【種別】
組織

【初出】
七巻

【解説】
ローマ正教内に存在する実行部隊。
アニェーゼ=サンクティスをリーダーとし、総勢252名のシスターで構成されている。

ローマ正教徒の中から魔術的資質がある者を選び抜いて構成されており、
中にはアニェーゼやアンジェレネのようにローマ正教に保護された浮浪児や捨て子もいる。
メンバーはローマ正教式の修道服を着用。
国外でも活動するからか、他国語を話せる人間も多い。

実行部隊だけあり戦闘専門で、
聖人の伝承やテレズマメインの十字教由来の霊装や術式を使用する。
個々の実力は戦闘系の魔術師としては全体的に低いが、
数の多さと高い統率力を活かした、連携による集団戦を得意としている。

法の書』を解読し、ローマ正教から逃亡したオルソラ=アクィナスを追って来日し、
イギリス清教からの増援であるステイル=マグヌス上条当麻と共に天草式十字凄教と交戦。
オルソラを確保した後はオルソラ教会にて処刑を実施しようとしたが、
乱入した上条達に敗れ、ローマ正教での立場を失ってしまう。

その後は『刻限のロザリオ』に適応するアニェーゼの体質を見出され、
人質の意味も含めアドリア海の女王での奉仕作業に部隊全員で参加していたが、
イタリアを訪れた上条と天草式によって指揮官のビアージオ=ブゾーニは敗れ、
ローマ正教に戻る事が出来なくなってしまう。
政治的な駆け引きもあり、
ローマ正教からイギリス清教に保護の名目で引き取られる事になった。
保護された後は、イギリス清教が大々的に動く際は参戦している様子が度々描写されている。

なお改宗した訳ではなく、
天草式と同じく小宗派ごとイギリス清教の傘下に入っている扱いで、
アニェーゼは
『どうせ250人もいるならロンドンに新しいローマ分派を作っちまいましょう』
などと考えているようだ。

【余談】
とある科学の超電磁砲Tにはアニェーゼ部隊が必要悪の教会で奮闘する「アニェーゼの魔術サイドお仕事体験編」が収録された。

最終更新:2020年03月07日 22:58