【種別】
霊装魔術

【元ネタ】
近代西洋魔術で使われる小道具の一つ。
ほぼ作中に説明されている通りの役割を持つ。
実際の見た目は 外部リンク 参照。

【初出】
新約二十巻

【概要】
近代西洋魔術における象徴武器の一つ。
その見た目は、巨大な正三角形の中心に十字が配置されているというもの。
儀式場において邪悪な力の塊を監視し、その接近を拒絶することで術者を守る、
数ある象徴武器の中でも極めて便利な追儺の印。
邪悪な力は拒絶するが善なる力には影響を及ぼさないという特徴もあり、
これも使い勝手の良さに貢献している模様。

作中では、アレイスター=クロウリーコロンゾン学園都市に一時封印する際に使用された。
烏丸府蘭上里翔流を呼び戻した際に描いた巨大な陣形からヒントを得て、
幹線道路を繋ぎ合わせてその場しのぎで『西旗』の陣形を形作り、
コロンゾンをアスファルトに沈めて封印した。
しかし、コロンゾンに対しては時間稼ぎ程度にしかならないらしい。

【詠唱】
「西旗。二重に重なる象徴と色彩設計によってかの悪性を拒絶せよ。
我は汝の性から疑義を払拭できず、よって一切の繋がりを断つ事で守りを得る。
さらに語れば守りに際し咎なき我がこの場を離れる必要なし、悪たる者はその責により自ら退出するがよい!!」

【備考】
新約二十巻では漢字にルビが振られていないため「作品世界内での読み方」は不明だが、
元ネタでは「せいき」という読み方がされている模様( 出典 )。
本wikiの索引では、本項目はサ行に追加されている。

最終更新:2020年05月22日 21:34