【種別】
事件

【元ネタ】
1900年4月13日に起こった、実際に『黄金の夜明け団』分裂の原因になった事件。
後書きでも触れられているが、そこに到る前後関係が史実とは異なっている。

【初出】
新約十八巻

【解説】
黄金夜明』および後世の魔術史に語られている重大事件。
同じく『黄金』に属するアレイスター=クロウリーが突如として反旗を翻した事で起きた内紛である。

英国ロンドン、ハマースミス・ブライスロード36番地は、
当時最大最高峰の魔術結社であった『黄金夜明』の重要拠点であり、
ブライスロードの秘宝』と呼ばれる霊装を始めとして、
数多くの武器がここに保管されていた。
西暦1900年4月、アレイスター=クロウリーメイザースの血液から命令書を偽造してここを占拠し、
ウェストコット派とメイザース派の内紛を誘発。
それに乗じて様々な魔術勢力をブライスロードに呼び込むことで大規模な混乱を引き起こした。
さらには『ブライスロードの秘宝』を持ち出し、
その大規模な混乱に乗じてウェストコットやメイザースを始めとする『黄金』に関わる魔術師が数多く失われた事により、
結社としての『黄金』に分裂と衰退をもたらした。

最終更新:2018年03月10日 19:30