【種別】
魔術概念

【元ネタ】
セレマ教 - Wikipedia
人間が真の意志に目覚めてとなる時代。
言わばアレイスター=クロウリー版のグノーシス的思想。
クロウリー曰く、法の書が記された1904年を以て新時代を迎えたとされる。

【初出】
十九巻、ホルスの時代としては二十二巻
七巻でも「法の書」に纏わる話で「新しい時代」「全く新しい次の時代」という言葉が出てくる

【解説】
一方通行エイワスの戦闘で語られた概念。いわく、
残念ながら、それはrgg時ri代piregiが違うな。君のは所詮、オシリスの頃のrsg力nopheだ。その程度ではホルスを生きる私にhosef敵qierdないよ
…との事で、実際にホルスを生きるというエイワスは、オシリスの時代とされる「黒翼」を使った一方通行を一蹴していた。

元はアレイスター=クロウリーが主張していた時代区分の一つ。
その昔、クロウリーはエジプトの神であるイシス、オシリス、ホルスの名を引用し、時代を三つに区切っている。
ホルスの時代とはその中の一つ「十字教が支配するオシリスの時代が終焉を迎え、人類が真なる目覚めを果たす時代」を指す。

クロウリーは1904年にエイワスを召喚して法の書を執筆しているのだが、
後に「1904年に審判が果たされ、今の時代は十字教の支配体制が消滅した次(ホルス)の時代(アイオーン)である」と述べている。
彼が晩年に編纂したトートタロットはその意を組んでデザインされた物。

クロウリーによると、たかが十字教程度の尺度では「右手」「幻想殺し」「神浄」を説明できないらしく、
この3つはホルスの時代に属する物、もしくはホルスの時代の何かに関係するものと推測される。


【補足】
「時代」は原語の「アイオン」ないし「アイオーン」の訳語。新約以降は実際にアイオーンとルビが振られている。


最終更新:2019年09月11日 00:27