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**入力の様子  【[[鈍足タイピング動画 親指シフト系の「かえであすか」で打ってみた>http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm4248495]]】  上の動画のように文字入力をしていきます。  動きのポイントについては、以下の解説をご覧ください。 **定義とか -パソコンに文章を入力する方法のひとつです。 -かなを一文字ずつ入力する方法なので、「かな入力」に分類されます。 -親指位置にあるキーを「シフト」キーとして用いるので、「親指シフト方式」に分類されます。 -ハードウェアは特に必要ありません。ノートパソコンにくっついていることでおなじみとなっている「パンタグラフ支持+メンブレンスイッチ」タイプの日本語キーボードで十分です。 --設計時点での配列評価には、(スペースバーが大きくて親指シフト方式が使いづらいと評判?の)大きなスペースバーが付いた「東芝製ノートPC」のキーボードを使用し、スペースバーの両脇にある「無変換」「変換」キーを親指シフトキーとして利用しました。これよりもスペースバーが小さな(濃くないメーカーの大多数が採用している)ノートパソコン用日本語キーボードをもちいれば、もう少し打ちやすくなるはずです。 -専用のソフトウェアが必要です。 // // // -8年近くの評価打鍵を経て設計された【[[飛鳥カナ配列>http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/]]21世紀-356版】を元に、【[[飛鳥カナ配列>http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/]]21世紀-290版】へと若干回帰させつつ、【小梅配列】の小指多様回避方針を参考にしながら、異なる目的を持つ入力法へと変化させたものです。 -「忘れにくさの向上」を最優先とするために、「使いやすさを若干削る」方向で配列の調整を行いました。 --低頻度の濁音かなと、元来低頻度な半濁音かなについては、(忘れにくさを確保するために)打ちやすさをなるべく損なわない範囲で、なるべく清音との関連性がある位置へと配字しています。そのため、(かえであすか製作者のように)「練習によってきちんと覚える」ことを苦手とする方にとっては、「低頻度かなの位置を忘れにくく」「低頻度かなの位置を忘れてしまっても、大体の位置を推測できる」という特性があります。 ---この特性は、[[ひらがなの50音順を利用した練習法>http://www12.atwiki.jp/kaede-asuka-layout/pages/19.html]]と組み合わせることにより最大の効果を発揮しますので、練習方法には50音練習を組み入れることをお勧めします。 ---「忘れにくさ」を必要とせず、「しっかり覚える」事を得意とする方にとっては、かえであすかは本質的に向きませんし、なんらメリットのない入力法であるはずです。その場合は、はじめから使いやすさを追求した[[「飛鳥カナ配列」>http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/]]をお使いになることをお勧めします。 -かえであすかは、飛鳥カナ配列のうち「ごくごく新しい配列」を基礎としているうえに、文字をシフトするタイミングについては飛鳥と全く同じ「同期連続シフト」方式を採用しているため、「かえであすか」から「飛鳥カナ配列」への移行は、他の配列から「飛鳥カナ配列」への移行を行うよりも、だいぶ覚え直すことが少なくすむはずです。 -製作者は「かえであすか」に対して、[[「生産革新」「事務革新」にとって必要と思われるエッセンスは作りこんでみた「つもり」でいます>http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20071025/1193243367]]。 -擬似鏡面配列による「利き手に対する配慮実験」を行っています。 --一番始めに作ったのは、右利き向けの「かえであすか」でした。右手を左手よりも数十パーセント多く使うように設計しています。この配列については、2007年10月7日に配列を確定して以来、100万カナ/年前後の評価打鍵を継続しています。 --次に、「かえであすか」のうち28キーを左右反転させた「かえでレフティあすか」を決定しました。ここで左手下段の使い勝手に問題が生じたため、左手についても右手と同じように「下段は外方に指をずらして打つ」方法を提案しました。 --最後に、「かえでレフティあすか」の運指法で「かえであすか」を打つ操作に対して、「かえでライティあすか」という名称をつけました。 **客観性がある特徴 // // 「飛鳥を使ったことがない方から見ても客観的事実だと判定できる」 // 事柄のみを記述するための節。