搭載チップに関する情報は以下の方法で調べられます。
コマンドラインより lspci と入力します。詳しく知りたければ、-v や -vv オプションをつけてください。 ビデオカード、LAN カード、モデム、サウンドカードのチップ名がわからなければこれで確かめてみましょう。
ビデオチップが、既にインストールされた(あるいはこれからインストールする) XFree86 パッケージに対応するか否かを調べるには、関連項目 を見てください。
$ lspci 00:00.0 Host bridge: VIA Technologies, Inc. VT8363/8365 [KT133/KM133] (rev 02) 00:01.0 PCI bridge: VIA Technologies, Inc. VT8363/8365 [KT133/KM133 AGP] 00:07.0 ISA bridge: VIA Technologies, Inc. VT82C686 [Apollo Super South] (rev 22) 00:07.1 IDE interface: VIA Technologies, Inc. VT82C586/B/686A/B PIPC Bus Master IDE (rev 10) 00:07.2 USB Controller: VIA Technologies, Inc. USB (rev 10) 00:07.3 USB Controller: VIA Technologies, Inc. USB (rev 10) 00:07.4 SMBus: VIA Technologies, Inc. VT82C686 [Apollo Super ACPI] (rev 30) 00:0a.0 RAID bus controller: CMD Technology Inc PCI0680 (rev 01) 00:0c.0 Ethernet controller: National Semiconductor Corporation DP83815 (MacPhyter) Ethernet Controller 00:0f.0 Multimedia audio controller: C-Media Electronics Inc CM8738 (rev 10) 01:00.0 VGA compatible controller: nVidia Corporation NV11 [GeForce2 MX/MX 400] (rev b2)
また、cat /proc/pci (/proc/pci を見る) という手もあります。
違う方法としては、dmesg と入力し起動時に検出されるデバイスのメッセージを読むことでも確認することもできます。
CD-R や DVD±R などの書き込みデバイスの確認には、root になり wodim -scanbus で確認することができます。
# wodim -scanbus scsibus4: 4,0,0 400) 'HL-DT-ST' 'DVDRAM GSA-4167B' 'DL10' Removable CD-ROM 4,1,0 401) * 4,2,0 402) * 4,3,0 403) * 4,4,0 404) * 4,5,0 405) * 4,6,0 406) * 4,7,0 407) *
hdparm コマンドで調べることができます。root になり hdparm -i /dev/hda (または hdparm -I /dev/hda) とします。この例はプライマリマスタのデバイスです。
free (もしくは cat /proc/meminfo) コマンドで知ることができます。
なにやら空きメモリが少なく感じるのはこちらが理由です。
まずは BIOS のメモリチェックを有効にしてみる。
BIOS のチェックで異常が見つからないのにやっぱり変な場合は Memtest86 を使ってチェックしてください。
メーカが Linux 用ドライバを公開していない場合、プログラマさん達が自力でドライバを書いて Linux 開発コミュニティに投稿しているので Linux カーネルにどんどんドライバが追加されています。 (Linux に好意的なメーカの場合、自分からドライバを投稿してくれたりすることも)
なのでよっぽど新しかったりマニアックな周辺機器以外はメーカのドライバを捜さなくても Linux カーネルに用意されているドライバで使えます。
UNIX 互換 OS では /dev ディレクトリ以下のファイルとしてハードウェアデバイスにアクセスすることができます。
以下を参照。
邦訳は JF Project にありますがこちらは Kernel 2.2 のものを訳してあるので Kernel 2.4 を使っている場合ファイル名に変更がある場合があるので注意しましょう。
あくまでも例です。
cat /proc/cpuinfo と実行します。
簡単にいえば Intel CPU の世代名みたいなものです。以下のリンクを参照のこと。
頻繁に
などで落ちるならハードウェアに原因があるかもしれません。
とりあえず、Memtest86などを使ってメモリをチェックしてみる。
マザーボードやCPUがおかしい可能性もあります。自作PCの場合、パーツの挿し方が甘い場合にこういう事が起きることもあるので挿しなおしてみるのも意外と効果的。
