Ubuntu LinuxのTips

Launchpadってなんじゃらほい

https://help.launchpad.net/FrontPage

  • Launchpadは異なったプロジェクト同士をコラボレーションする為のツールです。これはフリーソフトウェアプロジェクトでいろいろ(バグ、特徴、翻訳の情報の共有)と作業する人々を簡単にします。Launchpadはバグトラッキング、翻訳、リリース時の特徴の計画の為にUbuntuやその他のディストリビューションに使われます。また、"アップストリーム"プロジェクトにも同様に使われ、とても簡単にそれらの全てのプロジェクトとコラボレーションするようになります。
  • Launchpad 1.0 特徴ガイド - Launchpad 1.0のとくに興味深い特徴のクイックガイド。これは最初に読んでおくべきです。

アプリケーションや文章を翻訳したい

  1. https://translations.launchpad.net/+languages/ja を開く
  2. ページ右上の「Login/Register」をクリックし、メールアドレスを入力してアカウントを作成
  3. ログイン後、画面右のリンクから「Ubuntu Japanese Translators」ページへ行き、「Join the Team」をクリックしてメンバーになる
  • 緑は翻訳済みで変化の無いの部分
  • 青はLaunchpadで訳が変更された部分
  • 紫はLaunchpadで新たに翻訳された部分
  • 赤は未翻訳の部分

Ubuntuの翻訳

https://wiki.ubuntulinux.jp/Develop/TranslationGuide

プログラミングを勉強したい

  • まず端末やシェルスクリプトの使いかたを覚える。
  • ライセンスについて学ぶ。
  • 次に build-essential をインストール。
  • ./configure、makeの使いかたを覚える。
  • automake、autoconfの使いかたを覚える。
  • 環境やドキュメント(*-doc)をインストールする(Gnome上でC言語ならglade-2がお勧め)。
  • ドキュメントを見ながら勉強する。

ドキュメントはたいてい システム->ヘルプとサポート->Advanced Topics->自作プログラムを書くにあります。ただしsvnなどドキュメントが無いものもあります。git-docのようにその場所にないのもあります。あと殆んどのドキュメントは日本語化されてないので注意してください。

開発がしたい

先に前項を見てスキルを付けてからにしてください。
まず、派生開発をするには apt-get build-dep パッケージ名 とすると依存してるライブラリの開発用ファイルがインストールされるので楽でしょう。
ソースの取得は apt-get source パッケージ名 でもできますが、古いのでそのパッケージのホームページへ行き、最新のレポジトリ(gitやsvn、cvs)から取得をしてくるといいでしょう。
開発体系(trac、launchpad、sourceforge、google hostingなど)についてはそれぞれのページ参照。
trunk/branchについても他のページ参照。

Ubuntu発のアプリケーションは?

アプリケーション名 概要
ubiquity Ubuntuの標準GUIインストーラ。gtkとkdeのフロントエンドがある。
upstart Ubuntu標準のinitの代替。イベントベース。Fedora9にも採用される予定。
sbackup バックアップ/復帰を簡単に行えるようにしたGUIアプリ。Debianにbackportされてる。
apport クラッシュしたときに開発者にログを送るGUIアプリ。launchpadと統合されている。
jokosher サウンドを編集するGUIアプリ。Debianにbackportされてる。

euc化する。

  • ここのとおりにやればOK。
    UTF-8と EUC-JP両方使えるようになるので、euc用に別ユーザー作るとかして少しづつUTF8に慣れていきまひょ。

ごてごてしたのが嫌いな人向け

GNOMEもKDEもいらない。うっとおしい!けどどうすりゃいいの?という人は参考にしてちょうだい。最新の環境でこそ古くからのツールが生きるってもんだよ。ただしubuntu自身「デスクトップ」にこだわってるみたいなんで、こういうubuntu道を外れた行為で詰まってもubuntu-ja-usersとかで質問しないほうがいいんじゃないかな。あくまで「自己責任」という言葉を忘れずに。

mlterm

名は聞くからapt-getしてみたけど起動したらフォントはきたねーわ無駄に横に長いわでやめちゃったという人は以下の設定を試して考え直すように。ちなみにこのサイトの解説がとってもやさしい。 http://www.seeds-man.com/~nari/v2/people/nari/comp/linux/mlterm1.shtml

