物体の中に入っていき始めた。
もう徳羅法王はその少女の魂を浄化して過去の記憶を全て消してしまい新しい人間に生まれ変われ ばいい儀式の最終段階になった。

そのとき急に洞窟の入り口でガラガラと音が聞こえ、徳羅法王の目に骸骨の妖怪2匹が洞窟に入っ てくる姿が見えた。人目で自分の部族が使う僵屍術によって蘇生された骸骨だということを徳羅法 王は気づき、その骸骨が自分の親の骨を利用して作ったということを悟ると怒りがこみ上げ、追い 込みにいたった儀式を中断するわけには行かなかったので彼は血が出るほど唇をかんで全ての精神 を儀式に集中しようとした。
しかし洞窟に入ってきた骸骨の妖怪は徳羅法王の位置を把握するやいなや彼を傷つけるために攻撃 をし始め、徳羅法王は骸骨の攻撃に血が飛び散り肉が断たれたが儀式を終えるために死に物狂いで 耐えた。
しばし後人が一人洞窟へと入ってきた。骸骨を召喚した張本人である密教の刺客は徳羅法王が骸骨 に攻撃されている間に、今まで徳羅法王が研究した資料と研究を整理した本を盗んで逃げようとし た。
必要なものをみな集めた刺客は、徳羅法王が最後まで骸骨に抵抗せずに意識を集中姿を見るとなん だか怒りがこみ上げ、今まで徳羅法王のために自分がしてきた苦労を思い出して腹が立ったので、 探検を徳羅法王に刺してしまった。決定的な一撃を受けた徳羅法王は結局耐えることができずに倒 れてしまい、完成まですぐであった儀式はそこで終わってしまった。
しかししばらく後、身は倒れたがおびただしい怒りに包まれていた徳羅法王は結局精神が肉体を支 配し始めた。そこに倒れて到底立ち上がれそうになかった体を起こした徳羅法王は力強い呪いによ って自分を攻撃した両親の骸骨を支配しはじめ、その骸骨はまっすぐに密教の刺客に向けてその攻 撃の手を向けた。
その光景を見守っていた刺客は骸骨の攻撃が眼前に迫ってから気がつき、やっとのことで骸骨の攻 撃を避けた。
前後に入ってくる骸骨の攻撃に刺客は逃げ出すことができず、戦いの中、肉体の苦痛により徳羅法 王の支配が少し緩んだ隙に乗じて骸骨を撃破することに成功した。
しかし、勝利の喜びもそこそこに逃げようとした刺客の胸には自分が徳羅法王に刺した短剣が刺さ っていた。

倒れる刺客を眺めて徳羅法王は自分もあのように倒れて二度と起きなければいいと思った。
しかしまだ儀式を終わっていなかった僵屍を眺め、その中で苦しんでいる少女の魂を見ると死ぬこ とができなかった。
徳羅法王は僵屍を破壊して封印をとけば少女の魂を開放できることを知っているので僵屍を破壊す るために短剣を握り締めて一歩づつ歩み寄った。
しかし、その時洞窟の外で人々のざわめき声が聞こえ、幾人かの兵士達が洞窟の中に飛び込んでき た。
その兵士達は骸骨が散らばっていて人が死んでいる姿を見ると、ここがその呪術師の洞窟だと言っ て大声を出し、横になっている僵屍を生きている人だと勘違いして徳羅法王が人を殺そうとしてい ると思って体を飛ばして徳羅法王を阻止した。

徳羅法王は急に現れた人々の姿を気にせず、僵屍を破壊しなければならないという念だけで体を動 かした。しかし気を失いそうな徳羅法王の体は彼の意思とは裏腹に兵士達の捕縛され、あがく事も できずに倒れて気を失った。

