【種別】
人名

【元ネタ】
実在したオカルティスト、チャールズ=ヘンリー=アラン=ベネット。
史実においてもクロウリーと親しかったとされる。
Wikipedia(英語版)- Charles Henry Allan Bennett
http://www.elfindog.sakura.ne.jp/BENNET.htm

【初出】
新約十八巻でミナ上条に見せた再現映像に登場

【解説】
黄金』に所属していた魔術師
シルエットはフードを纏った老人だが、
これは元来身体が弱く、鎮痛剤として使用していた医療用阿片の中毒症状で内臓を痛めたためであり、実際の年齢は不明。
アレイスター=クロウリーが師と仰ぎ敬愛し、『黄金』内で友人の様に親しく付き合えた唯一の人物。

衝撃の杖(ブラスティングロッド)の持ち主として有名で、アレイスターにその秘技を伝授した。
また、タロット占いの達人でもあり正確に未来や運命などを読むことができる。

師でありながらも『黄金』に属する魔術師である故、「すべての魔術を絶滅させる」という復讐を掲げたアレイスターの心情を理解した上で
アレイスターの手にかかり死亡した。
アランはタロット占いでアレイスターの未来の娘の死を読み、
阿片の中毒症状で自らの先が長くない事もあり、
そしてその上で弟子の手にかかって命を落とす事を把握していたのだった。

...と思われていたが、実際には撃たれたものの、生存はしていた。
しかしアレイスターが『黄金』にかけた「失敗の呪い」からは逃れられず、
その後の『黄金』内での権力争いからは外れ、東洋へと旅立った。
そして仏門の僧侶「スワミ=マイトラナンダ」を名乗り、遠くセイロンで治療のためヨガを学んだ結果、見違えるような健康体になったとされている。またカエル顔の医者がアレイスターの助言でこの人物を偽っていた。


最終更新:2020年02月10日 19:39