(apt-get install x-font-shinonomeしたあとで)

" ~/.mlterm/mainに
use_login_sell=false
termtype=xterm
ptys=1
ENCODING=auto
use_bidi=false
use_combining=false
use_dynamic_comb=false
big5_buggy=false
copy_paste_via_ucs=false
fontsize=14
font_size_range=12-14
use_variable_column_width=false
use_anti_alias=false
not_use_unicode_font=true
iso88591_font_for_usascii=false
compose_dec_special_font=false
use_transbg=true
fg_color=white
bg_color=#000011
brightness=60
use_xim=true
xim_open_in_startup=true
tabsize=4
logsize=500
word_separators=*",.:+/@
mod_meta_mode=none
bel_mode=none
daemon_mode=none

もうひとつ。まあコピペするだけだから楽でしょ。


"~/.mlterm/fontに
ISO8859_1=14,-shinonome-gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-iso8859-1
ISO8859_1_BOLD=14,-shinonome-gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-iso8859-1
JISX0201_ROMAN=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0201_ROMAN_BOLD=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0201_KATA=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0201_KATA_BOLD=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0208_1983=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0
JISX0208_1983_BOLD=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0
JISX0208_1990=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1990-0
JISX0208_1990_BOLD=14,-shinonome-*-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1990-0

こう設定したmltermで日本語manとか見てみれ。下手なgnome-terminalよかきれいだ。ビットマップフォントまんせー。

脱デスクトップ環境

fluxbox,waimeaあたりがおすすめ。どちらもapt-getできる。ただwaimeaはちょっと設定がめんどいんでここではfluxboxについて解説する。apt-get install fluxboxとかしていったんログアウト、ディスプレイマネージャの選択のところにGNOMEとかFailsafeとかに混じってfluxboxが入っているので選択してログインする。 設定は~/.fluxboxディレクトリにあるmenuとかkeysとかいうファイルを編集する。たとえばkeysをこんなふうに。

Mod1 Tab :NextWindow
Mod1 Shift Tab :PrevWindow
Mod1 F1 :Workspace 1
Mod1 F2 :Workspace 2
Mod1 F3 :Workspace 3
Mod1 F4 :Workspace 4
Mod1 F5 :Workspace 5
Mod1 F6 :Workspace 6
Mod1 F7 :Workspace 7
Mod1 F8 :Workspace 8
None F9 :ExecCommand mlterm
None F10 :ExecCommand emacs
None F11 :ExecCommand /home/(おまいのユーザー名)/picasa/bin/picasa
None F12 :ExecCommand firefox
Mod1 F9 :ExecCommand gksu mlterm
Mod1 F10 :ExecCommand gksu /usr/bin/update-manager
Mod1 F11 :ExecCommand rox

None F9 ...あたりからがミソ。わざわざマウスでパネルをおっかけなくてもF9キーをぼんと押すだけでmltermが起動する。picasaをtar玉からユーザー権限で入れた賢明な人も、「アイコンがないから起動できない」とか言わずF11をぽん。sudoなんて面倒でいつもrootターミナル使ってるという人はAlt+F9でパスワード入力ダイアログが開いてGNOMEみたいじゃないか。日頃のアップデートもターミナルからapt-getは古くさいからAlt+F10で見慣れたアップデートマネージャが開きますよ。その他の部分もこれ見れば大体分かるでしょ?Emacsのところをkateにしてもいいしfirefoxのところをgimpにしてもいい。好きなだけカスタマイズするように。

