【種別】
施設

【初出】
とある科学の超電磁砲第二十七話

【解説】
学園都市に存在する筋ジストロフィー関連の研究施設。
裏では絶対能力進化計画に関わっており、
妹達』(ミサカ19090号)の一人が調整を受けていた。

御坂美琴水穂機構・病理解析研究所に潜入していた頃、
上層部からの指示により、データ移設作業の応援として布束砥信が派遣された。
上層部の意図としては責任の所在を押しつけるためのいわば「トカゲの尻尾切り」としての招集だったが、
布束にも「『妹達』に人間の感情データをインプットすることで、計画の進行に一石を投じる」という狙いがあった。
研究員達の目を盗み、地下の端末を使用して感情の入力を試みるが、
麦野沈利の予測により派遣されていた絹旗最愛に発見され取り押さえられる。
捕縛され掛けながらも隙を突いて19090号へのインプットを行うが、
追加されていたセキュリティーを介さない命令だったため、ミサカネットワークに弾かれ失敗。
抵抗空しく捕縛され、学園都市の暗部に堕ちることとなった。

後日、美琴が侵入を試みた際には撤収作業は完了しておりデータは消去済み、
対外的にも施設の研究撤退が発表されたため、美琴は一時の安堵を得た。
しかし、アドバイザーであるカイツ=ノックレーベンによって計画は事前に外部企業に委託されており、
頓挫しないまま継続していることが後に判明する。

最終更新:2015年06月14日 02:10