【種別】
人名

【元ネタ】
『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』などで有名なロシアの文豪、
レフ・トルストイの父がニコライ・トルストイ。
ロシア語表記:Николай Толстой
ラテン文字転写例:Nikolai Tolstoj

【初出】
九巻
本格的な登場は二十巻

【CV】
綿貫 竜之介

【解説】
ロシア成教の司教。
サーシャ=クロイツェフワシリーサの直属の上司。
ローラには、
『ローマ正教の『異教徒廃絶』といった攻撃性はないが
二組織間に争いがあれば積極的に漁夫の利を狙っていく事で知られている狡知の人物』と評される。

使徒十字』事件の際は、
リドヴィアオリアナ両名の取引相手候補では最も怪しい人物として挙げられていた。
SSでは記述のみだがワシリーサを伴い聖ジョージ大聖堂での会談に出席している。

裏でフィアンマと共謀し、総大主教の座を得るために彼の調印に小細工をして書類を偽造。
それを根拠に第三次世界大戦の勃発の引き金を引き、総大主教を幽閉した。
しかし、大天使『神の力』を手中に収めてもなお、
学園都市との戦争に用いるというのが第一案という、器の小さい男。
そのため、「総大主教には不釣り合い」だとフィアンマに嘲笑され、
利用されるだけの形で見限られてしまった。
その後、利用された怒りのままに秘匿保持していたアパースナスチの発射を命ずるなど、
「総大主教になったら組織が崩壊を始める」というフィアンマの言も納得の短絡的な指示を出している。

22巻にて、総大主教を救おうと真正面から乗り込んできたワシリーサと対峙。
彼女の魔術に対抗すべく用意した霊装死の水』を使うも、決定打とはなりえなかった。
その後は明記されていないが、ワシリーサに容赦なく叩き潰されたものと思われる。

最終更新:2019年03月05日 11:47