【種別】
強度(レベル)

【初出】
一巻

【解説】
学園都市における最低ランクの能力者
もっとも学園都市の学生の6割はこのレベルであるため、特に珍しい存在ではない。

「無能力」の字面から勘違いされやすいが、
このランクは「精密機械を使わないとわからない程の微弱な力」という意味である。
そのためほぼ全てのレベル0は本人の自覚は別として能力を使うことができ、
能力開発を受けても本当に発現しなかった「真の無能力者」も確かに存在するものの、ほんの僅かしかいないとされている。
なお「真の無能力者」の存在は旧約一巻で語られているが、創約六巻現在でも該当する人物は未登場である。

このようにレベル0.00から0.99まで一括りなので、土御門のような効果が一応は確認できるものから、
浜面のような本人も効果を忘れるほど微弱なものまで、レベル内での強弱が他のレベルと比べて分かりやすい。

全学生の半数以上を占める存在だが、能力の強度が成績に直結する学園都市内では落ちこぼれ扱いであり、
他のレベルの者達から差別・迫害・いじめの対象となることも多い。
そのためグレたり、もしくは自己防衛のためにスキルアウトとなる者もいる。
また不良になるほどでは無くとも、佐天のように上のレベルの能力者に劣等感を覚える者も多い。

なお、中には「幻想殺し」のような、
測定不能なためにレベル0扱いになっている能力も存在する。

最終更新:2022年05月05日 03:02