【種別】
人名
【初出】
新約十八巻
【解説】
『
黄金夜明』に所属していた
魔術師。
メンバーとしては古参で、創設してすぐから加入していた。
目立ち過ぎないロングのドレスに実用重視の片眼鏡を掛けた、
古い家庭教師風の見た目の女性。
当時設立したての『黄金』に入団したのは、もちろんオカルトに興味があったのもあるが、
親友の
ミナ=メイザースの存在が大きい。
裕福な暮らしをしていた彼女は、初期『黄金』の貴重な資金源となっていたようだ。
しかし生活費に困っているミナのために送った金銭を魔術研究に使い潰し、あまつさえ職にも就いていないのに上から目線で金の工面を求めてくるため、
メイザースのことは心底軽蔑している。
両手にそれぞれ持った白と黒の棍を
ヤッキンとボアズに見立て、
自身の背後に巨大なシャボンに似た薄い膜の球体を浮かび上がらせる。
球体にはソロモンの大神殿が映り、それを儀式場として提供することで、
他者が用いる術式を整合・最適化する術式を使用する。
その気になれば呪い系の攻撃的な魔術も使えるが、
集団での魔術という「黄金」の真髄に則り、他者のサポートを好んでいる。
最終更新:2018年11月25日 02:04