最近はフロッピーディスクドライブ(FDD)はオプションとして外付USB接続のものが提供されることが多くなりました。既存のLinuxドキュメントの多くは「FDDは内蔵FDDである」ということを前提にしているので読み替える必要があります。
USBのFDDに限らず、USBストレージはSCSIデバイスとして(最近のディストリビューションなら普通に)認識されます。よって、従来の /dev/fd0 等のところを /dev/sda(/dev/sdb、/dev/sdc…)等に機械的に置き換えて利用してください。
例) mount -t auto /dev/sda /mnt/floppy
なお、「FDDを発見」ではなく「なんかSCSIデバイスが刺さってる」という程度の認識しかしてくれないので、自動マウントされないという場合は設定ファイル /etc/fstab のフロッピー部分を /dev/sda 等に書き換えておいてください。
マウスを右クリックして、ディスク > フロッピー と選択します。
GNOMEデスクトップ環境なら、これだけの操作で簡単に「マウント」することができます。今度取り出す際には、同じく右クリックし、その中のメニューから「取り出し」を選ぶだけでOKです。
mtools を使う。使い方は DOS のコマンドの頭に m をつけるだけ。例) mdir, mcopy
mount -t auto /dev/fd0 /mnt/floppy でマウントして /mnt/floppy から読む。使用後は umount /mnt/floppy を忘れずに。
フロッピーのように比較的遅いディスクへの読み書きでは、データをメモリに一時的に保持してから書き込みが開始されます。これは、いわゆる「遅延書き込み」と呼ばれ、これによってコンピューターのデータ処理性能は向上します。
しかし実際問題として、フロッピーディスクへの書き込みがすぐに実行されないという結果をもたらすので、キャッシュにあるデータを直ちにフロッピーディスクへ書き込みためには、次のコマンドを実行します。
sync
フロッピーディスクを取り出すときは、忘れずにアンマウントの操作を行ってください。
フロッピーディスクへ書き込み中はもちろんアンマウントできませんが、ユーザーがフロッピーディスク内のディレクトリで作業中のときもアンマウントできません。
作業中なら、一旦 cd /home/hoge などとしてディレクトリを移動します。
上記の確認をしても依然アンマウントできないときは、何らかのプロセスが実行中であると考えられます。この状態でアンマウントするには、 umount コマンドに -l オプションを付けて実行することで回避できます。
umount -l /mnt/floppy
[注意] これは、 lazy アンマウントと呼ばれるオプションです。現在のファイルシステムの階層構造から指定されたファイルシステムを切り離し、ファイルシステムへの全ての参照が busy でなくなった時点ですぐに整理するというものです。(カーネル 2.4.11 以降が必要です。)
この場合、一時的に扱うなら su, sudo コマンドで フロッピーデバイスを扱える権限を使って操作してください。
もし頻繁に扱うのであれば、フロッピーデバイスを扱うグループにユーザーを登録するとよいでしょう。
fdformat /dev/fd0
以下のどれかを使えばよい。
mformat a: (mtoolsに収録) mkdosfs /dev/fd0 mkfs.msdos /dev/fd0
フラッシュメモリはフロッピーディスクに収まらない程度にファイルのサイズが多い場合に便利。
Windows パソコンとデータをやり取りするときに重宝する。ポケットに入れて、気軽に持ち運びすることが可能。
最近のディストリビューションでは、パソコンのUSB端子に接続するだけで、自動的に認識されることが多く、マウントさえ自動的に行われることがあります。
そのような場合なら、メディアを取り出すには、フロッピーの時と同様、デスクトップで右クリックしその中のメニューから「取り出し」を選んでから取り外します。(GNOME 2.8 相当採用の各ディストリビューション、あるいは Fedora Core 1 や KNOPPIX など)
マウントの作業をコンソールからコマンドを使って行う場合は、 mount /mnt/flash などとと入力します。
使っているディストリビューションによっては、たとえ自動認識されていても、マウントする作業が必要となります。マウント先が存在しない場合には、作成します。
$ su # mkdir /mnt/flash # mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/flash
デバイス名の「flash」は一例で、usbfm、 hogehoge など自由に付けることが可能です。
取り外す際には、umount /mnt/flash をしてからでないと保存されたデータが壊れる場合があるので、充分注意します。
どのように認識されているかは、 dmesg コマンドを使って確認できます。参考例では、I-O DATA 製の USB Flash メモリーが sda1 として認識されているのが判ります。
