【種別】
宝石?

【初出】
新約十三巻

【解説】
秋川未絵の母親が進めていたプロジェクト。
500カラット相当で六兆円程。
ダイヤモンドは融点を持たないため、理論上液体ダイヤは作れないのだが、
その矛盾を解決するからこそとんでもない価値が付いているらしい。
実際は加工した海水で、海水には貴金属が溶け込んでおり、
純金、プラチナ、レアアースに炭素などといったものをハート型や星形なりの容器に詰めたものである。
公式には500カラットなどと呼ばれているが、実際に含まれているのは顕微鏡サイズでしかなく、
全部集めても1カラットあるかどうかという程。

乾山庄治干潟彰夫岡田歩の三人組が、
液体ダイヤを守る秋川未絵との逃走劇を繰り広げていた。
後にこれは、不要な人的被害を嫌う木原脳幹の配慮で、
人口分布を操作するために用意されたカバーストーリーであった事が明かされた。
当の秋川の母は液体ダイヤに執着していなかったが、
これは秋川の母がその事に薄々気づいていたからだとも解釈できる描写になっている。

最終更新:2020年11月17日 08:18