【種別】
人名(通称)・神名

【元ネタ】
アステカ神話の神の一柱。
ナワトル語で tezcatl (鏡)、poca (煙る)という言葉から成り、「煙を吐く鏡」を意味する。
Wikipedia - テスカトリポカ

【初出】
新約十三巻

【解説】
真の『グレムリン』に所属する『魔神』の一柱。
他の『魔神』達と共に『隠世』に潜んで暗躍している。

神話に登場する真正のテスカトリポカではなく、
大航海時代にやって来たスペイン人をアステカ人が「ケツァルコアトル」と認識していた際、
それに対抗するために生み出されたテスカトリポカ。
故にオリジナルではないが性質は「太陽神」そのものであり、
世界創造を実行に移す力を持ちながら、人類抹殺に奔った「死神」とも呼ばれている。

アステカの魔神らしく生贄を肯定しているため、死者の集合体であるネフテュスとは反りが合わないらしい。

アレイスター=クロウリーが『隠世』に踏み込んだ際には意思表示していなかったが、『隠世』の性質上、事態は把握していると思われる。
学園都市には現れていなかったが、上里と遭遇し、
彼の右手に宿った『理想送り(ワールドリジェクター)』により『新天地』へと追放されてしまった。

新約十五巻にて片足に義足の代わりに大きな鏡を付けた男の姿を現したが、これはサンプル=ショゴスで外見だけを模したハリボテである。

本物のテスカトリポカは新約十七巻の新天地に登場。
宇宙から国を消し飛ばし湾にする程の光の柱を次々と放ち、娘々・ネフテュスと戦った。


最終更新:2018年02月02日 23:03