$ dmesg ( -途中省略- ) scsi1 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices Vendor: I-O DATA Model: USB Flash Disk Rev: 3.52 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 02 WARNING: USB Mass Storage data integrity not assured USB Mass Storage device found at 3 USB Mass Storage support registered. Attached scsi removable disk sda at scsi1, channel 0, id 0, lun 0 SCSI device sda: 239872 512-byte hdwr sectors (123 MB) sda: Write Protect is off sda: sda1
次のコマンドを使っても、USB Flash メモリーがシステムにどのように認識されているのかを知ることが可能です。
$ cat /etc/fstab
$ cat /etc/mtab
一般ユーザーで読み書きできない時は、パーミッションの設定をまず確認してください。
デスクトップ環境が GNOME 2.8 であるときは、デフォルトの設定では取り出し(アンマウント)の操作に失敗することがあるようです。この場合には、次のいづれかの方法で対処可能です。
# umount /media/usbdisk -l
Linux カーネル2.4系までのものについては、USB1.1に対応しています。USB2.0 (High Speed) の規格には、カーネル2.6で正式に対応しています。
ALSA Soundcard Matrix 参照のこと。
http://www.opensound.com/ 参照のこと。
サウンドカード名よりも、対応チップ名で探すとより多くの情報が見つかります。
チップ名の調べ方はどんなハードウェアがつながってるか調べたい 参照のこと。
Multimedia audio controller と表示されている行がサウンドチップに関する情報です。
ボリューム設定ツールの gmix (GNOME) とか kmix (KDE) とか alsamixer とか aumix などで CD のボリュームを設定してください。
root になり alsamixer, amixer で設定したのち、alsactl store で設定を保存することができます。
ボリュームの設定は /etc/asound.state などのファイルに保存されます。
ディストリビューション製のパッケージによってはシャットダウン時に保存することができるものもあるそうな。
JF に ALSA ドライバ インストールガイド の日本語訳が公開されています。
サウンドカードの line-in から録音する場合は以下を参照。
Pulseaudio が標準のサウンドサーバーなディストリビューション(Ubuntuなど)で、デフォルトで音声出力がミュートになっている場合があります。
ログイン時にボリュームをオンにするには、/etc/init.d/alsa-utils をテキストエディタで開き、以下の行をコメントアウトしてみてください。
mute_and_zero_levels "$TARGET_CARD" || EXITSTATUS=1 をコメントアウト ↓ # mute_and_zero_levels "$TARGET_CARD" || EXITSTATUS=1
インテルHDA準拠サウンドデバイスの省電力機能に問題があるかもしれない。
端末から、
$ cat /proc/asound/cards
「HDA」を含むデバイス名が表示されることを確認する。
同じく端末から、
$ sudo gedit /etc/modprobe.d/alsa-base.conf
以下のような部分を探して、
# Power down HDA controllers after 10 idle seconds options snd-hda-intel power_save=10 power_save_controller=N
下の行をコメントアウトして保存、
# Power down HDA controllers after 10 idle seconds # options snd-hda-intel power_save=10 power_save_controller=N
ログアウト&ログイン。音声を再生してみる。
参考: http://ubuntuforums.org/showpost.php?p=8232178&postcount=3
外付けフルキーボードの場合は日本語対応の有無、Windowsキーの有無でだいたいわかります。以下を見てください。
欄外で 112 型 キーボード というのもあります。上記、「半角/全角」キー、Windowsキーのついた109キーボードにACPI関連のキー(Sleepなど)が付いたものです。
詳しく知りたい方は、株式会社 PFU のキーボードコレクションに掲載されている画像から調べてください。
PS/2 マウスとして通常どおり動作させられることが多い。
マウスだけを使う場合、マウスパッドが有効になっているとちょっと手が触れただけでカーソルがいきなりどっかに行ったりとか、逆に不便なこともある。
