【種別】
超能力

【元ネタ】
Rampage Dress =「暴れる衣装」

【初出】
『アストラル・バディ』第一話

【解説】
帆風潤子が有するレベル4の能力。
帆風の体細胞の電気信号を操作して肉体のリミッターを外し、筋力やスピード・五感・動体視力などの身体能力を上昇させる。
身体強化の効果だが、電気信号操作の原理から区分では発電系に属する。

生身で鉄骨を振り回し、超スピードで走り、拳打は大型トレーラーの衝突を超える破壊力と、上昇率は折り紙つき。
五感も嗅覚の場合は微細な匂いを犬のように感知できるほどになる。

あくまで「身体能力を向上させる」能力であり、骨や関節などの肉体強度を底上げするわけではないため、
無茶をすると体を痛めて怪我をしてしまう。
しかし本来の出力では細胞分裂を促進することで肉体再生も可能で、
過去には「あまりにも瞬時に回復することで、自他共に『怪我を負った』ことが認識できなかった」事もあるなど、再生速度も驚異的なレベルにある。

ただしこの肉体再生は急激な細胞分裂で行なっているため、負傷が回復の速度を上回ると、
痛みで意識を刈り取られかねない程の地獄のような頭痛が発生する。
当然能力使用にも支障を来たす上、心身に過度の負荷を強い徐々に蝕んでいく。
最終的には能力を使用するどころか、廃人になる恐れもある。

この痛みに対する無意識の防衛本能が本来の力を引き出す妨げとなっており、
本編数年前の時点で出力だけならレベル5級と評されながらも、レベル4に留まっている。

発電系能力であるが放電は不得手で、光子にも干渉できない。
しかし能力の特性上、体内の電気信号への干渉に耐性があり、電気信号に影響を与える攻撃は格上でなければ対処できる模様。

最終更新:2023年05月14日 10:28