Anthy は、フリーでセキュアな日本語入力システムとあると説明されています。
http://anthy.sourceforge.jp/ が Anthy の公式ウェブサイトです。
某アニメのヒロインの名前からきているそうですが、これに決めた理由は特にないようです。
# yum install ibus-anthy
$ sudo apt-get install ibus-anthy
# yum install scim-anthy
$ sudo apt-get install scim-anthy
現在の Anthy の安定版は、9100h となっています。
かな漢字変換 anthy で、個人用学習データを活用して変換結果の改善を目指すパッチ を G-HAL さんという方が作っていて、それを含めてさらに辞書を強化した Modified Anthy を UTUMI さんという方が配布してくれています。それを .deb パッケージにしたリポジトリが IKOINOBA APT/YUM repository で提供されています(リポジトリを有効にする方法も記載されています)。
Anthy の個人辞書を管理するには、Kasumi (霞)を利用することが可能です。Kasumi は、Anthy のデフォルト個人辞書管理ツールとして扱われるようになりました。
矢印記号の場合 "やじるし" として変換しても出てきますが、短縮入力があります。
入力文字 | zh | zj | zk | zl | z, | z. | z/ |
出力文字 | ← | ↓ | ↑ | → | ‥ | … | ・ |
Anthy の設定メニューより、空白スペースの設定は自由に変更できます。
Anthy の設定項目一般で、「空白のタイプ」を指定してください。全角・半角・入力モードに従う の中から選択できます。
設定ツールで
「IMエンジン」->「Anthy」ページの「ローマ字入力」->「ローマ字テーブル」を「Microsoft IME」に変更する良いでしょう。
はい。ATOK や Microsoft IME 風などにキーバインドを切替えることができます。
設定ツールで 「キーバインド」->「キーバインドテーマ」右横の ∨ ボタンを押下すると、利用可能な他の候補が現れます。
設定ファイルが壊れている可能性があります。その場合はいったん .anthy/ ディレクトリを削除してみてください。ログインし直せば、.anthy/ ディレクトリは自動的に再作成されます。
$ rm -rf ~/.anthy/
Anthy-dev メーリングリストがあります。このメーリングリストの 過去ログ は公開されています。
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