以下はタッチパッドを無効にする方法。
最近のノートブックタイプでは、タッチパッドの機能が BIOS によって制御されていることがあります。この場合には、起動時に BIOS のセットアップ・メニューを呼び出して設定変更することでタッチパッドを無効にすることができます。
BIOS の設定で対処できないパソコンの場合、凹部になっているパッド部に名詞とかカードみたいな厚紙を張り付けるのが意外と便利。
張り付ける時はパッド部に密着させず、多少浮かせておくのがコツ。
PCカードはどういうハードウェアであるかの情報をカード内に持っており、その一つにmanfid(Manufacturer ID,製造業者ID)というのがあります。Linuxのpcmcia-csでは、このmanfidを使って、ハードウェアを識別し、適切なドライバを自動的に割り当てるようになっています。
しかし、コレガのPCカードは親会社のアライドテレシスのPCカード(と海外支社のAllied TelesynのPCカード)と同じmanfidを持っており、多くの場合、コレガのPCカードはアライドテレシスの別のカードとして誤認識してしまいます。そのため、Linuxでは動作しない場合が多いです。
特にインストール時に使用するのは非常に困難で、コレガのカードに対応しているディストリビューションでなければ避けた方が無難です。
どうしても動作させたい場合は、コレガPC-UNIX対応情報ページに情報がありますが、古い情報が多いので注意してください。
GNOME 2.8 付属のアプレットには、「バッテリー電源モニタ」があります。 このユーディリティは、ラップトップのバッテリーの状態を表示させることができます。
バッテリー電源モニタを起動させるには、マウスでパネルを右クリックし、「パネルへ追加」より 「バッテリ電源モニタ」を選択します。パネルにバッテリ状態を表示するアイコンが追加されます。
パッケージ acpid を導入すれば、この設定が可能となるようです。 詳しくは http://shino.pos.to/linux/pwrsw.html というサイトを参照してください。
Ubuntu 7.04 fiestyでWacom Penstationを挿したらすぐ使えた。使えないときは以下をチェック
デバイスマネージャ(HAL device manager)で、USBインターフェイス以下にあるWacom xxxデバイスを見つける。「詳細」タブに/dev/input/event6とか書かれているのでそれを覚える。
sudo wacdump /dev/input/event6 というコマンドで、タブレットの動作を拾える。テスト用に。
sudo gedit /etc/X11/xorg.confでこういう部分を探す。要はDeviceの部分を正確に書けばXがtabletの動作を拾ってくれるはず。
Section "InputDevice" Driver "wacom" Identifier "stylus" Option "Device" "/dev/input/event6" Option "Type" "stylus" EndSection
Wacom以外のタブレットでも、Wizardpenドライバを導入すると使える場合があります。Ubuntu Linuxの場合、以下のページで解説されています。
Ubuntu 11.04 の場合、まず Synaptic の設定(S)→レポジトリ(R)で「ソフトウェア・ソース」を開き、「他のソフトウェア」のタブ→「追加」でAPTラインに「ppa:doctormo/xorg-wizardpen」を入力し、再読込とアップデートをかけてください。
つぎに、Wizardpenドライバのコンパイルに必要なパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install xserver-xorg-input-wizardpen $ sudo apt-get install xutils libx11-dev libxext-dev build-essential \ xautomation xinput xserver-xorg-dev xutils-dev libtool autoconf $ sudo apt-get install bzr
適当なディレクトリでWizardpenドライバをダウンロードし、ビルド、インストールします。
$ bzr branch lp:wizardpen $ cd wizardpen $ ./autogen.sh $ ./configure --with-xorg-module-dir=/usr/lib/xorg/modules $ make && sudo make install
ビルドとインストールが出来てるかは次のコマンドで確認できます。
$ ls /usr/lib/xorg/modules/input/wizardpen_drv.*
wizardpen_drv.la と wizardpen_drv.so が出てくればOKです。リブートすれば使える状態になっているはずです。
動かない場合は、xorg.conf の編集などが必要になるかもしれません。TabletSetupWizardpen のドキュメントを見てください。