けどなんかみてくれがカッコ悪い?ここでかっこいいテーマを探して入れればよし。 http://themes.freshmeat.net/ 気に入ったテーマがあったらテーマのタイトルのところをクリックすればダウンロードページが開くからさくっと落とす。落としたらターミナルからtar。*.tar.gzならtar zxf hoge.tar.gzだし*.tar.bz2ならtar xjpf hoge.tar.bz2なので念のため。 tarが済んだら同じディレクトリにテーマ名のディレクトリができているので、このディレクトリをそのまま~/.fluxbox/stylesに入れてやればOK。LintherBrushedというテーマならこんな感じ。

$ mv LitherBrushed ~/.fluxbox/styles/

いちいち打つのが面倒くさい?TAB補完はちゃんと覚えてるよな?この前GentooスレでTAB補完知らずにインストールしてた偉い人が湧いてみんなびっくりしてたけど、知らないなら覚えとくように。面倒もtypoも全くなくなるから。 その他メニューのカスタマイズや起動時の設定など、思いつくようなものはだいたい~/.fluxboxディレクトリを観察してれば設定できるはず。日本語のドキュメントもあるので一読を。 http://www.momonga-linux.org/docs/fluxbox-HOWTO/ja/

ROX

さっきの~/.fluxbox/keysに入ってたrox。nautilusやkonquerorをむっちゃ軽くしたものだと思えばいい。やはりどうしてもエクスプローラもどきのファイラがないと困る人は多いだろうから。このROXは軽量のファイラってだけじゃなくとんでもない量のカスタマイズ幅を持っていて、使えばハマること請け合い。インストールは

# apt-get install rox-filer

こんだけ。デフォルトのアイコンがダサいならGNOMEの持ってくればいい。起動して、とりあえずオプション設定で言語の選択があるからjaを選ぶ。あとはだいたいなにも考えず使えるけど、深淵なるROXの神髄に触れたければまず http://add10.hp.infoseek.co.jp/rox/ をじっくり読んで。

これでだいたい「デスクトップ」に求められるもの一揃いは手に入るはず。ではさっさとGNOMEを消して、軽量かつ物好きなLinux生活に入りましょう。

カーネル高速化パッチを試す

Linux Daily Topics 2010年11月18日 "ミラクルパッチ"にLinusも大喜び!Linuxカーネルを高速化させた233行のコード
http://gihyo.jp/admin/clip/01/linux_dt/201011/18
The ~200 Line Linux Kernel Patch That Does Wonders
http://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=linux_2637_video
Re: [RFC/RFT PATCH v3] sched: automated per tty task groups
http://marc.info/?l=linux-kernel&m=128978361700898

このパッチを Ubuntu 10.10 で試してみます。以下のページが参考になります。

まずカーネル再構築に必要なパッケージをインストールします。

$ sudo -s
# apt-get install build-essential kernel-package libncurses5-dev libqt3-mt-dev

http://packages.ubuntu.com/natty/linux-source-2.6.37 から 11.04 開発版の 2.6.37 カーネルソースのパッケージをインストールし,展開します。

# dpkg -i linux-source-2.6.37_2.6.37-5.13_all.deb
# cd /usr/src
# tar xvjf linux-source-2.6.37.tar.bz2

http://marc.info/?l=linux-kernel&m=128978361700898 を Webブラウザで「すべて選択」して、テキストエディタ(GEdit等)にコピー&ペーストし、125行目〜509行目 を miracle.txt として保存しておきます。そしてパッチを適用します。

# cp miracle.txt /usr/src/linux-source-2.6.37/
# cd /usr/src/linux-source-2.6.37/
# patch -p1 < miracle.txt

ついでに、CPU 関連のパラメータをいじりたい場合、たとえば以下のようにします。

# make menuconfig
Processor type and features >
   Processor family => Pentium-4/Celeron(P4-based)/Pentium-4 M/older Xeon

カーネルを再構築し、できた .deb をインストールします。

# make-kpkg clean
# make-kpkg --initrd --revision=20101115 kernel_image kernel_headers
# cd ..
# dpkg -i linux-image-2.6.37-rc2_20101115_i386.deb
# dpkg -i linux-headers-2.6.37-rc2_20101115_i386.deb

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最終更新:2010年11月20日 11:33