【種別】
天使


【初出】
四巻

【解説】
『後方の青色』とも表記。
水の象徴にして青を司り、月の守護者にして後方を加護する者。
常に神の左手に侍る双翼の大天使。
旧約聖書においては堕落都市ゴモラを火の矢の雨で焼き払い、
新約聖書においては聖母に神の子の受胎を告知した者。
神の右席後方のアックアの宿す属性でもある。

御使堕し』で降りてきた天使であり、
その際はロシア成教所属の殲滅白書のメンバー・サーシャ=クロイツェフに宿り、
ミーシャ=クロイツェフを名乗っていた。
その後、二十巻にてフィアンマからガブリエルが『ミーシャ(ミハイル=ミカエルのロシア名愛称)』を名乗ったのは、四大元素の歪みが原因らしいことが明かされた。
神の右席ヴェントですら驚愕するあたり、かなり根の深い問題のようである。

なお『神の力』が本性を現した時、
土御門は『神の力』に『水』を持っていかれてしまったため得意の黒ノ式が使えなかったことから、
『神の力』が力を行使している間は水の魔術が使えなくなると思われる。

天使の中でも「神の伝令」という役割を持つことから特に情報の送受信に長けており、
『勘や予兆』といった第六感の情報を好きなように加工して、好きな方向・距離・タイミングで受信させることが可能であるため、
『神の力』には『前兆の感知』が通用しないらしい。
キャーリサ傾国の女と戦闘した際には、『翼から得られる予兆の取得速度』を狂わせ、彼女達を大いに苦戦させていた。

【余談】
漫画版『禁書目録』では四巻部分が全てカットされたため、何もなければ二十〜二十二巻部分での登場に矛盾が生じる。
しかし、大覇星祭編で姫神が襲われた理由が変更されたようにこの件も調整される可能性が十分あり、今後の動向が注目される。

【関連】


最終更新:2020年12月19日 18:20