【種別】
魔術霊装

【初出】
十一巻

【解説】
旗艦、また同名の大魔術『アドリア海の女王』を護衛する、融点の変化した氷で構築された巨船による大艦隊。
一隻一隻が上条の住んでいる学生寮よりも大きく、
艦隊全てでちょっとした都市程度の規模を持つとんでもないものである。
船体に使われる氷は海水から精製されるため、沈んでも沈んでも再構築することができる。
作中ではそれを利用し、敵の乗った船を沈めてあとから船だけ再構成するという戦法を採っていた。
攻撃には『聖バルバラの神砲』と呼ばれる砲撃を用いる。
船内は月光を取り込んでいるのか壁がうっすらと光っている。
実際に描写が行われたのは、二九番艦、三七番艦、四一番艦、四三番艦など。

水を冷やして氷にしているのではなく、融点を改変して固体の状態にしている。
すでに終了した現象だからか、再生型だからなのかは不明だが、幻想殺しの効果を受けなかった。

最終更新:2018年03月07日 01:13