【種別】
兵器

【初出】
アニメ とある科学の一方通行 第一話

【解説】
大気連続体力学研究所で秘密裏に開発されていた、その名の通り対一方通行を想定した兵器。
両腕に装着する武装と、身に纏うスーツ状のプロテクターのワンセット。

鷹田杏子達が研究所から奪い、装着して一方通行を襲撃した。

両腕の武装からは青色のブレードを放射する。
ブレードが触れた箇所は消滅し、鋼鉄程度なら軽く切断する。
高熱で溶かしているわけではないようで、ブレードの通過後は切断面の周囲が凍り付いている。
プロテクターにも同様の効果があるらしく、
銃弾がプロテクターに触れた瞬間、凍結して砕けてしまっていた。

このほかに、近づいた人物を窒息させる謎の能力もある。

なお両腕の武装はマガジン式。鷹田はリロードの隙を潰す為、名荷原をマガジン持ちとして使っていた。

そのカラクリは「液体窒素」。
両腕の武装は−210 ℃に達する液体窒素をウォーターカッターのように超高圧で放射する装置であり、
通過点が凍りついていたのもそのため。
接触物を凍らせるプロテクターも、液体窒素をスーツ内に通す機構があると推測される。

ブレード部分はフェイクであり、本質は窒素を撒き散らす事による酸欠。
対一方通行の方法とは、おそらく分かりやすいブレードに気をとらせ、その隙に酸欠させるものと思われる。
(酸欠は「反射」の弱点の内最も突きやすい方法である。
とはいえ風のベクトル操作などで簡単に対処でき、実際一方通行を酸欠のみで追い詰めた例はない)

ただ鷹田達は一方通行の「反射」すら知らなかったことから、おそらく「対一方通行」の部分のみに着目し、想定されていた使用法は理解していなかったらしい。

最終的にはブレードを反射され、両腕の武装部分を破壊された。

最終更新:2020年04月07日 20:38