少しでも不安な場合は、次の節に記述すること。 // 「オカルト的な要素」を徹底排除するため、この節の記述は慎重にお願いします。 // -単純明快な設計 --一つの動作で一文字を入力します。 --「文字」のキーと「シフト」のキーは「だいたい一緒に」押します。このときに生じる時間差は、ソフトウェアが吸収します。 --拗音の多くは、「左手→右手」の操作で入力します。 -左手よりも右手を良く使います。 --製作者は右手のほうが器用に動くため、右手のほうが器用に動く人にとって使いやすい入力法を作ってきました。 -おしっぱなしシフト機構(通称「連続シフト」)に特化しています。 --96個のカナは、それぞれ連続シフトになりやすい3つのグループ ── シフトなし、右シフト、左シフト ── へと振り分けられています。 -細やかな設計 --全体的にシフトを多め(50%程)に使うことによって、ホームポジションへの集積度を上げています。これにより手指の移動が少なくなります。 --連続シフトを使えばシフトキーを連打する必要がありません。 --英数入力モードを使うことなく、「Shift」キーを押しながら英字を入力することができます。数字の入力は刻印どおりに行うことができます。 -段系配列としての構造 --[[漢字の読みで使われやすい「ai」「uu」「ei」「ou」「yuu」「you」に相当するつづりが、なるべく打ちにくくならないように設計>http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/aska_arrangement/]]されています。 //**現時点では主観的な特徴 // // 「飛鳥を使った方であれば共通して感じるであろう」事柄のみを記述するための節。 // ……については、ここではなく以下の節(トップページ下)に記述するほうが良いかも。 // →「飛鳥カナ配列」の「練習」中に感じたことを記録しよう! // →「飛鳥カナ配列」の「利用」中に感じたことを記録しよう! // // //-細やかな設計 //--シフトを利用するカナ入力の場合、シフトの使用比率やシフト機構を変えることにより、配列特性はかなり大きく変化します。飛鳥ではその均衡点を探り、一つ一つの指の動きに対して仔細な実地検討が加えられています。 //---たとえば「@」キーの場合を見てみましょう。「@」には「へ」と「ご」が割り当てられています。「ご」は「へ」の倍近くも多く出現するので、「シフトを減らした方がよい」という観点に立つならば、「ご」は無シフトに割り当てることになります。しかし飛鳥では打ちやすさを考慮した結果、あえて「ご」をシフト側に、「へ」を無シフトに割り当てています。 //--打鍵の邪魔になる位置のキーをできる限り使わないようにすることで、運指に迷いがなく軽やかです。親指が安定するので連続シフトに適しています(後述)。 //-左手よりも右手を良く使います。 //--両手に均等に仕事を割り振ると、高速打鍵の際、利き手の速度が反対の手を追い越してしまうことがあります。飛鳥はこの現象を解決しつつ利用します。 //---両手に対して仕事を均等に割り振ると、「遅いほうの手で入力する速度」が入力作業全体のパフォーマンスを決定し、早いほうの手で入力する速度が十分に生かされない可能性もあります(一般に、これは習熟していくことによってのみ(努力によってのみ?)解消されますが、飛鳥はこの問題を設計側で解消しようとしています)。 //---遅いほうの手で入力する作業量と、早いほうの手で入力する作業量のバランスを適切に設定すると、片方の手にのみ極端な負担や要求をすることなく文字入力ができるため、結果として「素早く入力すること」と「疲れずに入力すること」を両立させることができる可能性があります。 //-おしっぱなしシフト機構(通称「連続シフト」)に特化しています。 //--シフト側の文字が連続する場合でも、シフトキーの押しっぱなしで楽に打てます。連続シフトに特化することで、シフトを叩く回数が抑えられます。 //--96個のカナは、それぞれ連続シフトになりやすい3つのグループ ── シフトなし、右シフト、左シフト ── へと振り分けられています。慣れていくに従い、「続けて何度もシフトを押す」という無駄な操作は省略して、「親指でキーを押したまま文字キーだけを押していく」操作が身につくようになります。 //**このページに対していただいた指摘、および改訂概要。 // // 頂いた指摘に対しては、問題を解決するべく真摯に検討し、そして本文に反映させる。 // 指摘いただいた内容と、それに対する改訂概要を以下に記述する。 // //-【指摘】2007年04月17日 - [[事実は「右手の負担率=総打鍵率-左手が負担しうる打鍵率」だけ。>http://61degc.seesaa.net/article/38981456.html]] //--【改訂】2007年04月24日 - 特徴の部分を「客観」と「主観」の2つに分離しました。
