ISOイメージファイルの焼き方

無料で使える Windows 対応の CD 書き込みソフト

Windows 対応の CD 書き込みソフトから ISO を CD-R に焼く手順。

Windows7以降

書き込みソフトをインストールしなくても、OS標準の機能で書き込める。 ISO ファイルを右クリックして「ディスク イメージの書き込み」を選択。

Windows XP 標準の CD-R Writing 機能

不可能 (ISO イメージを扱えない)。

窓の杜の記事によると、Power Toys for Windows XP(日本語化パッチ)を使えば ISO イメージを焼く事ができるらしい。が、詳しい事は不明。

burnatonce

Windows で無料で使えるライティングソフト。File から Load New Image を選び、焼きたい iso イメージファイルを指定し、右上の Write ボタンを押す。

参考: http://sonic64.com/2004-08-26.html URL:burnatonce

ISO Recorder

Windows XP*1 であれば、Alex Feinman作のISO Recorderを使えば可能。

インストール後、ISO イメージファイルを右クリックすると表示される"Copy Image to CD"を選べば、CD作成のメニューが出てきます。その他に「isoイメージの作成」「CDのコピー」の機能が提供されます。

Nero

Nero 6

CD/DVDどちらも書き込めます。

  1. Nero Burning Romを起動
  2. 新規作成ウィザードがポップアップで表示されると思いますが、気にせず閉じてください。
  3. Nero Burning Romのウィンドウだけになっていると思います。
  4. (RWメディアのフォーマットが必要な人はこの辺りでしておいてください。高速フォーマットで大丈夫です。)
  5. 『ファイル→開く』よりISOファイルを開きます。
  6. (標準設定で問題ないですが、書き込み速度などを設定したい人はここでどうぞ。)
  7. 書き込みボタンを押します。
  8. 終了のダイアログが出るまで待機してください。 この順序で大丈夫です。エラーが出ない限りはうまくいっているはずです。

Nero 5.5

  1. Alt+F(ウィザードとかがポップアップしていて、エラー音が鳴って進まない場合は、ポップアップしている窓の「キャンセル」ボタンを押して閉じる。)>B
  2. Alt+T
  3. 「すべてのファイル(All Files)」に変更
  4. ISO イメージを指定
  5. OK
  6. 書き込み

ここも参照: http://win2linux.sourceforge.jp/trylinux/nero.html

B's Recorder GOLD

B's Recoder GOLD 3 まで

ISO イメージファイルを下の白い部分にドラッグ&ドロップ。

B's Recoder GOLD 5 以降

ISO イメージファイルを左下のトラックの種類の部分にドラッグ&ドロップ。

WinCDR

  1. 編集(E) > トラックイメージを挿入(I)...
  2. ISO イメージファイルを指定。

Easy CD Creator

  1. 「ファイル」>「イメージから CD を作成」
  2. ファイルタイプで"iso"を選択
  3. ISO イメージファイルを指定
  4. OK
  5. GUI の CD 作成画面で「トラックアトワンス」と「 CD を閉じる」を選択
  6. OK。

CD Manipurator

  1. 下段左から二番目のボタン
  2. 「トラックリスト」タブ > Alt+T > I
  3. ISO イメージ指定
  4. OK
  5. 「CD への書き込み」ボタン
  6. OK。

CD Record フロントエンド

下の CD Record の GUI フロントエンドです。

  1. タスクを選択: 現存のディスクイメージを書き込む
  2. 次へ
  3. ディスクに書き込むイメージファイル: ISO イメージファイルを指定
  4. 次へ
  5. 次へ
  6. 書き込み。

CD Record

CD 作成ソフト cdrecord (cdrtools) の Windows 移植版。

  1. Windowsのコマンドプロンプト起動
  2. cd (cdrecord のあるフォルダ) でディレクトリ移動
  3. cdrecord -scanbus と実行
  4. CD-R ドライブ名の 1,0,0 などカンマで区切られた数字を調べる
  5. cdrecord dev=さっきの数字 speed=書き込み速度 -eject ISOイメージのファイル名 で書き込み開始。

CDRWIN

  1. 工具のマーク
  2. Record an ISO9660 Image File
  3. Image filename 選択
  4. Start(書込み開始)
  5. 書き込み成功のダイアログが出たらOKをクリック。

CDRWIN 体験版では、書き込み速度が1倍速に固定(制限)されているので注意すること。

Record Now

Wizardを使用する場合

  1. Wizard起動
  2. (ブランメディア挿入)
  3. 「データディスクの作成(D)」
  4. ファイルの選択で書き込むISOイメージファイル(hogehoge.iso)を選択してクリック
  5. 「ISOイメージファイルを選択しました。このファイルの内容でディスクを作成しますか」ダイアログが表示される
  6. 「はい」を選択すると、そのまま書き込みが開始される。

Wizardを使用しない場合

  1. メインメニューの「ファイル(F)」-「新規ジョブ(N)」-「イメージファイルから作成(Shift+F2)」
  2. 「ファイルの追加」をクリック
  3. 書き込むISOイメージファイル(hogehoge.iso)を選択
  4. 書き込み速度/ジョブ(テスト-作成-ベリファイ)設定
  5. 赤い●ボタンをクリック
  6. (メディア挿入)
  7. 書き込みが開始される

