【種別】
魔道書

【元ネタ】
同名の実在する書物。
文化人類学の研究書であり、世界中の神話・呪術・原始宗教の実例が大量に記載されている。
類感魔術感染魔術という用語を産んだのもこの書物。
日本でも邦訳版が一般の書店で販売されており、作中で登場する魔道書の中で最も実際に入手しやすい物の一つ。
フィクション作品で魔道書扱いされるのは「クトゥルフの呼び声TRPG」で、
『読むと正気を失う魔道書』扱いだったことの影響と思われる。
Wikipedia - 金枝篇

【初出】
名前のみ五巻
解説は新約十八巻

【解説】
フレーザーという学者が執筆した、
書籍として発行、販売されている魔道書の一種。
もちろん禁書目録の蔵書にも含まれている。
黄金夜明』の創設者の一人であるウェストコットによれば、
ピザのように分かりやすい味で大衆をなびかせ、活版印刷による「写本」の毒でもって人知れずカリスマを集約させる
という手法を取り、大衆受けすることが狙いとのこと。
一般人からの理解度を深めるためか、
魔術師的な視点で見れば内容的には大雑把なものらしい。

最終更新:2019年02月26日 13:22