作成:足立将之(07.03.15)
追記:足立将之(07.03.16)

 東山連峰の自然環境に恵まれた良好な環境を有する大岩街道周辺地域の一角に産業廃棄物を埋め立ててできた通称岡田山と呼ばれる小高い山があり、その周辺地域は,住宅や作業場兼用住宅等のほか,自動車リサイクル施設や廃棄物処理施設,工場,資材置場等の工業系の土地利用がなされている。建築物の多くは違法開発・違反建築物である。また周辺に通っている私道では、空き缶や弁当の食べかす、冷蔵庫やソファーなどの粗大ごみ、廃自動車などの不法投棄も問題となっている。これらの不法投棄は、私有地や私道にされているため土地所有者の問題であるという理由から、京都市によるごみの撤去がされていない。現在の京都市の具体的な対応としては、警備会社に不法投棄周辺の夜間パトロールを委託して行っている。しかし実際に見学してみてきた限りでは、最近捨てられたとみられるごみも多数あり、現在も不法投棄は行われている様子であった。環境省によると「放っておけば生活環境に明らかに影響があるか、その恐れがあると判断されれば、自治体が不法投棄されたごみを私有地から撤去することはありえる」ということである。長期間にわたって不法投棄が行われ、現在も大量のごみが放置され続けており、また過去には岡田山で発火原因不明の大火災が発生したということもある。このような状況を考えると、環境省のいう要件は十分満たしているようにおもわれる

地図1 大岩街道周辺地図
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写真1 岡田山の写真(撮影:07.03.13)
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写真2 周辺の不法投棄(撮影:07.03.13)
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最終更新:2007年03月16日 10:24