【種別】
モバイル機器

【初出】
とある魔術の電脳戦機

【解説】
筆箱より少し大きいぐらいのサイズ。底部カバーを取り外すと専用ゴーグルになる。
サポートAIリリナが一台に一体ずつ格納されている。
初期投資0円で使い放題な上、(異様なまでに)便利かつ多機能なため、急速に学園都市に広まった。
最初からバーチャロンのアプリが入っているので、当然そのプレイヤー人口も急速に増えることになる。
「情報の実体化」という学園都市とは別系統の技術が使われており、
メンテナンスやファームウェア更新は専用センターに赴く必要がある。
ちなみに青髪ピアスがこのセンターでバイトしている。

バーチャロンをプレイ中、なんらかのきっかけ(上条の場合はコントローラー破壊)で『亡命』という現象が発生することがある。
この状態のプレイヤーは、通常では考えられない自由度でバーチャロイドを操作できる。
これは改造データの埋め込みというより、ポータブルデバイスに封印された本来の機能の開放というイメージに近い。
『亡命』化したプレイヤーには、バーチャロイドのデータが自身にフィードバックする「リバースコンバート」という影響が出る。
プレイ履歴がネガティブ判定されるにつれ、徐々に身体制御機能が低下していき、
最終的には身体が現実世界から消失してNPCバーチャロイドのモーターデッキに閉じ込められる
(原作『バーチャロン』における「シャドウ化」が変質した現象と解釈される)。
なお、消失の瞬間を捉えた動画は不死鳥で確認できる。
逆にリバースコンバートの影響がプラスに働けば、バーチャロイドの武装を現実世界でも使用できる
(例:一方通行(アクセラレータ)が使う『アイフリーサー』)。
とはいえ作中内で指摘されている通り『対戦ゲーム』である以上「必勝法が絶対でない」ことで「いつかは『ツケ』が回ってくる」のは全体的に見れば自明の理であり、これを無視出来ているのは作中内では「学園都市第一位:一方通行」のみ。(そして彼を持っても無視できるのは『同格以下』である)



最終更新:2018年07月07日 16:52