妖怪に好かれる体質を持つ高校一年生。陣内家の一人息子。
性格は基本的に見栄っ張り。金髪と鋭い目付きから頭の悪い不良のように見えるが、学業の成績は悪くなく、インテリヤクザというあだ名をつけられている。クラスでは学級委員を務める。
10年前はどんな妖怪とでも平等に仲良くなれると信じ、致命誘発体や負の側面の強い妖怪であれ分け隔てなく接し仲良く遊んでいた。
特に縁とは生まれた以来の付き合いで、いつも彼女に抱き着かれて眠っていた影響から誰かが一緒に布団の中にいないと眠れなくなっており、現在も寝ている間に周りの人物や枕などに抱きつく癖が残っている。
思春期に入ってからは縁に対しそれまでに比べ素っ気なく、あるいは下心を持って接するようになったものの、自分の人生の半分であるとまで考え非常に大切に思っている。
「最初からヒーローになるべく生まれてきた訳ではなく、新たな道に自ら進まなければ(いくつかの諦観と共に)変化のない人生に留まり、道を踏み外せばどこまでも転がり落ちていく『人間』である」と作者は述べている。
 
最終更新:2017年12月19日 18:17