【種別】
人名

【初出】
とある魔術の電脳戦機

【元ネタ】
『電脳戦機バーチャロン』に登場するリリン・プラジナー

【CV】
樋口 智恵子(ゲーム『とある魔術の電脳戦機』)

【解説】
青い衣装で痩身を包んだ、ルビーのような真紅の瞳の少女。
プラチナブロンドの髪が顔半分を隠すほどに伸びている。
その出自ゆえか、外見はリリナと瓜二つである。
常に眠たげで眠ることを最優先にするが、
これはセカンドプラジナー化(後述)を遅らせようとしているため。

架空の存在が実在の人物に変化した例として風斬氷華が居るが、こちらも似た手法で生成された人物。
バーチャロン世界の科学技術を一手に引き受ける特異点であるリリン・プラジナーだが、禁書世界において同じ役割は学園都市が受け持っている。
つまりリリン・プラジナーと学園都市は、並行世界の同一存在といえる。

これを利用してブルーストーカーが人間NPC化の解除法、
つまり「チーム戦でNPCを入れてプラス判定を得続けることでネガティブ判定を希釈する」という理論を逆手に取り、
「元から存在しない人間にプラス判定を与えることで存在を実体化させる」という方法で生成された。

つまるところ、彼女は学園都市を擬人化した存在である。

ブルーストーカーが彼女を生成した目的は、学園都市をタングラムに接触させやすい様に少女の形に折り畳み、セカンドプラジナーにするため。
オリジナルであれセカンドであれ、タングラムへのアクセス権を持つのに変わりは無い。
この計画は達成寸前で本物のリリン・プラジナーにより阻止された。

その後、タングラムが世界を書き換えた結果、凛鈴は学園都市の住人として暮らしていけるようになった。
具体的にはごく普通のゲーム機であるポータブルデバイスでプレイするゲーム「バーチャロン」の製作者として存在しており、またそのゲーム機のAIとしてリリナも存在するという結末となった。


最終更新:2018年07月31日 14:10