Audacious は WinAMP 風のオーディオプレーヤーです。XMMS の GTK+2 版ソフトの Beep Media Player 0.9.7.1 から派生し、現在も開発されています。
デスクトップでの扱い方を想定しますが、ディストリビューションによっては、複数のメディアプレーヤーがインストールされていることがあります。そのため、CD をトレイにセットしただけでは自動再生されないかもしれません。(それは、Audacious がデフォルトのプレーヤーにセットされていないためです。)
とりあえず CD を再生するためには、「プレイリスト」に曲目を追加します。曲目を追加する方法は、
プレーヤーの詳細な設定を行うには、
Audacious では、SHOUTcast の局を楽しむのが比較的お手軽でしょう。
SHOUTcast のウェブサイトはデフォルトではウェブブラウザ内で再生する設定になっているので、Audaciousで再生するには、http://www.shoutcast.com/settings で「Play SHOUTcast stations in default media player ( eg: Winamp / iTunes / Windows Media Player )」を選択してください。またウェブブラウザの Content Type で「MP3 ShoutCast 演奏リスト」が audacious を使用する設定になっている必要があります。
streamtunerで探すのもいいかも。
オリジナルのサイト(英文)を訪ねてみましょう。「FAQ」というページが用意されています。
Audaciousは WinAMP Classic (2.x) のスキンが使用できます。また XMMS のスキンも使用できます。解凍したスキンを(フォルダの場合はフォルダごと)/usr/share/audacious/Skins/ に移動すれば、[設定→Skinned Interface]からスキンを選択できるようになります。
さらに Audacious 独自仕様のスキンもデフォルトで用意されています。[設定→Skinned Interface]の右上の2個のアイコンの左側をクリックすると、スキンの「色補正」をカスタマイズできます。
[設定→オーディオ→現在の出力プラグイン]で、Audacious の出力プラグインの設定を「PulseAudio Output Plugin」もしくは「ALSA Output Plugin」に設定してみてください。
ディストリビューションによっては、ライセンス上の問題から Audacious パッケージに MP3 再生プラグインが含まれていない場合があります。
Fedora / RHEL / CentOS ではパテントの問題で、公式レポジトリの Audacious から MP3 再生プラグインが削除されています。
サードパーティのレポジトリを設定し、以下のコマンドでインストールできます。
# yum install audacious-plugins-freeworld*
サードパーティのレポジトリ設定については、以下を参照してください。