【種別】
魔術

【初出】
十一巻

【解説】
アドリア海の女王の対象をヴェネチア以外に向けることを可能とする術式。
ただ「普通の人間の普通の魔力」ではそれが果たせないので、
「普通ではない状態」にする=精神を破壊することで「普通ではない魔力」を生み出す。

ただし脳の壊れ方が目的に沿わなければならないため、一部の適格者しか使うことができない。
言ってしまえば学園都市の能力開発を被験者の負担を考えずに行うようなもの。
シャボン玉のような氷の中空球体の中に資格者を閉じ込め、
内部を氷で満たした後に中身ごと球体を砕くことで発動する。

神の右席の前方のヴェントによって組み上げられたものである。
通常の魔力で扱えないのも神の右席が普通の魔術を使えないためだろう。

最終更新:2020年04月07日 19:23