Deep Burner

http://pcweb.mycom.co.jp/column/toolexp/039/

http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001843.html

Drag'n Drop CD

http://www.easy.co.jp/ddc/cd.html

Drag'n Drop CD version2 系列では ISO イメージファイルをイメージファイルとして CD-R、CD-RW に焼く機能がない模様。

解決法>イメージファイルとして CD-R に焼く事の出来る他のCD-Rライティングソフトを試す、もしくは (おすすめしませんが) Daemon Tools を使う方法だと、

  1. Daemon Tools version3.47.0 を Windows にインストールする
  2. インストールが終わったら再起動を促すメッセージが出るので再起動
  3. デスクトップに出来た Daemon Tools のアイコンをダブルクリックして Daemon Tools を起動
  4. 画面の右下、タスクトレイの Daemon Tools の小さなアイコンを右クリック
  5. Virtual CD/DVD-ROM を選択
  6. Device 0:[E:] No media を選択 (ここでは仮想ドライブのドライブレターをEとしましたが、環境によって変わる場合あり)
  7. Mount image を選択
  8. ダウンロードしたISO イメージを開く (ISO イメージファイルを仮想ドライブにマウントする)
  9. マイコンピュータをダブルクリックし、仮想ドライブのアイコン (ISO イメージをマウント済みのもの)を Drag'n Drop CD ver2 の Disc Backup BOX にドラッグ&ドロップする)
  10. ボックス上に表示されたディスク作成ボタン (オレンジ色の背景に白の矢印) をクリック

以下も参照。

CyberLink DVD Solution

PowerStarter を起動し、「ユーティリティ」→「ディスクイメージからの書き込み」

TOSHIBA Disc Creator

スタートアップメニューで「詳細メニュー」→「イメージ→ディスク作成」を選択。 もしくは起動後に「ファイル」→「イメージ→ディスク作成」を選択。

InfraRecorder

右クリックメニューからイメージを焼ける。

焼いた CD または DVD から起動できないときは

できた CD をドライブに入れて PC を起動しても、一向にインストール画面が現れない (CD から起動しない) ときの対処法。

焼く手順が間違っていた

CD の書き込みソフトで ISOイメージファイルを CD-R に焼く際に、ただのデータとして焼いてしまうと、ISOイメージファイルがそのまま入ってるだけの CD-R になってしまいます。

焼いた CD-R の中身を見てみて、hogehoge.iso とかみたいに「もとの ISO イメージファイルが1つだけ表示される」場合はこのケースです。

BIOS で起動の優先順が低く設定されている

BIOS の設定で CD-ROM ドライブよりも他のドライブ(ハードディスクなど)を優先して起動するようになっている場合は、いくら CD-R が入っていてもそこから起動してくれません。

BIOS の設定の確認/変更方法は、PC のマニュアルや起動時の表示画面のどこかに記述されていることがあります。

普通は起動時に Delete とか F2、F8 などの特定のキーを押せば、設定画面がでるはず。

ダウンロードしたファイルが破損していた

ダウンロードした ISO イメージファイルが壊れている場合は、焼いた CD-R から起動できないことがあります。MD5サムチェックをしましょう。SHA-1形式で表記されていることもあるので間違えないようにしましょう。

CD のディスク番号が間違っている

インストールCDが1枚だけではなく、2~5枚とあるディストリビューションでは、ISOイメージファイルのディスク番号を間違えて焼いているかもしれません。

ディスク2やディスク3からは起動できないので、ディスク1のCDを焼いて起動しましょう。

ドライブから読めない書き込み条件で作った

CD-R がドライブから読めない設定で焼かれているかもしれません。

書き込みスピードなど、書き込み条件を変えて試してみましょう。

そもそも CD/DVD 起動にマシンが対応していない

もともと CD から起動できない BIOS や CD ドライブだったりすることもあります。

ディストリビューションによって、フロッピーから一旦起動した後で CD を入れてインストールできることもあります。CD なしでフロッピーからネットワークインストールできるやつも。

CD/DVDドライブの接続ミス

パラレルATA接続のドライブの場合、BIOS が CD 起動に対応していても、ドライブのマスター/スレーブ設定が正しくないと、OS起動後は認識するのに起動はできないケースもあります。 (例:セカンダリに CD のみ接続し、ドライブがスレーブ設定)

この場合ドライブの設定を変更すれば起動できますが、ノート PC 用のスリムドライブだと変更できない物が多いです。

Smart Boot Manager(SBM)を使った起動 (ATAPI接続限定)

BIOS やドライブ設定が理由で起動できない場合、Smart Boot Manager(SBM) を導入すれば起動できるかもしれません。

SBM はフリーのブートマネージャで、ハードディスクの MBR もしくはフロッピーにインストールし起動します。

他のブートマネージャにない特徴として、ATAPI 接続の CD ドライブからブータブル CD を起動する機能があります(BIOS非依存)。

ただし SBM は Linux のローダーではなく、別のローダーを呼び出す事しかできません。ですので linux のインストールの際は GRUB や LILO 等のブートローダーを MBR 以外のパーティションにインストールする必要があります。

参考

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最終更新:2015年02月19日 22:55

*1 SP2をあてると上手く動かなくなる場合があるので注意