【種別】
機械

【初出】
十一巻

【解説】
学園都市製の旅客機の一種で、一般的な大型旅客機より一回り大きい。
最高時速は七千キロオーバーで、
マルコポーロ国際空港から学園都市まで一時間ちょっとで到着するというとんでもない代物。
実際に搭乗した冥土帰しに言わせれば、
最初に少し無重力を感じた後は十分も経たない内に思考する余裕が消えるとか。

イタリアでトラブルに巻き込まれた上条を回収するため登場。
上条の回想によれば「強烈なGと内臓を圧迫する不気味な苦しみ、注文した機内食が後方へと吹っ飛んだ悪夢」とのこと。
これにより、少しずつ科学に対し心を開きかけていたインデックスだが、
このハイテク飛行機によってしばらく心のシャッターが閉めっぱなしの状態に。

14巻で再登場し当麻土御門はこの機体からパラシュートで大空へ舞った。

17巻でもイギリスへ行くために再登場したが、乗ったのはスフィンクスのみ。
本来なら、上条当麻、インデックス、(神裂曰く)土御門も乗るはずだったが、
土御門は上条に役目を押し付けボイコット、上条とインデックスはトラウマから結託してスフィンクスを見送り、
それとは別の普通の飛行機に乗った(ただし、上条はそこでも悪夢を体験する)。

19巻では浜面滝壺第二三学区の地下戦闘機試験場からこれに乗って脱出。
とはいってもオートパイロットで浜面には着陸させることができなかったので、爆薬を仕掛けてパラシュート降下することとなった。
その場所は偶然か必然かエリザリーナ独立国同盟の上空。
またこのときの滝壺の話によれば、
学園都市の航空機には、墜落時に主要な回路を強酸で溶かし、技術隠蔽するセキュリティパッケージが仕込まれているらしい。

最終更新:2018年06月05日 20:45