どれくらい時がたったのか徳羅法王が目覚めたときには周囲には一面人々の死骸だけであり、僵屍 はどこにも見当たらなかった。何が起こったかはわからなかったが徳羅法王は僵屍を探さなければ ならなかった。
僵屍を探して少女の魂の状態を把握し、危ない状態であれば一日でも早く処理をしなければならな いと思った。死骸を全て洞窟の中に入れて燃やしてしまった徳羅法王は、炎が燃え盛る洞窟を後に し、自分が作った僵屍を探す旅を始めた。


劉 済洪(リュウ・ジホン)
韓国版名:慕容風
職業:お坊ちゃん
年齢:26
唐皇宮で忠臣として人々に広く知られている皇宮の邦県令には彼につく者が多くあった。
彼らの中に慕張良という者がいたが、この者も心が強直で悪いものをを見ると耐えることができな い性格で、邦県令につく官僚達の中で一番性分が真っ直ぐだと知られており、邦県令も慕張良を一 番寵愛していた。
空が崩れて明日にでも死を迎えるとしても正しいことのみをいって暮らすような慕張良であったが 、そんな彼にも大きな心残りがひとつあった。
慕張良には40歳になってから生まれた慕容風(日本版名:劉済洪)という大切な子供がいた。慕容風 を産んだときに妻を亡くした慕張良は唯一残っている肉親である慕容風に全ての心を注ぎ込み、そ んな理由で慕容風は幼いころから過保護に育っていった。

慕張良の子供に対する愛情は慕容風が10代になっても冷めず、高位官僚の子供な上、父に甘やかさ れて育った慕容風は完全に傍若無人な生活をした。どんな悪戯や事故を起こしても父が全て後始末 をしてくれ、そんな慕容風のまわりには悪い友人ばかり集まってくることになった。
慕張良もそんな息子の行動が気に入らなかったが、目に入れても痛くないほどの子供だったので、 子供が事故を起こせば怒りながらも哀れな気分になり、息子の変わりに事故の解決をするのであっ た。

慕容風が20代になると彼の行動はますます度を越え、長安の全ての人々が慕容風とその仲間を見る と被害を受けないように遠く避けてしまうほどになった。
道端でぶつかるだけでも気を失うほど暴行をすることは日常茶飯事で、どんな家にでも入っていっ て女子供に悪戯したり、他人がかろうじて育てた農作物や家畜に何気なく被害を与えるほどであっ た。
人を殺すことはなかったが、人々は慕容風は人を殺してももみ消してもらえるのでただ見つからな いだけだと話し合った。
そんな慕容風の蛮行を聞くに堪えない邦県令が慕張良の家を訪ね、慕容風に一言二言苦言を呈した が、慕容風は聞いたふりをしながらも別のことをしていた。あまりにも腹が立った邦県令は慕張良 に大きな音で注意を与えて家を出たが、あまりにも廉恥がなかった慕張良は邦県令の言葉によって慕張良に制裁を加えようとしたが、やはり哀れな気がしてどうしても殴ることができずにその日を 終えた。
邦県令にあまりにも廉恥がなかった慕張良は翌日、邦県令の家を訪ね、自分が官職を辞めるとこの 子供の癖が直るかもと言って辞表を提出した。しかし、慕張良の優れた能力と真っ直ぐな性分が惜 しい邦県令は子供の問題を自分に任せるのだといい、慕張良の辞職を後へと延ばすことにした。

数日間悩んだ邦県令は皇帝を尋ね、現在の状況を打ち明けた後、慕容風を一定期間父の下を去るよ うにして親の大切さを悟らせるには長いたびに出さなければならないといい、今度シルクロードを 通って東欧の首都であるコンスタンティノープルへ行くキャラバンに慕容風を参加させる使命を懇 請した。

指名を受けた慕容風は晴天の霹靂のような知らせに父を捕まえ、自分をキャラバンから外す様にし てくれとなきながら懇願したが、慕張良は今度だけは慕容風の頼みを聞き入れられないということ がわかり、息子の手助けを振り放して家を出た。
そして振り返ることができないと思った慕容風はコンスタンティノープルへ行く準備をするために 家を出、彼の旅が始まった。
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