**入力の様子  【[[鈍足タイピング動画 親指シフト系の「かえであすか」で打ってみた>http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm4248495]]】  上の動画のように文字入力をしていきます。  動きのポイントについては、以下の解説をご覧ください。 **定義とか -パソコンに文章を入力する方法のひとつです。 -かなを一文字ずつ入力する方法なので、「かな入力」に分類されます。 -親指位置にあるキーを「シフト」キーとして用いるので、「親指シフト方式」に分類されます。 -ハードウェアは特に必要ありません。ノートパソコンにくっついていることでおなじみとなっている「パンタグラフ支持+メンブレンスイッチ」タイプの日本語キーボードで十分です。 --設計時点での配列評価には、(スペースバーが大きくて親指シフト方式が使いづらいと評判?の)大きなスペースバーが付いた「東芝製ノートPC」のキーボードを使用し、スペースバーの両脇にある「無変換」「変換」キーを親指シフトキーとして利用しました。これよりもスペースバーが小さな(国内メーカーの大多数が採用している)ノートパソコン用日本語キーボードをもちいれば、もう少し打ちやすくなるはずです。 -専用のソフトウェアが必要です。 // // // -8年近くの評価打鍵を経て設計された【[[飛鳥カナ配列>http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/]]21世紀-356版】を元に、【[[飛鳥カナ配列>http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/]]21世紀-290版】へと若干回帰させつつ、【小梅配列】の小指多様回避方針を参考にしながら、異なる目的を持つ入力法へと変化させたものです。 -「忘れにくさの向上」を最優先とするために、「使いやすさを若干削る」方向で配列の調整を行いました。 --低頻度の濁音かなと、元来低頻度な半濁音かなについては、(忘れにくさを確保するために)打ちやすさをなるべく損なわない範囲で、なるべく清音との関連性がある位置へと配字しています。そのため、(かえであすか製作者のように)「練習によってきちんと覚える」ことを苦手とする方にとっては、「低頻度かなの位置を忘れにくく」「低頻度かなの位置を忘れてしまっても、大体の位置を推測できる」という特性があります。 ---この特性は、[[ひらがなの50音順を利用した練習法>http://www12.atwiki.jp/kaede-asuka-layout/pages/19.html]]と組み合わせることにより最大の効果を発揮しますので、練習方法には50音練習を組み入れることをお勧めします。 ---「忘れにくさ」を必要とせず、「しっかり覚える」事を得意とする方にとっては、かえであすかは本質的に向きませんし、なんらメリットのない入力法であるはずです。その場合は、はじめから使いやすさを追求した[[「飛鳥カナ配列」>http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/]]をお使いになることをお勧めします。 -かえであすかは、飛鳥カナ配列のうち「ごくごく新しい配列」を基礎としているうえに、文字をシフトするタイミングについては飛鳥と全く同じ「同期連続シフト」方式を採用しているため、「かえであすか」から「飛鳥カナ配列」への移行は、他の配列から「飛鳥カナ配列」への移行を行うよりも、だいぶ覚え直すことが少なくすむはずです。 -製作者は「かえであすか」に対して、[[「生産革新」「事務革新」にとって必要と思われるエッセンスは作りこんでみた「つもり」でいます>http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20071025/1193243367]]。 -擬似鏡面配列による「利き手に対する配慮実験」を行っています。 --一番始めに作ったのは、右利き向けの「かえであすか」でした。右手を左手よりも数十パーセント多く使うように設計しています。この配列については、2007年10月7日に配列を確定して以来、100万カナ/年前後の評価打鍵を継続しています。 --次に、「かえであすか」のうち28キーを左右反転させた「かえでレフティあすか」を決定しました。ここで左手下段の使い勝手に問題が生じたため、左手についても右手と同じように「下段は外方に指をずらして打つ」方法を提案しました。 --最後に、「かえでレフティあすか」の運指法で「かえであすか」を打つ操作に対して、「かえでライティあすか」という名称をつけました。 **客観性がある特徴 // // 「飛鳥を使ったことがない方から見ても客観的事実だと判定できる」 // 事柄のみを記述するための節。少しでも不安な場合は、次の節に記述すること。 // 「オカルト的な要素」を徹底排除するため、この節の記述は慎重にお願いします。 // -単純明快な設計 --一つの動作で一文字を入力します。 --「文字」のキーと「シフト」のキーは「だいたい一緒に」押します。このときに生じる時間差は、ソフトウェアが吸収します。 --拗音の多くは、「左手→右手」の操作で入力します。 -左手よりも右手を良く使います。 --製作者は右手のほうが器用に動くため、右手のほうが器用に動く人にとって使いやすい入力法を作ってきました。 -おしっぱなしシフト機構(通称「連続シフト」)に特化しています。 --96個のカナは、それぞれ連続シフトになりやすい3つのグループ ── シフトなし、右シフト、左シフト ── へと振り分けられています。 -細やかな設計 --全体的にシフトを多め(50%程)に使うことによって、ホームポジションへの集積度を上げています。これにより手指の移動が少なくなります。 --連続シフトを使えばシフトキーを連打する必要がありません。 --英数入力モードを使うことなく、「Shift」キーを押しながら英字を入力することができます。数字の入力は刻印どおりに行うことができます。 -段系配列としての構造 --[[漢字の読みで使われやすい「ai」「uu」「ei」「ou」「yuu」「you」に相当するつづりが、なるべく打ちにくくならないように設計>http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/aska_arrangement/]]されています。 //**現時点では主観的な特徴 // // 「飛鳥を使った方であれば共通して感じるであろう」事柄のみを記述するための節。 // ……については、ここではなく以下の節(トップページ下)に記述するほうが良いかも。 // →「飛鳥カナ配列」の「練習」中に感じたことを記録しよう! // →「飛鳥カナ配列」の「利用」中に感じたことを記録しよう! // // //-細やかな設計 //--シフトを利用するカナ入力の場合、シフトの使用比率やシフト機構を変えることにより、配列特性はかなり大きく変化します。飛鳥ではその均衡点を探り、一つ一つの指の動きに対して仔細な実地検討が加えられています。 //---たとえば「@」キーの場合を見てみましょう。「@」には「へ」と「ご」が割り当てられています。「ご」は「へ」の倍近くも多く出現するので、「シフトを減らした方がよい」という観点に立つならば、「ご」は無シフトに割り当てることになります。しかし飛鳥では打ちやすさを考慮した結果、あえて「ご」をシフト側に、「へ」を無シフトに割り当てています。 //--打鍵の邪魔になる位置のキーをできる限り使わないようにすることで、運指に迷いがなく軽やかです。親指が安定するので連続シフトに適しています(後述)。 //-左手よりも右手を良く使います。 //--両手に均等に仕事を割り振ると、高速打鍵の際、利き手の速度が反対の手を追い越してしまうことがあります。飛鳥はこの現象を解決しつつ利用します。 //---両手に対して仕事を均等に割り振ると、「遅いほうの手で入力する速度」が入力作業全体のパフォーマンスを決定し、早いほうの手で入力する速度が十分に生かされない可能性もあります(一般に、これは習熟していくことによってのみ(努力によってのみ?)解消されますが、飛鳥はこの問題を設計側で解消しようとしています)。 //---遅いほうの手で入力する作業量と、早いほうの手で入力する作業量のバランスを適切に設定すると、片方の手にのみ極端な負担や要求をすることなく文字入力ができるため、結果として「素早く入力すること」と「疲れずに入力すること」を両立させることができる可能性があります。 //-おしっぱなしシフト機構(通称「連続シフト」)に特化しています。 //--シフト側の文字が連続する場合でも、シフトキーの押しっぱなしで楽に打てます。連続シフトに特化することで、シフトを叩く回数が抑えられます。 //--96個のカナは、それぞれ連続シフトになりやすい3つのグループ ── シフトなし、右シフト、左シフト ── へと振り分けられています。慣れていくに従い、「続けて何度もシフトを押す」という無駄な操作は省略して、「親指でキーを押したまま文字キーだけを押していく」操作が身につくようになります。 //**このページに対していただいた指摘、および改訂概要。 // // 頂いた指摘に対しては、問題を解決するべく真摯に検討し、そして本文に反映させる。 // 指摘いただいた内容と、それに対する改訂概要を以下に記述する。 // //-【指摘】2007年04月17日 - [[事実は「右手の負担率=総打鍵率-左手が負担しうる打鍵率」だけ。>http://61degc.seesaa.net/article/38981456.html]] //--【改訂】2007年04月24日 - 特徴の部分を「客観」と「主観」の2つに分離しました。

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