【種別】
人名(通称)・神名

【元ネタ】
ローマ神話に登場する春の女神。
Wikipedia - プロセルピナ

【初出】
新約十三巻

【解説】
真の『グレムリン』に所属する『魔神』の一柱。
ヴェールで素顔を隠して黒い西洋喪服を纏っている。
他の『魔神』達と共に『隠世』に潜んで暗躍している。

アレイスター=クロウリーが『隠世』に踏み込んだ際には意思表示をしていなかったが、『隠世』の性質上、事態は把握していると思われる。
どこかで上里翔流と遭遇し、彼の右手に宿った『理想送り(ワールドリジェクター)』により『新天地』へと追放されてしまった。

新約十五巻で喪服の美女の姿を現したが、これはサンプル=ショゴスで外見だけを模したハリボテである。

本物の彼女は新約十七巻『新天地』で登場し戦闘を披露。「冥王に冥界へ連れて行かれたとき、母の花の女神が怒り地上を冬に包んだ」という逸話から、これを模した魔術を使う。娘々曰く、「惑星規模の人工氷河期発生魔術」との事。
この話はギリシア神話のペルセポネの伝承であり、習合しているのだろう。


最終更新:2018年02月02日 23:06