【種別】
施設
御坂美琴が
水穂機構・病理解析研究所に潜入していた頃、
上層部からの指示により、データ移設作業の応援として
布束砥信が派遣された。
上層部の意図としては責任の所在を押しつけるためのいわば「トカゲの尻尾切り」としての招集だったが、
布束にも「『妹達』に人間の感情データをインプットすることで、計画の進行に一石を投じる」という狙いがあった。
研究員達の目を盗み、地下の端末を使用して感情の入力を試みるが、
麦野沈利の予測により派遣されていた
絹旗最愛に発見され取り押さえられる。
捕縛され掛けながらも隙を突いて19090号へのインプットを行うが、
追加されていたセキュリティーを介さない命令だったため、
ミサカネットワークに弾かれ失敗。
抵抗空しく捕縛され、学園都市の暗部に堕ちることとなった。
後日、美琴が侵入を試みた際には撤収作業は完了しておりデータは消去済み、
対外的にも施設の研究撤退が発表されたため、美琴は一時の安堵を得た。
しかし、アドバイザーである
カイツ=ノックレーベンによって計画は事前に外部企業に委託されており、
頓挫しないまま継続していることが後に判明する。
最終更新:2015年06月14日 02:10